VISCERAL BLEEDING

”Remnants Of Deprivation”
 スウェーデンのブルータルデスメタル1ST。収録時間が全9曲、トータル26分弱となってるのでひょっとしたらMCDかもしれない。スウェディッシュなデスかと思いきや中身はUS直系のストロングスタイルだった。当然ノンメロディアス。起伏が激しく曲展開も緩急が複雑であり、ちょっとしたところがCANNIBAL CORPSE辺りを彷彿とさせる内容である。ブルータリティ満載の低音デスVoで獣(けもの)具合も非常に気持ち良い。言葉数多く吐き捨てまくり。時折、「ヴォヴォヴォヴォ...」と獣じみたVoを披露している。演奏も申し分なくザクザクとリフを刻みつつ、たまにヒステリックなギターソロも入ったりする。また緩急の付いたテクニカルなドラミングが凄い。当然みんな大好きなブラストも満載。走ったり止まったり緩急が付いて忙しそう(笑)テクニカルな面も垣間見せ非常に手堅いブルデスに落ち着いている。なかなか質が高く強力ではないでしょうか?アルバム中最速の7曲目にて爆発するストレートさも忘れていない。その手のファンは要チェック。素直にカッコ良い!

Back