FOREST

”Forest”
 ロシアのブラックメタル1ST。単調なギターリフを只管繰り返すミニマルな部分が目立つが適度に展開もする。それらをRawでドカドカと荒々しく仕上げている印象である。また、アトモスフェリックな部分も要素としてありそれらもシッカリ込められている。ガナリVoが主だが男性の不安定なクリーンヴォイスで歌い上げる部分もあり。なんとなくジャケのイメージや曲の雰囲気等ひっくるめて、森の精霊を崇めるペイガンっぽさを感じられた次第。5曲目の20分ほど流れるアトモスフェリックなナンバーがかなり良い感じです。
”Like A Blaze Above The Ashes”
 ロシア産ブラックメタル2ND。どうやら1997年にレコーディングされた音源らしい。掻き鳴らしリフでノイジーかつ寒々しくもメランコリックな音を前面に押し出している1曲目が聴き所であろう。淡々としているがブラックメタルでしか表現できないようなメロウさといえば伝わるだろうか?尚、以後の曲はアトモスフェリック色が結構あり、Voレスな部分も多く曲も比較的長め。トータル4曲で44分弱。

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