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「BS21」:B777試乗レポート

1 はじめに
日程:2002年2月2日(PM)日本BTA(株)さんのはからいで、「BS21」:B777シュミレーターをクレセントのメンバー等で試乗する機会がありました。
今回、クレセントの新年会、研修会の企画運営されたCTECさん、Masaoさんそれと、日本BTAの皆さん、大変有難うございました。
 
前回BTAさんに、お邪魔した時は、「FS21」の試乗させてもらい、操縦席が動くだけでも感動したのに・・・。
その時、次回はB777を製作するという事で、海外からコックピットのモックアップを船便で輸送している途中と聞きました。
コックピットの計器類も製作中で、これがモックアップに入るのかと考えると、楽しみが増えますね、「クレセントに1台欲しいな〜」と皆口々に言う程で、
完成するのが楽しみでした。
 
完成度は、言うまでも無く、素晴らしい出来でした。実機を知らないので、これだけの計器類を目の前にすると、「凄いな〜」の一言です。
座り心地といいし、1日座っていても飽きないでしょう。
画面スクリーンに投影されるタイプで、現在は前だけでしたがこれからサイドまで見れるようにどんどん改良を加えて本物のシュミレーターに近づくことでしょう、
シナリーも現在は、FS2000という事だったですが、それでも、私には充分過ぎる位でした。

 

2 研修会
当日、現地に到着し既に来ているメンバーは、全員がそろうまでの間、シュミレーターの体験試乗をしていました。
わたしも到着すると、挨拶も早々にシュミレーターに試乗させて頂きました。
 
全員がそろった所で、Masaoさんの進行により開会式それから、本日の流れの説明を受けて、さっそく「BS21」B777の操作説明に入りました。
 
担当は、キャプテン:Benさんとコッパイ:風さんが、コクピット・プレパレーションからエンジンスタート、テイクオフまでを実演。(すごーい、私の知識の少なさが・・・)
オーバーヘッドパネルの説明から、FMCの入力まで、(初めて2人で座るのに、なぜかいいコンビネーション、う〜ん凄い凄い)
FMCの入力が、結局覚えられず。覚えているのは、ページが沢山あり、1ページずつ入力していく飛行機のタイプ、出発到着空港の入力、燃料に応じて離陸スピードの設定、
ルートの設定やウエイポイントの追加変更の仕方などなど盛り沢山の内容でした。
 
FMCの入力も終わり、いよいよエンジンスタート、実機では、エンジンの掛け方も会社により違う様です。
No2エンジンからスタート、オーバーヘッドパネルに風さんの左手が、エンジンスタート「ヒューン〜〜ゴー」(ちょっと違うかな)エンジンが掛かる時の空気の吸い込む音が本物っぽい。
No1エンジンスタート「ヒューン〜〜ゴー」 (う〜〜ん、感動〜〜!!)
いよいよテイクオフ、ベンさんの合図でスタート、スロットルを前方に倒し、加速していきます。
V1・・・・VR・・・・V2・・
ここで、キャプテンは、80のコールがあるまで、スロットルに手を添えていなければならないそうです。
離陸後は、AUTOにして終了でした。

 

3 搭乗記(ちょっとデフォルメしてあります。)
 
わたしは、SNOWMANさんと、ペアになり、「BS21」初挑戦。
 
P:キャプテン「SNOWMANさん」
C:コッパイ「KAM」
 
乗機する機は、すでにRWY16Lに停止している。プリフライトチェックを済ませたキャプテンと私は、座席に腰をおろした。
さっそくプレパレーションチェックに入る、(どこからチェックしようかな〜)
 
P:「バッテリーON」キャプテンが、BATのスイッチを入れる。
2人でスイッチの位置を確認しながら、項目をどんどん飛ばしていく(飛ばしていいの?)(いいのいいの、誰も見てないから。)フラップ、スロットル、トリム、パーキングレバーetc
やっとの事で、FMCの入力に到着(飛ばしたくせに〜)
 
FMCのファイルの中から、RJTT-RJTTのファイルを読み込む。
ひと通り、項目を見たが変更なし。キャプテンが、「EXEC」SWを押下し準備が整いました。
 
P:「No2エンジンスタート」
C:「No2スタート」左手でSWを入れる。”ヒューン〜〜”(お〜感動〜。)
P:「No1エンジンスタート」
C:「No1スタート」(お〜益々感動〜!」
 
P:「レッツゴー」いよいよ離陸です。スロットルを前方に押し込みます。
C:「V1」・・・・「VR」ローテーション、キャプテンが操縦桿を引きます。
C:「V2」・・・・上昇しているのを確認し「ポジティブ」
P:「ギア・アップ」
C:「ギア・アップ」レバーを上げます。”グイーン”
(キャ、キャプテン機首が上がり過ぎです・・・・)
P:「オートパイロットエンゲージ」
C:「オートパイロットエンゲージ」(大丈夫かな〜)と思ったら”ピィ・ピィ・ピィ・ピィ・・・・”(あっ失速)
C:「キャプテン・落ちます〜〜〜〜」
ドカーン(ア〜ア)
あえなく墜落・・・・どこがいけなかったのか?
 
再度チャレンジ
P:「レッツゴー」今回は上手く離陸することが出来ました。
 
でも1回15分で次の方に回さなければ、皆に回らない。
このままでは、大島まで行ってしまう。FMCでウエイポイントを削除しなければ、急きょ地上整備員(ここは空の上だぞ!)の方の助けを借りて、ウエイポイント削除。
・・・・っあ全部削除してしまった。でも自動操縦はそのまま、MCPの入力だけで、RJTT RWY34Rへ向かうことになりました。
 
木更津の近くに来たけど10000ft高度が高い、一気に3000ftまで降下していく、HDG SELを回し(もっと早く回れ〜)、ILSのコースに乗せることが出来た。
 
P:「APP ON」ローカライザーに乗り500ftまで来た所で、「オートパイロットディスエンゲージ」
 
キャプテンは、操縦桿に集中し。コッパイは、スロットルとフラップを操作し、速度の調整180Kt・・・160Kt・・・140Kt スポイラーアームド、オートブレーキセット
 
C:「200」でもRWYからチョト外れている。「キャプテン!!ゴーアラウンド?」
P:「ランディング!!」
C:「ラジャー」
滑走路をちょっと外れてLanding!キャプテンがリバーススラストレバーを引き逆噴射がかかり、機速がどんどん落ちていき、滑走路端で停止することが出来ました。
それでも何とか着陸することが出来ました。
 
操作の仕方を習得すればもっと綺麗に降りられたかな?と思いつつ良い体験が出来ました。
 
 
 

4 最後に
BS21」の今後の使われ方としては、1人では動かせないし、本物のシュミレーターの様には行かないので、初めてコンビを組むパイロットとコッパイのコミュニケーション用には最適ではないだろうか。
コッパイが、チェックリストを読みながら、パイロットがスイッチのひとつひとつをチェックしていく。
FMCの入力も1人では出来ない、読み合わせが必要になる。
スイッチひとつひとつランプの点灯の仕方が実機のような動きが必要になるが、実機に乗る前の教育用としては、最適の教材になること間違えなし。
日本BTA(株)さんには、大変になるでしょうが、製品化に向けて頑張ってもらいたいと思います。