R6.1 A-13
アンテナ導線(素子)の特性インピーダンスが628[Ω]で、長さ25[m]の垂直接地アンテナを周波数1.5[MHz]に共振させて用いるとき、アンテナの基部に挿入すべき延長コイルのインダクタンスの値として、最も近いものを下の番号から選べ。ただし、大地は完全導体とする。
解法
垂直接地アンテナを特性インピーダンスZ0[Ω]、長さl[m]の終端が開放された線路として、インピーダンス˙Z[Ω]を求めると
˙Z=−jZ0cotβl位相定数βを2π/λとして
˙Z=−j628cot(2π3001.5×25)=−j628cot(2π200×25)=−j628cot(π100×25)=−j628cotπ4=−j6281tanπ4=−j628=−jZ0アンテナを共振させるために用いられる延長コイルL[H]の誘導性リアクタンスXL[Ω]の値は
XL=2πfL=Z0[Ω]L=Z02πf=6282π×1.5×106=6282π×1.5×10−6≒6289.42×10−6=66.7×10−6[H]=66.7[μH]答え…4
R4.7(2) A-10
アンテナ導線(素子)の特性インピーダンスが628[Ω]で、長さ12.5[m]の垂直接地アンテナを周波数3[MHz]に共振させて用いるとき、アンテナの基部に挿入すべき延長コイルのインダクタンスの値として、最も近いものを下の番号から選べ。ただし、大地は完全導体とする。
解法
垂直接地アンテナを特性インピーダンスZ0[Ω]、長さl[m]の終端が開放された線路として、インピーダンス˙Z[Ω]を求めると
˙Z=−jZ0cotβl位相定数βを2π/λとして
˙Z=−j628cot(2π3003×12.5)=−j628cot(2π100×12.5)=−j628cot(π50×12.5)=−j628cotπ4=−j6281tanπ4=−j628=−jZ0アンテナを共振させるために用いられる延長コイルL[H]の誘導性リアクタンスXL[Ω]の値は
XL=2πfL=Z0[Ω]L=Z02πf=6282π×3×106=6282π×3×10−6≒62818.84×10−6=33.3×10−6[H]=33.3[μH]答え…1
R3.1(2) A-10
アンテナ導線(素子)の特性インピーダンスが942[Ω]で、長さ25[m]の垂直接地アンテナを周波数1.5[MHz]に共振させて用いるとき、アンテナの基部に挿入すべき延長コイルのインダクタンスの値として、最も近いものを下の番号から選べ。ただし、大地は完全導体とする。
解法
垂直接地アンテナを特性インピーダンスZ0[Ω]、長さl[m]の終端が開放された線路として、インピーダンス˙Z[Ω]を求めると
˙Z=−jZ0cotβl位相定数βを2π/λとして
˙Z=−j942cot(2π3001.5×25)=−j942cot(2π200×25)=−j942cot(π100×25)=−j942cotπ4=−j9421tanπ4=−j942=−jZ0アンテナを共振させるために用いられる延長コイルL[H]の誘導性リアクタンスXL[Ω]の値は
XL=2πfL=Z0[Ω]L=Z02πf=9422π×1.5×106=9422π×1.5×10−6≒9429.42×10−6=100×10−6[H]=100[μH]答え…5
H30.7 A-11
アンテナ導線(素子)の特性インピーダンスが471[Ω]で、長さ25[m]の垂直接地アンテナを周波数1.5[MHz]に共振させて用いるとき、アンテナの基部に挿入すべき延長コイルのインダクタンスの値として、最も近いものを下の番号から選べ。ただし、大地は完全導体とする。
解法
垂直接地アンテナを特性インピーダンスZ0[Ω]、長さl[m]の終端が開放された線路として、インピーダンス˙Z[Ω]を求めると
˙Z=−jZ0cotβl位相定数βを2π/λとして
˙Z=−j471cot(2π3001.5×25)=−j471cot(2π200×25)=−j471cot(π100×25)=−j471cotπ4=−j4711tanπ4=−j471=−jZ0アンテナを共振させるために用いられる延長コイルL[H]の誘導性リアクタンスXL[Ω]の値は
XL=2πfL=Z0[Ω]L=Z02πf=4712π×1.5×106=4712π×1.5×10−6≒4719.42×10−6=50×10−6[H]=50[μH]答え…1
H28.1 A-10
アンテナ導線(素子)の特性インピーダンスが628[Ω]で、長さ25[m]の垂直接地アンテナを周波数1.5[MHz]に共振させて用いるとき、アンテナの基部に挿入すべき延長コイルのインダクタンスの値として、最も近いものを下の番号から選べ。ただし、大地は完全導体とする。
解法
垂直接地アンテナを特性インピーダンスZ0[Ω]、長さl[m]の終端が開放された線路として、インピーダンス˙Z[Ω]を求めると
˙Z=−jZ0cotβl位相定数βを2π/λとして
˙Z=−j628cot(2π3001.5×25)=−j628cot(2π200×25)=−j628cot(π100×25)=−j628cotπ4=−j6281tanπ4=−j628=−jZ0アンテナを共振させるために用いられる延長コイルL[H]の誘導性リアクタンスXL[Ω]の値は
XL=2πfL=Z0[Ω]L=Z02πf=6282π×1.5×106=6282π×1.5×10−6≒6289.42×10−6=66.6×10−6[H]=67[μH]