ENDVRA

”Black Eden”
 イギリスのダークアンビエント。アルバムとしては3作目だそうだ。色々とリリースしているみたいだが彼らの音に触れるのはこれが初めてである。静と動でいえば静の部分が強調されており徹底して暗い。不気味かつ不安定な音の調和が恐怖感を煽る。当然、曲と言う曲があまり無くただ目の前に広り闇が放つ空気の歪を聴くといった感じである。一切の光を封じた真っ暗な音空間が広がっている。中にはKEYを中心にボソボソと呟く歌が入っているのだが...。メタルを中心に聞いている方々にとって退屈と感じる人が大半だと思う。理解できる人だけが楽しめるといった内容で聞き手の窓口は非常に狭い。アルバム中にABRUPTUMっぽい曲もあるがアチラに比べ理性が利いている点が少々残念(笑)まぁ、どちらにせよ、このワビサビを噛み締め味わう事が出来たら闇人(ヤミビト)として本物だろう。

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