TSATTHOGGUA

	”Hosanna Bizarre”
ジャーマンKEY入り暴走気味ブラックメタルの1ST。自らをサタニックサドマゾハイパースピードメタルと形容している変態バンドだ。またメンバーも覆面を被り、ジャケットを見る限りでも変態さが伺える。楽曲の方はKEYがそこそこ用いられているが多少チープな感じもする。実はそのチープさがミソで楽曲に非常によくマッチして個性を引き立たせている。そこにブラストしまくるドラムと荒々しいサウンドが重なり見事な変態SMワールドを展開しているしている。Voはワメキ系で女性Voもほんの少し導入されている。非常にやかましくハイテンションなので個人的には理屈抜きで楽しめた。
	”Trans Cunt Whip”
サタニックサドマゾハイパースピードメタルの2ND。今回は前作で聴かれたKEYは押さえ気味でブルータルブラック路線に重点を置いた作風に変貌した。（多少導入されてる曲はある）MARDUKのように激走する良質ブラックを連想していただけたら良いだろう。よって個性は少し失われた感じもする。しかし前作と同じく非常に勢いが良くハイテンションなので安心して聴けるしSM路線は変わっていないので（曲名を見てもらえば良いだろう。笑）変態度は変わってない。個性を失った分良質なアルバムには違いないので進化として受け止めたい。MARDUK辺りのサウンドが好きな方に。

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