ANGEL OF LIGHT/SATANAQUIA

”Glolia Patri”
 双方ブラジルのブラックメタルによるスプリット作品である。ブラジルとなっているが、かなり北欧ブラックメタルを意識した作りになっている。両バンド勉強不足で全くをもって詳細不明である。双方ナカナカ良い暗黒叙情詩を聴かせてくれるので侮れない。そんなモノの中でも当たりだった方。ブラジルのアンダーグラウンドシーン、結構充実しているのかもしれないと思わせる好スプリット盤といえるだろう。因みにこの手にしては音が良いので安心して聴けると思う。(あくまでこの手にしては/笑)

ANGEL OF LIGHT■(#1〜#3)
この手にしてはレベルが案外高く薄っすらとKEYを施し無理の無い展開で緩急もついた疾走メロディックブラック。可も無く不可も無くと言った感じで定番的だがツボを押さえたメロディで安定感もある。Voも喚き散らし系で怪しさも良い線をいっている。なんだかVoが「ひゃひゃひゃひゃ..」と笑う所が気になってしょうがない。(少しならまだしも3曲とも入っているんで..)

SATANAQUIA■(#4〜#8)
暗く叙情的でストレートなKEYを大胆にフィーチャーしたミドルテンポ主体のブラックメタル。スタスタと走る部分はテンポが微妙にずれたりするところが微笑ましい。だが雰囲気的には怪しく出来ており結構聴きやすい。
初期DIMMU BORGIR辺りが好きな方なら気に入るかもしれない。(私的感覚)このバンドも時折結構な割合でVoの邪笑が木霊すところがチャームポイント。ってか笑い過ぎ!(笑)

Back