Ｑ：アバターコースから得られるものは何ですか。

Ａ：あなたが望むとおりの現実を創り出す能力です。

「人は信じていることを経験する＝Beliefs create experience.」という真理のとおり、＜信じていること（信念）＞と＜自分が経験する現実＞の関係性に立ち、信念の管理を通して現実を変えていく技術を修得することです。

Ｑ：それは、希望的信念を思い描いたり、自分に言い聞かせて信じ込み現実化させるポジティブシンキング（肯定的発想法）、ビジュアライゼーション、イメージトレーニング、アファメーション（肯定宣言法）などの様々なテクニックとしても一般的ですが、どう違うのですか？

Ａ：これらのテクニックによって必ずしも「実現する」とは限らないのは、その願望はその裏にある「実現しない」という顕在的・潜在的な信念（社会的通念、科学的事実、既成事実、確率、反対意見、不安、依存心、不信、緊張、etc ）と不整合をおこしてしまうからです。そしてこのネガティブな想いはつぎづきと生まれ続けていきます。アバターは信念を創り出すだけでなく、それに伴うネガティブな信念を確実、かつ効果的に消去させるテクニックである点に大きな違いがあります。

Ｑ：ネガティブな想いを消すための、様々なカウンセリングや心理療法との違いは？

Ａ：アバターコースは現代の私たちの生活に合致した、合理的で実用的な技術として意図的に開発されたものです。誰もが第三者の助けをかりなくても、自分だけで問題を処理できるようになります。その修得や処理に長い時間をかける必要も、原因追求の分析を繰り返す必要もありません。今までこのような技術の修得は、覚醒を遂げた人、あるいは特殊な能力を備えた人だけに可能であると考えられていましたが、それが誰にでも可能になったのです。

Ｑ：どうしてそんなことが可能なのですか？

Ａ：アバターコースによって、あなたは信念を管理する主体としての「あなたそのものの本質」に気づきます。コースを進むに従って、今まで「私は・・・」と思っていた様々な見方が、みんな自分が創り出していた信念であることが分かるでしょう。

そして、この「私」自体が信念なのです。つまりこれらの信念のフィルターを通して、自分という信念を創っている「本当の自分＝創造主としての源」の意識のレベルの“あなた”に気づくはずです。あなたがこの気づきの中で、意志を働かせたとき望ましい信念を選び、なりたい自分、在りたい現実を意図的に創りだすことができるようになるのです。

Ｑ：アバターコースは一種の瞑想のようなものですか？

Ａ：Yes and Noです。

「思考を静め精神を意のままにし、宇宙と一体感を持つ」という意味では瞑想と似ていますが、もっと面白くて効果的な方法です。それを心の葛藤なしに、遊び感覚で行います。それはあたかも金庫（心）を無理にこじ開けるのではなく、ダイヤルを合わせて自然に開けるようなものです。長年、瞑想などの修行を重ねてきた人々で、いかに今まで心の扉をこじ開けるために苦労してきたかを悟り、アバターコースの効果に驚き絶賛している人がたくさんいます。

Ｑ：アバターコースでは、トラウマ（精神的な傷）や人生の秘密を、他の参加者たちに 表明しなければならなりませんか？

Ａ：コースの中でも、日常で使う場合でも、技術的には、秘密を他人に表明しなければ ならないことはありません。安心してください。

大切なのは＜自分に本当に正直になる＞ことだからです。

Ｑ：私は集団で、こうしたことをするのが苦手なのですが．．．。

Ａ：必ずしも集団でやる必要はありません。むろん一緒に学ぶ仲間がいるのは、支えにも刺激にもなります。そして他の受講者と一緒に行う方がよい課題もあります。

アバターコースは基本的には、プログラムに従って各人が進行を管理していきます 。特に＜第二部＞からは、各人が自分のペースで行うので、グループで受講しても 個々に進めていきます。

Ｑ：では、アバターコースを受講したら人生に問題はなくなるのですか？

Ａ：人生には次々と新たな出来事が生じ、それに応じて新しい感情も起きてくるでしょう。アバターコースでは、それらに抵抗し（無視・否認・否定など）、問題を悪化させずに解決することを学ぶのです。仮に大問題が生じたとしても、自分の思う通りに処理できるのです。そして何よりも、生じて欲しくない問題を起きないようにすることこそ、アバターの基本です。

Ｑ：「信念」とは、アバターコースではどういう意味で使われる言葉ですか？

Ａ：元は英語で belief"ですが、これはたいへん幅広い意味で使われます。予想（多分できないだろう）や、意見（私には難しい）、解釈（こうだから、だめなのだ）、また確信の程度を表す表現などの様々なかたちをとります。また信仰や信条、科学的常識、社会通念、文化といった共有される価値観や、その体系も含んでいます。意識上のことだけでなく、意識下にある不安や恐怖などの感情も信念として扱います。日本語訳としては「観念」や「想念」とせず、その人がどの程度であれ、信じているという意味で「信念」としました。

Ｑ：他では全８日間でコースを終わらせる場合もあるようですが…？

Ａ：アバターコースの＜第一部＞は１日だけのリサーフェシングと、２日間のリサーフェシングワークショップの２種類があります。１日で終わらせる場合はアバターコースのオリエンテーションとして知的な理解に重点がおかれます。私たちのコースで敢えて２日間のワークショップとした理由は、多くのエクササイズを通して「あなたという存在」の本質がもつ、素晴らしい能力に気づいて、それを活性化させていくことが、知的な理解よりも大切だと考えるからです。

そこで目覚めた感覚が＜第二部＞＜第三部＞を深く、拡がりをもつ体験へスムーズに導くために絶大な効果を発揮するからです。その上＜第二部＞・＜第三部＞に７日間を用意しました。むろん早く終了する人は６日間で済ませても構わないわけですが、ゆったりと確実にコースを楽しんで下さい。

Ｑ：アバターコースの構成はどのようになっているのですか？

Ａ：コースは＜第一部＞＜第二部＞＜第三部＞に分けられています。コース終了後、忘れてしまったり、不足があれば、再受講は基本的にフリーで受けることができます。

アバター終了後、他の人にアバターを教えるためには「マスターコース」が、文明の変容に力を発揮したい人には「ウィザードコース」などの上級コースもあります。