R6.1 A-9
次の記述は、図に示す主導波管と副導波管を交差角\(\,\theta\,\)を持たせて重ね合わせて結合孔を設けたベーテ孔方向性結合器について述べたものである。このうち誤っているものを下の番号から選べ。ただし、導波管内の伝送モードは、\(TE_{10}\,\)とし、\(\theta\,\)は\(\,90\,\)度より小さいものとする。
- 主導波管と副導波管は、\(H\,\)面を重ね合わせる。
- 電界結合した電磁波が副導波管内を対称に両方向に進み、また、磁界結合した電磁波が副導波管を一方向に進む性質を利用する。
- \(\theta\,\)をある一定値にすることで、磁界結合して左右に進む一方の電磁波を電界結合した電磁波で打ち消すと同時に他方向の電磁波に相加わるようにする。
- 磁界結合した電磁波の大きさは、\(\cos\theta\,\)にほぼ比例して変わる。
- 電界結合した電磁波の大きさは、\(\cos\theta\,\)に無関係である。
解法
\(\theta\,\)をある一定値にすることで、電界結合して左右に進む一方の電磁波を磁界結合した電磁波で打ち消すと同時に他方向の電磁波に相加わるようにする。
答え…3
R5.7(2) A-9
次の記述は、図に示すベーテ孔方向性結合器について述べたものである。\(\boxed{\phantom{1234}}\,\)内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。なお、同じ記号の\(\,\boxed{\phantom{1234}}\,\)内には、同じ字句が入るものとする。また、導波管内の伝送モードは\(\,TE_{10}\,\)であるものとし、交差角\(\,\theta\,\)は、\(90\,\)度より小さいものとする。
- 主導波管と副導波管の\(\,H\,\)面を、交差角\(\,\theta\,\)を持たせて重ね合わせて結合孔を設けたものであり、この結合孔を通して電界結合した電波と磁界結合した電波が同時に副導波管内を進行する。このうち、\(\boxed{\quad\text{A}\quad}\,\)した電波が副導波管内を対称に両方向に進み、また、\(\boxed{\quad\text{B}\quad}\,\)した電磁波が副導波管を一方向に進む性質を利用した方向性結合器である。
- \(\boxed{\quad\text{A}\quad}\,\)した電波の大きさは、\(\theta\,\)に無関係であるが、\(\boxed{\quad\text{B}\quad}\,\)した電波の大きさは\(\,\boxed{\quad\text{C}\quad}\,\)にほぼ比例して変わるので、\(\theta\,\)をある一定値にすることにより、\(\boxed{\quad\text{A}\quad}\,\)して左右に進む一方の電波を\(\,\boxed{\quad\text{B}\quad}\,\)した電波で打ち消すと同時に他方向の電波に相加わるようにすることができる。
- この方向性結合器は、方向性(方向選別度)がほぼ周波数に\(\,\boxed{\quad\text{D}\quad}\,\)という特徴を持っている。
解法
電界結合した電磁波が副導波管内を対称に両方向に進み、また、磁界結合した電磁波が副導波管を一方向に進む性質を利用する。
磁界結合した電磁波の大きさは、\(\cos\theta\,\)にほぼ比例して変わる。
方向性は周波数に無関係。
答え…3
R4.7(2) A-8
次の記述は、図に示す主導波管と副導波管を交差角\(\,\theta\,\)を持たせ、重ね合わせて結合孔を設けたベーテ孔方向性結合器について述べたものである。このうち正しいものを下の番号から選べ。ただし、導波管内の伝送モードは、\(TE_{10}\,\)とし、\(\theta\,\)は\(\,90\,\)度より小さいものとする。
- 主導波管と副導波管は、\(E\,\)面を重ね合わせる。
- \(\theta\,\)をある一定値にすることで、電界結合して左右に進む一方の電磁波を磁界結合した電磁波で打ち消すと同時に他方向の電磁波に相加わるようにする。
- 磁界結合した電磁波が副導波管内を対称に両方向に進み、また、電界結合した電磁波が副導波管を一方向に進む性質を利用する。
- 電界結合した電磁波の大きさは、\(\cos\theta\,\)にほぼ比例して変わる。
- 磁界結合した電磁波の大きさは、\(\cos\theta\,\)に無関係である。
解法
主導波管と副導波管は、\(H\,\)面を重ね合わせる。
電界結合した電磁波が副導波管内を対称に両方向に進み、また、磁界結合した電磁波が副導波管を一方向に進む性質を利用する。
磁界結合した電磁波の大きさは、\(\cos\theta\,\)にほぼ比例して変わる。
電界結合した電磁波の大きさは、\(\cos\theta\,\)に無関係である。
答え…2
R4.7(1) B-2
次の記述は、図に示す主導波管と副導波管を交差角\(\,\theta\,\)を持たせて重ね合わせて結合孔を設けたベーテ孔方向性結合器について述べたものである。このうち正しいものを1、誤っているものを2として解答せよ。ただし、導波管内の伝送モードは、\(TE_{10}\,\)とし、\(\theta\,\)は\(\,90\,\)度より小さいものとする。
- 主導波管と副導波管は、\(H\,\)面を重ね合わせる。
- 磁界結合した電磁波が副導波管内を対称に両方向に進み、また、電界結合した電磁波が副導波管を一方向に進む性質を利用する。
