LAST DAYS OF HUMANITY

”Hymns Of Indigestible Suppuration”
 オランダの真性ゴアグラインド2ND。楽曲はショートカット気味(殆ど2分以内)のグラインドなのだが楽曲うんぬんより注目はやはりVoであろう。何だコレは...(汗)よく下水道ヴォイスと形容されているが全くその通りである。または獣が威嚇したときに発する吠え方にも似ている。ここまで極端なVoスタイルも他ではあまり見受けられない。Voにエフェクトをかけていなけりゃ人間ではない。一度、話のネタにでも聴いておいて損は無いだろう(笑)楽曲は案外輪郭がハッキリとして聴きやすく、良くも悪くも無いといった印象。ま、ショートカット気味なので楽曲を楽しむ隙も与えずVoだけがひたすら印象に残る。またドラムがやたら軽くお鍋のフタを叩いているみたいだ。(笑)アルバム全体にゴアなSEが乱発されるのもお約束。DISGORGE(Mex)と並ぶゴアグラインドの究極の形。やはりジャケは見ても判るように相当キビシイ死体系。
”The Xtc Of Swallowing”
 オランダの真性ゴアグラインド3RDはLIVE音源である。相変わらずの超ガテラルVoが炸裂するゴアグラインダー振りは全く変わってない。どうやらこのVo、ノンエフェクトで唸ってるらしく極めて病的。どうやったらこんな声が持続できるのか....少し考えさせられる(笑)。演奏もマシンガンドラミングでフットワークも軽く、低音で蠢くギターで只管ショートカットで突き進む。まぁ、演奏がどうとか関係無しに頭を空っぽにして聴くのが正解(笑)理性の歯止めなどあり得ない野生の雄たけびと生々しい演奏。こりゃ野蛮だなぁ〜。。曲の輪郭もハッキリしており音質は極めて良好だと思うのでファンはマストなアイテムである。この一生のうち一度は生で観て見たいバンドの一つ(笑)

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