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”Hell Birth” |
| 双方メキシコの激烈デスメタルスプリットである。特にDOMAINは騒々しさ、激速度合いが凄まじい！この手の中では好スプリットと言えると思う。実は2つともDISGORGEのANTIMO氏が関わっているので彼のファンは買うしか！（笑） ■DOMAIN メキシコのDISGORGEのVo、ANTIMO氏率いる激烈サタニックデスメタル。映画のような雰囲気あるイントロから一転、情け容赦無しの凄まじい音の塊が聴くものを圧倒する。各楽器が一気に噴出し音の団子状態が凄まじい音圧を演出し、更に猛烈なスピードで押し通すのでソレはソレは喧しい事この上なし（笑）ベースがマグマの様に絶えず渦巻きドラムもえらい事になっており目が細かくブラスト満開。迫力はカナリの物と言えるだろう。正に喧しいモノ好きにはタマラナイモノがあるのではないだろうか？この後、バンド名をRAVAGERに変えている。なんでもドイツにも同じ名前を名乗るバンドがあって改名を余儀なくされたようだ。 ■DEMONIZED コチラもANTIMO氏が関わっているサタニックデスメタル。ナカナカ凄まじい音源なのだがDOMAINよりかは聴きやすく楽曲も若干のメロディを塗してブラックっぽい雰囲気も醸しだしつつ聴きやすく仕上げている。勢いが伴いつつも展開を重んじるスタイルといえるのではないだろうか？メロディを塗しているといっても明快な泣きなどある筈も無くほんのりと塗している程度なのでアンチメロディ派も充分耐えられるのでは？時折、申し訳程度にギターソロが入るが少し蛇足気味に感じた。入れないほうが良かったかも...スプリット音源なのでどうしてももう一方のバンドと比べてしまう為インパクトはあまり感じられなかった。方向性がDOMAINの方が完全に絞られている為微妙に半端な感じも...全然、悪くなくむしろカッコ良いとも思うが最初のDOMAINがインパクト強すぎた結果であろう。悪くないです。因みにラストはMETAL CHURCHのカヴァーである。 |
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