FALKENBACH

”...En Their Medh Riki Fara...”
 ドイツのヴァイキングメタルの1ST。この頃はまだノイジーなブラックメタルの要素が含まれているが曲自体はモロにヴァイキングしている模様。淡々とした男性クリーンVoと邪悪ブラックVoの二軸で展開していき楽曲はアコギ、KEY等を使用しトラッド色をフンダンに取り入れている。その為、クサみが伴い妙にクドく感じる部分が多々あるところが好みを分ける部分であろう。まさに古の北欧叙情詩。ヴァイキング好きは是非聴いてもらいたい作品。非常にわかりやすいベタなメロディで時に勇壮で時に明るい雰囲気を醸し出しており、そのベタさが個人的には少し苦手路線であった。。だがヴァイキング好きはカナリいけてるほうではないでしょうか?真性ヴァイキングファンにオススメ。
”...Magni Blandinn Ok Megintiri...”
 ドイツのヴァイキングメタルの2ND。前作の延長線上だが楽曲の質、壮大さが大幅にUPしており雰囲気も明確に伝わるようになっている。が、その反面トラッド色は匂わせる程度で前作ほどの大胆さは薄れている感じである。また淡々と唄うクリーンVo、邪悪なブラックVoはそのまま前作から引き継いでいる模様。ダァ〜〜っと走るのではなくミドルテンポ中心で力強さが増し、まるでヴァイキング船で戦場に赴くむさ苦しいヒゲ面戦士の勇壮な行進曲を表現って感じである(笑)船に乗り戦地に赴くまでの道のりを表現した、と言った感じが楽曲中からヒシヒシと感じ取れた次第である。(実際どうだかわからないが../苦笑)前作ほどメロディがクドく無く妙に明るく展開が比較的薄くなった事から個人的にはコチラの方が楽しめたが...やはり苦手であった(汗)ヴァイキングファンにはオススメ!

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