ARKONA

”Inperium”
 ポーランド産、NSブラックメタル1ST。非常にチープかつプリミティヴな感覚。薄っぺらでジリジリとした音ではあるがKEYがかなり前面に出ている為、曲調はあくまで穏やかで柔らかい感じがする。非常にメロディアスで聴きやすい。KEYの使い方が大胆すぎず淡々としている為、中途半端な感じはしないでもない。だが時折、KEYのパートが印象深かったりするのでそれなりに楽しめると思うし個性的もある。プリミティヴな感覚が好きで尚且つメロディ重視の人向け。無理して聴く必要は無いが結構コレはコレで味がある。
”Zeta Reticul
A Tale About Hatred And Total Enslavement”
 ポーランド産、NSブラックメタル2ND。よりKEYに味を持たせ個性を推し進めているのかな?と思いきやKEYが排除され普通になっていた。荒涼とした雰囲気を撒き散らしブラック特有の疾走を繰り返している辺り根底にあるのはやはり北欧スタイル。決定打に欠けるし個性もあまりないが定番的な作風であるためブラックファンには可もなく不可もなく安心して聴ける。Voの音が小さいのでEVILな感じはあまり感じられないが楽曲に漂う荒涼とした雰囲気が充分に感じられる作品である。個人的な感想としては勃起はしないが半立ち状態が続く..と言った感覚である(ゲスな表現ですみません/笑)

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