第一級陸上無線技術士試験 無線工学B 過去問題 R4.7(1) A-12 R2.11(1) A-12 H29.7 A-12

R4.7(1) A-12

次の記述は、グレゴリアンアンテナについて述べたものである。\(\boxed{\phantom{1234}}\,\)内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。

  1. 主反射鏡に回転放物面、副反射鏡に回転楕円面の\(\,\boxed{\quad\text{A}\quad}\,\)を用い、副反射鏡の一方の焦点を主反射鏡の焦点と一致させ、他方の焦点を一次放射器の\(\,\boxed{\quad\text{B}\quad}\,\)中心と一致させた構造である。
  2. また、\(\,\boxed{\quad\text{C}\quad}\,\)によるブロッキングをなくして、サイドローブ特性を良好にするために、オフセット型が用いられる。
\[ \begin{array}{r c c c} &\text{A}&\text{B}&\text{C} \\ 1&凹面側&開口端&一次放射器 \\ 2&凹面側&位相&副反射鏡 \\ 3&凸面側&位相&一次放射器 \\ 4&凸面側&開口端&一次放射器 \\ 5&凸面側&開口端&副反射鏡 \end{array} \]

解法

グレゴリアンアンテナの副反射鏡は回転楕円面の凹面側

グレゴリアンアンテナの副反射鏡によるブロッキングをなくす

放射器と副反射鏡との関係は電波的に辻褄が合っていないとならないので位相

パラボラアンテナの一種。大きな皿が主反射鏡で、皿側の放射器から放射して、お椀または玉子形状の副反射鏡で一度反射させ、それを皿でもう一度反射させるというものらしい。副反射鏡がお椀形状であるものをグレゴリアン、玉子形状であるものをカセグレンと分類している模様。お椀のくぼみが楕円的で凹、玉子の出っ張りが双曲的で凸。副反射鏡の存在そのものが主反射鏡による放射の邪魔をする、ということで主反射鏡に影を作らない位置に副反射鏡をずらしたものがオフセット型。

答え…2

R2.11(1) A-12

次の記述は、グレゴリアンアンテナについて述べたものである。\(\boxed{\phantom{1234}}\,\)内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。

  1. 主反射鏡に回転放物面、副反射鏡に\(\,\boxed{\quad\text{A}\quad}\,\)の\(\,\boxed{\quad\text{B}\quad}\,\)を用い、副反射鏡の一方の焦点を主反射鏡の焦点と一致させ、他方の焦点を一次放射器の位相中心と一致させた構造である。
  2. また、\(\,\boxed{\quad\text{C}\quad}\,\)によるブロッキングをなくして、サイドローブ特性を良好にするために、オフセット型が用いられる。
\[ \begin{array}{r c c c} &\text{A}&\text{B}&\text{C} \\ 1&回転双曲面&凹面側&一次放射器 \\ 2&回転双曲面&凸面側&一次放射器 \\ 3&回転双曲面&凹面側&副反射鏡 \\ 4&回転楕円面&凸面側&一次放射器 \\ 5&回転楕円面&凹面側&副反射鏡 \end{array} \]

解法

グレゴリアンアンテナの副反射鏡は回転楕円面の凹面側

グレゴリアンアンテナの副反射鏡によるブロッキングをなくす

放射器と副反射鏡との関係は電波的に辻褄が合っていないとならないので位相

パラボラアンテナの一種。大きな皿が主反射鏡で、皿側の放射器から放射して、お椀または玉子形状の副反射鏡で一度反射させ、それを皿でもう一度反射させるというものらしい。副反射鏡がお椀形状であるものをグレゴリアン、玉子形状であるものをカセグレンと分類している模様。お椀のくぼみが楕円的で凹、玉子の出っ張りが双曲的で凸。副反射鏡の存在そのものが主反射鏡による放射の邪魔をする、ということで主反射鏡に影を作らない位置に副反射鏡をずらしたものがオフセット型。

答え…5

H29.7 A-12

次の記述は、グレゴリアンアンテナについて述べたものである。\(\boxed{\phantom{1234}}\,\)内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。

  1. 主反射鏡に回転放物面、副反射鏡に\(\,\boxed{\quad\text{A}\quad}\,\)の凹面側を用い、副反射鏡の一方の焦点を主反射鏡の焦点と一致させ、他方の焦点を一次放射器の\(\,\boxed{\quad\text{B}\quad}\,\)中心と一致させた構造である。
  2. また、\(\,\boxed{\quad\text{C}\quad}\,\)によるブロッキングをなくして、サイドローブ特性を良好にするために、オフセット型が用いられる。
\[ \begin{array}{r c c c} &\text{A}&\text{B}&\text{C} \\ 1&回転双曲面&位相&一次放射器 \\ 2&回転双曲面&開口端&一次放射器 \\ 3&回転双曲面&位相&副反射鏡 \\ 4&回転楕円面&位相&副反射鏡 \\ 5&回転楕円面&開口端&一次放射器 \end{array} \]

解法

グレゴリアンアンテナの副反射鏡は回転楕円面の凹面側

グレゴリアンアンテナの副反射鏡によるブロッキングをなくす

放射器と副反射鏡との関係は電波的に辻褄が合っていないとならないので位相

パラボラアンテナの一種。大きな皿が主反射鏡で、皿側の放射器から放射して、お椀または玉子形状の副反射鏡で一度反射させ、それを皿でもう一度反射させるというものらしい。副反射鏡がお椀形状であるものをグレゴリアン、玉子形状であるものをカセグレンと分類している模様。お椀のくぼみが楕円的で凹、玉子の出っ張りが双曲的で凸。副反射鏡の存在そのものが主反射鏡による放射の邪魔をする、ということで主反射鏡に影を作らない位置に副反射鏡をずらしたものがオフセット型。

答え…4