| オーストラリアの暗黒クラッシック/オペラ要素を含むブラックメタル1ST。いや、ブラックメタルの要素を含んだ暗黒オペラというべきか？大仰かつ不気味で荘厳！これまた極端かつ真剣にやっており凄まじい不気味さと物悲しさを誇る。シンフォニックブラックメタルといった檻には決して囚われていない。（元々、本人らはそういった路線ではないのかもしれないが..）楽曲中に漂ってるのはムーディなオカルティックさ。コレがなんとも言えず不穏さ、悲壮感を漂わせており徹底している。しかも長くなりがちなそれらの曲を意外にもコンパクトにまとめているのもポイントが高い。だからといって展開が不十分かと不安になるが心配ご無用。それらをシッカリやっており静と動の対比と言う面でも極端な作風なのはいうまでもない。まさにBLACK
ART！コレだけやっていれば逆に非常に分かりやすい作品だと思う。ブラストとか疾走とかは全く無いのでそちらを期待すると失敗するが雰囲気重視の方は是非！とにかく音が深い。（アグレッシヴな面も垣間見せる9曲目なども...）美しい暗さを誇る楽曲が詰め込まれた作品である。雰囲気重視の方にオススメ！ジャケもなんだか物凄く良い！因みにトータルランニングタイムは44分44秒。。縁起悪っ！ |