- \(\theta\,\)をある一定値にすることで、電界結合して左右に進む一方の電磁波を磁界結合した電磁波で打ち消すと同時に他方向の電磁波に相加わるようにする。
- 電界結合した電磁波の大きさは、\(\cos\theta\,\)にほぼ比例して変わる。
- 磁界結合した電磁波の大きさは、\(\theta\,\)に無関係である。
解法
電界結合した電磁波が副導波管内を対称に両方向に進み、また、磁界結合した電磁波が副導波管を一方向に進む性質を利用する。
磁界結合した電磁波の大きさは、\(\cos\theta\,\)にほぼ比例して変わる。
電界結合した電磁波の大きさは、\(\theta\,\)に無関係である。
答え…ア-1 イ-2 ウ-1 エ-2 オ-2
R3.1(1) B-2
次の記述は、図に示す主導波管と副導波管を交差角\(\,\theta\,\)を持たせて重ね合わせて結合孔を設けたベーテ孔方向性結合器について述べたものである。このうち正しいものを1、誤っているものを2として解答せよ。ただし、導波管内の伝送モードは、\(TE_{10}\,\)とし、\(\theta\,\)は\(\,90\,\)度より小さいものとする。
- 主導波管と副導波管は、\(H\,\)面を重ね合わせる。
- 磁界結合した電磁波が副導波管内を対称に両方向に進み、また、電界結合した電磁波が副導波管を一方向に進む性質を利用する。
- \(\theta\,\)をある一定値にすることで、電界結合して左右に進む一方の電磁波を磁界結合した電磁波で打ち消すと同時に他方向の電磁波に相加わるようにする。
- 磁界結合した電磁波の大きさは、\(\cos\theta\,\)にほぼ比例して変わる。
- 電界結合した電磁波の大きさは、\(\cos\theta\,\)に無関係である。
解法
電界結合した電磁波が副導波管内を対称に両方向に進み、また、磁界結合した電磁波が副導波管を一方向に進む性質を利用する。
答え…ア-1 イ-2 ウ-1 エ-1 オ-1
R2.11(1) A-8
次の記述は、図に示す主導波管と副導波管を交差角\(\,\theta\,\)を持たせて重ね合わせて結合孔を設けたベーテ孔方向性結合器について述べたものである。このうち誤っているものを下の番号から選べ。ただし、導波管内の伝送モードは、\(TE_{10}\,\)とし、\(\theta\,\)は\(\,90\,\)度より小さいものとする。
- 主導波管と副導波管は、\(H\,\)面を重ね合わせる。
- \(\theta\,\)をある一定値にすることで、電界結合して左右に進む一方の電磁波を磁界結合した電磁波で打ち消すと同時に他方向の電磁波に相加わるようにする。
- 磁界結合した電磁波が副導波管内を対称に両方向に進み、また、電界結合した電磁波が副導波管を一方向に進む性質を利用する。
- 磁界結合した電磁波の大きさは、\(\cos\theta\,\)にほぼ比例して変わる。
- 電界結合した電磁波の大きさは、\(\cos\theta\,\)に無関係である。
解法
電界結合した電磁波が副導波管内を対称に両方向に進み、また、磁界結合した電磁波が副導波管を一方向に進む性質を利用する。
答え…3
H30.1 A-9
次の記述は、図に示す主導波管と副導波管を交差角\(\,\theta\,\)を持たせて重ね合わせて結合孔を設けたベーテ孔方向性結合器について述べたものである。このうち誤っているものを下の番号から選べ。ただし、導波管内の伝送モードは、\(TE_{10}\,\)とし、\(\theta\,\)は\(\,90\,\)度より小さいものとする。
- 主導波管と副導波管は、\(H\,\)面を重ね合わせる。
- 磁界結合した電磁波が副導波管内を対称に両方向に進み、また、電界結合した電磁波が副導波管を一方向に進む性質を利用する。
- \(\theta\,\)をある一定値にすることで、電界結合して左右に進む一方の電磁波を磁界結合した電磁波で打ち消すと同時に他方向の電磁波に相加わるようにする。
- 磁界結合した電磁波の大きさは、\(\cos\theta\,\)にほぼ比例して変わる。
- 電界結合した電磁波の大きさは、\(\cos\theta\,\)に無関係である。
解法
電界結合した電磁波が副導波管内を対称に両方向に進み、また、磁界結合した電磁波が副導波管を一方向に進む性質を利用する。
答え…2
H28.1 B-1
次の記述は、図に示す主導波管と副導波管を交差角\(\,\theta\,\)を持たせて重ね合わせて結合孔を設けたベーテ孔方向性結合器について述べたものである。このうち正しいものを1、誤っているものを2として解答せよ。ただし、導波管内の伝送モードは、\(TE_{10}\,\)とし、\(\theta\,\)は\(\,90\,\)度より小さいものとする。
- 主導波管と副導波管は、\(H\,\)面を重ね合わせる。
- 電界結合した電磁波が副導波管内を対称に両方向に進み、また、磁界結合した電磁波が副導波管を一方向に進む性質を利用する。
- \(\theta\,\)をある一定値にすることで、電界結合して左右に進む一方の電磁波を磁界結合した電磁波で打ち消すと同時に他方向の電磁波に相加わるようにする。
- 電界結合した電磁波の大きさは、\(\cos\theta\,\)にほぼ比例して変わる。
- 磁界結合した電磁波の大きさは、\(\cos\theta\,\)に無関係である。
解法
磁界結合した電磁波の大きさは、\(\cos\theta\,\)にほぼ比例して変わる。
電界結合した電磁波の大きさは、\(\cos\theta\,\)に無関係である。