第一級陸上無線技術士試験 無線工学B 過去問題 R5.7(1) A-17

R5.7(1) A-17

次の記述は、太陽フレアについて述べたものである。\(\boxed{\phantom{1234}}\,\)内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。

  1. 太陽フレアとは、太陽の表面の爆発現象で、これにより\(\,\boxed{\quad\text{A}\quad}\,\)などの電磁波、高エネルギー粒子、プラズマなどが\(\,\boxed{\quad\text{B}\quad}\,\)から数日間で地球に到達し、停電、通信障害、人工衛星などへ影響を及ぼすことが知られている。
  2. 太陽フレアは、太陽の黒点の活動と大きな関連性があり、黒点周期の極大期には大黒点や黒点群の近くで毎日のように起こっている。黒点の活動周期は、概ね\(\,\boxed{\quad\text{C}\quad}\,\)であることも知られている。
  3. 太陽フレアが起きると、大量の電磁波だけでなく、電子や陽子・重イオンなどの高エネルギー粒子も放出される。高エネルギーの陽子が増加する現象は、\(\boxed{\quad\text{D}\quad}\,\)現象と呼ばれる。
\[ \begin{array}{r c c c c} &\text{A}&\text{B}&\text{C}&\text{D} \\ 1&ミリ波&2秒&11年&プロトン \\ 2&ミリ波&8分&80年&デリンジャ \\ 3&\text{X}線&8分&11年&プロトン \\ 4&\text{X}線&2秒&80年&プロトン \\ 5&\text{X}線&8分&11年&デリンジャ \end{array} \]

解法

X線などの電磁波が8分で到達する

黒点の活動周期は11年

太陽フレアにより高エネルギーの陽子が増加する現象をプロトン現象という

答え…3