ARKHON INFAUSTUS

”In Sperma Infernum”
 フランスのRAWでプリミティヴなブルータルブラック666枚限定MCD。破壊的な演奏と荒々しくも汚い音を撒き散らしながらUNHOLYに叩きつける。(一発録りっぽい)少しデス寄りといった感じもするが邪悪さは滲み出ている。邪悪、憎悪と言ったネガティヴな要素を荒々しさに変換し音源化した感じが素晴らしい。極悪要素てんこ盛り。音質も非常に極悪で荒々しさが非常に良い感じである。まさにRAWと言った要素を満たした音源と言えよう。当然のようにマニアONLYの音だがメジャー作品では決して感じる事の出来ない邪悪さがココにある。猛然と突っ走るサディスティックなプリミティヴブラックと言えよう。ジャケットが良い味出している。片乳出して自慰っすよ!!旦那!(爆)
”Hell Injection”
 フランスの暴走ブラック/デス1STフルレンス。まさに暴走、爆音。質がグンと上がり音圧が凄まじくなりバンドとしてのレベルが飛躍的に向上している。メンバーの風貌、音源の作りからして真っ先に頭によぎるのはTSATTHOGGUABELPHEGORの中間くらいのイメージ。あくまでブラックとしてプロダクションが向上しているので音質は問題なし。決して一本調子に陥らないので程良く緩急が付いているところがポイントになっている。豪快極まりなく暴虐ブラック決定盤と言える出来を見せているのでオススメ!またジャケットがヤヴァイらしくお店では隠れているので注意が必要。中身はサディスティックな写真満載である。まさにジャケと音の内容が伴った音源と言えるだろう。激しくサディスティックな音源が好きなら是非!
”Filth Catalyst”
 フランスのブルータルブラック2ND。サディスティックでマゾなバンド!(笑)風圧が感じられる程のブラストの嵐、混沌と しつつドカドカ突っ走るパワフルな音源はここにて極まった気もする。豪快かつ暴虐にブチ切れるだけでなく楽曲のセンスが 非常に良い。デスメタルの持つ猟奇性、ブラックメタルが持つドス黒い波動が無理なく融合した傑作。双方のファンに対応で きる要素を兼ね揃えていると言える。破壊力もかなりあるのでファストでブルータルな暴虐メタルが聴きたければコレをお勧 めしたい。軽快な疾走感といった甘っちょろいモノではない。音を構成する要素の一つ一つが暴虐的。徹底してます。
”Perdition Insanabilis”
 フランスのブルータルブラック3RD。前作の流れを引き継ぎつつもより緩急を付けてきたアルバムである。元々あるファストな 楽曲にミドルパートを盛り込み重苦しい部分に拍車が掛かった模様。相変わらず凄まじい殺気を感じられ今回は猟奇性に荘厳さが プラスされた内容となっている。曲として爆走するだけでなく、持ち味を崩すことなくスローパートやミドルパートを組み込み そのバランスが絶妙。UGな感覚も勿論、失われておらず安心して聴ける内容といえよう。人によってはヌルくなった...と言う意見が出そうだが、それは表面上だけの事でよりDEEPな方向に向かっていると個人的に解釈した次第。成長してまっせ。

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