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第一級陸上無線技術士試験 無線工学B 過去問題 R5.7(1) A-8 R5.1(2) A-9 R4.1(2) A-8 R3.7(2) A-9 R2.11(2) A-9 R2.1 A-9 H30.7 A-7 H29.7 A-8

R5.7(1) A-8

次の記述は、平面波が有限な導電率の導体中へ浸透する深さを表す表皮厚さ(深さ)について述べたものである。1234内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、平面波はマイクロ波とし、eを自然対数の底とする。

  1. 表皮厚さは、導体表面の電磁界強度がAに減衰するときの導体表面からの距離をいう。
  2. 表皮厚さが薄くなるほど、減衰抵抗はBなる。
  3. 表皮厚さは、導体の導電率が小さくなるほどCなる。
ABC11/e21/e31/e41/(2e)51/(2e)

解法

導体の導電率をσ、透磁率をμ、誘電率をε、電波の角周波数をωとすると、減衰定数α及び表皮厚さ(深さ)δは次式で表される。

α=1δδ=2ωμσ

答え…3

R5.1(2) A-9

次の記述は、有限な導電率の導体中へ平面波が浸透する深さを表す表皮厚さ(深さ)について述べたものである。このうち誤っているものを下の番号から選べ。ただし、平面波はマイクロ波とし、eを自然対数の底で、e2.718とする。

  1. 導体内の電界、磁界及び電流の振幅が導体表面の振幅の1/eに減少する導体表面からの距離をいう。
  2. 導体の透磁率が小さいほど、厚く(深く)なる。
  3. 導体の導電率が大きいほど、薄く(浅く)なる。
  4. 導体内の減衰定数が小さくなるほど、薄く(浅く)なる。
  5. 周波数が高くなるほど、薄く(浅く)なる。

解法

導体内の減衰定数が小さくなるほど、厚く(深く)なる。

導体の導電率をσ、透磁率をμ、誘電率をε、電波の角周波数をωとすると、減衰定数α及び表皮厚さ(深さ)δは次式で表される。

α=1δδ=2ωμσ

答え…4

R4.1(2) A-8

次の記述は、平面波が有限な導電率の導体中へ浸透する深さを表す表皮厚さ(深さ)について述べたものである。1234内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、平面波はマイクロ波とし、eを自然対数の底とする。

  1. 表皮厚さは、導体表面の電磁界強度がAに減衰するときの導体表面からの距離をいう。
  2. 表皮厚さがBなるほど、減衰抵抗は小さくなる。
  3. 表皮厚さは、導体の導電率がCほど薄くなる。
ABC11/e21/e31/e41/(2e)51/(2e)

解法

導体の導電率をσ、透磁率をμ、誘電率をε、電波の角周波数をωとすると、減衰定数α及び表皮厚さ(深さ)δは次式で表される。

α=1δδ=2ωμσ

答え…1

R3.7(2) A-9

次の記述は、有限な導電率の導体中へ平面波が浸透する深さを表す表皮厚さ(深さ)について述べたものである。このうち誤っているものを下の番号から選べ。ただし、平面波はマイクロ波とし、eを自然対数の底とする。

  1. 導体内の電界、磁界及び電流の振幅が導体表面の振幅の1/e(0.368)に減少する導体表面からの距離をいう。
  2. 導体の透磁率が小さいほど、厚く(深く)なる。
  3. 導体の導電率が小さいほど、薄く(浅く)なる。
  4. 導体内の減衰定数が小さくなるほど、厚く(深く)なる。
  5. 周波数が高くなるほど、薄く(浅く)なる。

解法

導体の導電率が小さいほど、厚く(深く)なる。

導体の導電率をσ、透磁率をμ、誘電率をε、電波の角周波数をωとすると、減衰定数α及び表皮厚さ(深さ)δは次式で表される。

α=1δδ=2ωμσ

答え…3

R2.11(2) A-9

次の記述は、有限な導電率の導体中へ平面波が浸透する深さを表す表皮厚さ(深さ)について述べたものである。このうち誤っているものを下の番号から選べ。ただし、平面波はマイクロ波とし、eを自然対数の底とする。

  1. 導体内の電界、磁界及び電流の振幅が導体表面の振幅の1/e(0.368)に減少する導体表面からの距離をいう。
  2. 導体の透磁率が大きいほど、厚く(深く)なる。
  3. 導体の導電率が大きいほど、薄く(浅く)なる。
  4. 導体内の減衰定数が小さくなるほど、厚く(深く)なる。
  5. 周波数が高くなるほど、薄く(浅く)なる。

解法

導体の透磁率が大きいほど、薄く(浅く)なる。

導体の導電率をσ、透磁率をμ、誘電率をε、電波の角周波数をωとすると、減衰定数α及び表皮厚さ(深さ)δは次式で表される。

α=1δδ=2ωμσ

答え…2

R2.1 A-9

次の記述は、平面波が有限な導電率の導体中へ浸透する深さを表す表皮厚さ(深さ)について述べたものである。1234内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、平面波はマイクロ波とし、eを自然対数の底とする。

  1. 表皮厚さは、導体表面の電磁界強度がAに減衰するときの導体表面からの距離をいう。
  2. 表皮厚さは、導体の導電率が大きいほどBなる。
  3. 表皮厚さが厚くなるほど、減衰抵抗はCなる。
ABC11/(2e)21/(2e)31/(2e)41/e51/e

解法

導体の導電率をσ、透磁率をμ、誘電率をε、電波の角周波数をωとすると、減衰定数α及び表皮厚さ(深さ)δは次式で表される。

α=1δδ=2ωμσ

答え…5

H30.7 A-7

次の記述は、平面波が有限な導電率の導体中へ浸透する深さを表す表皮厚さ(深さ)について述べたものである。1234内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。ただし、平面波はマイクロ波とし、eを自然対数の底とする。

  1. 表皮厚さは、導体表面の電磁界強度がAに減衰するときの導体表面からの距離をいう。
  2. 表皮厚さは、導体の導電率がBなるほど薄くなる。
  3. 表皮厚さがCなるほど、減衰抵抗は小さくなる。
ABC11/(2e)21/(2e)31/(2e)41/e51/e

解法

導体の導電率をσ、透磁率をμ、誘電率をε、電波の角周波数をωとすると、減衰定数α及び表皮厚さ(深さ)δは次式で表される。

α=1δδ=2ωμσ

答え…4

H29.7 A-8

次の記述は、有限な導電率の導体中へ平面波が浸透する深さを表す表皮厚さ(深さ)について述べたものである。このうち誤っているものを下の番号から選べ。ただし、平面波はマイクロ波とし、eを自然対数の底とする。

  1. 導体内の電界、磁界及び電流の振幅が導体表面の振幅の1/e(0.368)に減少する導体表面からの距離をいう。
  2. 導体内の減衰定数が小さくなるほど、厚く(深く)なる。
  3. 導体の導電率が小さいほど、薄く(浅く)なる。
  4. 導体の透磁率が小さいほど、厚く(深く)なる。
  5. 周波数が高くなるほど、薄く(浅く)なる。

解法

導体の導電率が大きいほど、薄く(浅く)なる。

導体の導電率をσ、透磁率をμ、誘電率をε、電波の角周波数をωとすると、減衰定数α及び表皮厚さ(深さ)δは次式で表される。

α=1δδ=2ωμσ

答え…3