東京国際映画祭の時期に合わせて行われたこの映画祭は、香港観光協会の肝いりということもあって、豪華ゲストを迎えて、華々しく開催された。上映作品は未公開、公開予定、今年香港で話題となった作品を含め計16作品を数え、ゲストの舞台挨拶、ティーチ・インなども行われて、渋谷東急は連日、熱気に包まれた。
■上映作品 東京攻略 12夜 蝶変 公元2000 星願 あなたにもういちど 爆裂刑警 流星(流星語) 恋戦沖縄 ロンゲスト・ナイト(暗花)
孤男寡女 鎗火 女人、四十。 千言萬語 小親親 わすれな草(半支煙) 花様年華
《東京攻略》で開幕 10.28 左より、鄭伊健、馬楚成・監督、阿部寛
阿部チャンかっこいいっす。惚れた!
《星願 あなたにもういちど》 ティーチ・イン 10.29 馬楚成・監督
《恋戦沖縄》 舞台挨拶 10.30 樋口明日嘉、会場入り前のどアップ あっという間の張國榮
レッド・カーペット オーチャードホールで行われたセレモニーに参加するゲストたち
セレモニーに続いて《花様年華》舞台挨拶 10.30 左より、梁朝偉、王家衛・監督、張曼玉
トニーの眼力もさることながら、マギーの細く美しいこと!
《千言萬語》 ティーチ・イン 11.3 許鞍華・監督
《小親親》 ティーチ・イン 11.3 日本語を交えてのトークは楽しい、陳慧琳
美肌の秘訣は「ビタミンC飲む」「亀ゼリー」らしい?
《わすれな草(半支煙)》 舞台挨拶 11.3 噂の葉錦鴻・監督、御年40歳! 警官役の陳慧琳
2000年のクリスマス映画《薫衣草》コンビでもある
葉監督のティーチ・インもして欲しかったな〜
映画祭が終わって・・・・
これだけ豪華なゲストを呼ぶことができたのは、ひとえに香港特別行政区政府駐東京経済貿易代表部&香港観光協会という後ろ盾があってこそ。たぶんにお祭り騒ぎ的で、チケットの売り出し時から大騒ぎ。徹夜、始発などと言う言葉が飛び交う。しかし、ゲストの来ない映画には観客は冷たい。旧作品の《蝶変》に至っては未公開の徐克初期作品というレアものなのにもかかわらず、空席の目立つ状態。香港映画ファンの移り変わりを感ぜずにはいられなかった。また、タイムテーブルにも少々問題あり。《恋戦沖縄》の張國榮の舞台挨拶の後、《花様年華》のゲストの入りを見ようとする人々の人民大移動という事態は、考えうる事ではなかったのか?? 《花様年華》は何故、指定席ではなかったのか?? もし、もしも(まあ無いだろうけど)、来年とは言わず、再来年でもまた、こういった催しをしようと思うなら、是非ともこの辺の事も考えていただきたい。ゲストを呼んで派手に開催して「単なるお祭り騒ぎで、それでおしまい」というのではなく、恒常的に香港映画に注目して欲しいと思うなら、派手で無くてもいい(派手ならなおいいのだが)、内容と意義のある香港映画祭の継続ということを考えて欲しいのだ。香港映画ファンを満足させ、さらに新しいファンを増やしていくためにも。
好多謝S先生