第一級陸上無線技術士試験 無線工学B 過去問題 R4.1(2) B-3 R3.1(2) A-15 H30.1 A-14

R4.1(2) B-3

次の記述は、中波(MF)帯及び短波(HF)帯の電波の伝搬について述べたものである。このうち正しいものを1、誤っているものを2として解答せよ。

  1. MF帯のE層反射波は、日中はほとんど使えないが、夜間はD層の消滅により数千キロメートル伝搬することがある。
  2. MF帯の地表波の伝搬損は、垂直偏波の場合の方が水平偏波の場合より大きい。
  3. MF帯の地表波は、伝搬路が海上の場合よりも陸上の場合の方が遠方まで伝搬する。
  4. HF帯では、電離層の臨界周波数などの影響を受け、その伝搬特性は時間帯や周波数などによって大きく変化する。
  5. HF帯では、MF帯に比べて、電離層嵐(磁気嵐)やデリンジャー現象などの異常現象の影響を受けやすい。

解法

MF帯の地表波の伝搬損は、水平偏波の場合の方が垂直偏波の場合より大きい

MF帯の地表波は、伝搬路が陸上の場合よりも海上の場合の方が遠方まで伝搬する

答え…ア-1 イ-2 ウ-2 エ-1 オ-1

R3.1(2) A-15

次の記述は、中波(MF)帯及び短波(HF)帯の電波の伝搬について述べたものである。このうち誤っているものを下の番号から選べ。

  1. MF帯の地表波は、伝搬路が海上の場合よりも陸上の場合の方が遠方まで伝搬する。
  2. MF帯の地表波の伝搬損は、水平偏波の場合の方が垂直偏波の場合より大きい。
  3. MF帯のE層反射波は、日中はほとんど使えないが、夜間はD層の消滅により数千キロメートル伝搬することがある。
  4. HF帯では、電離層の臨界周波数などの影響を受け、その伝搬特性は時間帯や周波数などによって大きく変化する。
  5. HF帯では、MF帯に比べて、電離層嵐(磁気嵐)やデリンジャー現象などの異常現象の影響を受けやすい。

解法

MF帯の地表波は、伝搬路が陸上の場合よりも海上の場合の方が遠方まで伝搬する。

答え…1

H30.1 A-14

次の記述は、中波(MF)帯及び短波(HF)帯の電波の伝搬について述べたものである。このうち誤っているものを下の番号から選べ。

  1. MF帯のE層反射波は、日中はほとんど使えないが、夜間はD層の消滅により数千キロメートル伝搬することがある。
  2. MF帯の地表波の伝搬損は、垂直偏波の場合の方が水平偏波の場合より大きい。
  3. MF帯の地表波は、伝搬路が陸上の場合よりも海上の場合の方が遠方まで伝搬する。
  4. HF帯では、電離層の臨界周波数などの影響を受け、その伝搬特性は時間帯や周波数などによって大きく変化する。
  5. HF帯では、MF帯に比べて、電離層嵐(磁気嵐)やデリンジャー現象などの異常現象の影響を受けやすい。

解法

MF帯の地表波の伝搬損は、水平偏波の場合の方が垂直偏波の場合より大きい。

答え…2