R6.1 B-2
次の記述は、ASR(空港監視レーダー)のアンテナについて述べたものである。\(\boxed{\phantom{1234}}\,\)内に入れるべき字句を下の番号から選べ。ただし、アンテナの位置から見た仰角を\(\,\theta\,[\mathrm{rad}]\,\)とする。
- レーダーから見た航空機の高度を\(\,H\,[\mathrm{m}]\,\)とすると、レーダーと航空機の距離は、\(\boxed{\quad\text{ア}\quad}\,[\mathrm{m}]\,\)となる。
- 垂直面内の指向性は、\(\boxed{\quad\text{イ}\quad}\,\)であり、航空機が等高度で飛行していれば、航空機からの反射波の強度は、航空機までの距離に\(\,\boxed{\quad\text{ウ}\quad}\,\)。
- 水平面内のビーム幅は、方位分解能をよくするため非常に\(\,\boxed{\quad\text{エ}\quad}\,\)。
- 用いられる周波数帯は、\(\boxed{\quad\text{オ}\quad}\,\)である。
解法
アンテナと航空機の距離を\(\,R\,[\mathrm{m}]\,\)、その関係は次式で表される。
\[ H=R\sin\theta\,[\mathrm{m}] \]これより
\[ R=\cfrac H{\sin\theta}=H\,\mathbb{cosec}\,\theta\,[\mathrm{m}] \]反射波の受信電力は、指向性係数の2乗に比例するので、垂直面の指向性係数が\(\,\mathbb{cosec}^2\,\theta\,\)の特性を持つ。
また、航空機が等高度で飛行するとき、反射波の受信電力は距離に無関係でほぼ一定となる。
水平面内のビーム幅は、非常に狭い。
周波数帯はSバンド。
答え…ア-7 イ-6 ウ-3 エ-4 オ-10
R4.7(2) A-13
次の記述は、ASR(空港監視レーダー)のアンテナについて述べたものである。\(\boxed{\phantom{1234}}\,\)内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。
- 垂直面内の指向性は、\(\boxed{\quad\text{A}\quad}\,\)特性である。
- 航空機が等高度で飛行していれば、航空機からの反射波の強度は、航空機までの距離に\(\,\boxed{\quad\text{B}\quad}\,\)。
- 水平面内のビーム幅は、非常に\(\,\boxed{\quad\text{C}\quad}\,\)。
解法
航空機の地上からの高度を\(\,h\,[\mathrm{m}]\,\)、アンテナと航空機の距離を\(\,R\,[\mathrm{m}]\,\)、アンテナを頂点とした航空機と地上との狭角を\(\,\theta\,\)とすると、その関係は次式で表される。
\[ h=R\sin\theta\,[\mathrm{m}] \]これより
\[ R=\cfrac h{\sin\theta}=h\csc\theta\,[\mathrm{m}] \]反射波の受信電力は、指向性係数の2乗に比例するので、垂直面の指向性係数が\(\,\csc^2\theta\,\)の特性を持つ。また、航空機が等高度で飛行するとき、反射波の受信電力は距離に無関係でほぼ一定となる。
…ということですが、「コセカント」「無関係」「狭い」と覚えるのが早そうです。
答え…5
R3.1(1) A-12
次の記述は、ASR(空港監視レーダー)のアンテナについて述べたものである。\(\boxed{\phantom{1234}}\,\)内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。
- 垂直面内の指向性は、\(\boxed{\quad\text{A}\quad}\,\)特性である。
- 航空機が等高度で飛行していれば、航空機からの反射波の強度は、航空機までの距離に\(\,\boxed{\quad\text{B}\quad}\,\)。
- 水平面内のビーム幅は、非常に\(\,\boxed{\quad\text{C}\quad}\,\)。
解法
航空機の地上からの高度を\(\,h\,[\mathrm{m}]\,\)、アンテナと航空機の距離を\(\,R\,[\mathrm{m}]\,\)、アンテナを頂点とした航空機と地上との狭角を\(\,\theta\,\)とすると、その関係は次式で表される。
\[ h=R\sin\theta\,[\mathrm{m}] \]これより
\[ R=\cfrac h{\sin\theta}=h\csc\theta\,[\mathrm{m}] \]反射波の受信電力は、指向性係数の2乗に比例するので、垂直面の指向性係数が\(\,\csc^2\theta\,\)の特性を持つ。また、航空機が等高度で飛行するとき、反射波の受信電力は距離に無関係でほぼ一定となる。
…ということですが、「コセカント」「無関係」「狭い」と覚えるのが早そうです。
答え…4
R1.7 A-13
次の記述は、ASR(空港監視レーダー)のアンテナについて述べたものである。\(\boxed{\phantom{1234}}\,\)内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。
- 垂直面内の指向性は、\(\boxed{\quad\text{A}\quad}\,\)特性である。
- 航空機が等高度で飛行していれば、航空機からの反射波の強度は、航空機までの距離に\(\,\boxed{\quad\text{B}\quad}\,\)。
- 水平面内のビーム幅は、非常に\(\,\boxed{\quad\text{C}\quad}\,\)。
解法
航空機の地上からの高度を\(\,h\,[\mathrm{m}]\,\)、アンテナと航空機の距離を\(\,R\,[\mathrm{m}]\,\)、アンテナを頂点とした航空機と地上との狭角を\(\,\theta\,\)とすると、その関係は次式で表される。
\[ h=R\sin\theta\,[\mathrm{m}] \]これより
\[ R=\cfrac h{\sin\theta}=h\csc\theta\,[\mathrm{m}] \]反射波の受信電力は、指向性係数の2乗に比例するので、垂直面の指向性係数が\(\,\csc^2\theta\,\)の特性を持つ。また、航空機が等高度で飛行するとき、反射波の受信電力は距離に無関係でほぼ一定となる。
…ということですが、「コセカント」「無関係」「狭い」と覚えるのが早そうです。
答え…3
H29.1 A-13
次の記述は、ASR(空港監視レーダー)のアンテナについて述べたものである。\(\boxed{\phantom{1234}}\,\)内に入れるべき字句の正しい組合せを下の番号から選べ。
- 垂直面内の指向性は、\(\boxed{\quad\text{A}\quad}\,\)特性である。
- 航空機が等高度で飛行していれば、航空機からの反射波の強度は、航空機までの距離に\(\,\boxed{\quad\text{B}\quad}\,\)。
- 水平面内のビーム幅は、非常に\(\,\boxed{\quad\text{C}\quad}\,\)。
解法
航空機の地上からの高度を\(\,h\,[\mathrm{m}]\,\)、アンテナと航空機の距離を\(\,R\,[\mathrm{m}]\,\)、アンテナを頂点とした航空機と地上との狭角を\(\,\theta\,\)とすると、その関係は次式で表される。
\[ h=R\sin\theta\,[\mathrm{m}] \]これより
\[ R=\cfrac h{\sin\theta}=h\csc\theta\,[\mathrm{m}] \]反射波の受信電力は、指向性係数の2乗に比例するので、垂直面の指向性係数が\(\,\csc^2\theta\,\)の特性を持つ。また、航空機が等高度で飛行するとき、反射波の受信電力は距離に無関係でほぼ一定となる。
…ということですが、「コセカント」「無関係」「狭い」と覚えるのが早そうです。