DEMONTHOR

”A Night For The Demon”
 ブラジルのブラックメタル1ST。オドロオドロしい雰囲気あるイントロから一転してプリミティヴでRAWな演奏を初っ端から聴かせてくれる。疾走と言うよりかドカンドカンといった印象があるがこれがかなり個性的な音を醸し出している。加工されずそのままラフに繰り広げられるノイジーなギターリフにやたらドカドカした目立つドラミングがとてつもないUG感を撒き散らしている。加えて時折聴かれる雷鳴轟くSE、悪魔を召還しているかのようなセリフ等の味付けもUG精神剥き出し(笑)個人的に楽曲にとてつもないセンスを感じてしまった作品。無論一般的にはオススメできる筈もなく亜流では我慢できないブラックマニアに捧ぐ。ブラジルのブラックは侮れない!!素晴らしい。尚、曲は結構古くに書かれた曲もあり古くは86年にまでさかのぼっているところが凄い。

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