VIKING CROWN

”Unorthodox Steps Of Ritual”
 あのPANTERAのPHIL ANSELMO氏のブラックメタル1ST。ラインナップがハッキリせず詳細は不明。恐らくKILLJOY氏が関わっていると思われる。因みにここではPHIL氏はANTON CROWLEYと名乗っている。彼はDARKTHRONE信者である事から、やはりコマーシャルなメジャーブラックではなくプリミティヴブラックと真性スタイルを貫いている。当然音が悪く(わざとだと思われる)無意味に速い。PHIL氏が関わってると言う事で気軽にオススメできる代物ではなく、初心者が買うと火傷します(笑)当然万人にはオススメできない。極悪ブラックファン向き。
”Innocence From hell”
 あのPANTERAのPHIL ANSELMO氏ことANTON CROWLEY氏のブラックプロジェクト2ND。彼はこの作品ではギター、ベース、ドラムをやっている。そこにKILLJOY氏をVOに迎えて制作されたKEY入リプリミティヴブラック。非常に邪悪な音だ。前作に比べ音が良くなっているが非常にUGな音に仕上げているのは云うまでも無い。なぜか後半の音から音質が変わり劣悪になっているが聴き所はその後半である。うまく説明できないが、とてつもなく極悪。割れ歪んだ音は聴く人によっては耐えられないレベルだと思う反面、フェチにとっては悶絶すること請け合い(笑)
”Banished Rhythmic Hate”
 PHIL ANSELMO氏、KILLJOY氏、そして新たにOPAL嬢が参戦(PHIL氏の嫁さんです)。このブラックプロジェクトもとうとう3RDリリースである。雰囲気あるイントロから一転、劣悪極まりないプリミティヴでオールドスタイルブラックが炸裂する。ホント相変わらずである。まるでテープが伸びた時の音のように不安定な音質。毎度毎度明らかにワザとやっているな..(笑)だがソコが UG感を深めていてヤヴァイ音源を聴いているような気にさせるから面白い。KILLJOY氏のEVILなVo、メチャクチャ気合が入ってます(笑)だが実際の所、アンビエントパートが半分、ブラックナンバーが半分となっているのでブラックナンバー連発といった感じではないので注意が必要。ブラックナンバーも去ることながらアンビエント群が徹底して邪悪であり凄まじい空気を生み出している。この不安感を煽る独特の雰囲気は凄まじい。余談だがトレイ下の写真がえらい事になってマス。。今回もフェチオンリーの作品。前作同様、小奇麗な展開などは一切無い。

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