警察博物館
2007年01月21日、東京へ行った際に寄ってきました。
警察博物館は明治以来の制服、サーベル、拳銃や明治以降の「警察執務文書」、「辞令」などの、
警視庁の歴史と活動に関する資料を多数展示していました。 
ただ、撮影出来るのは1階のみだったがちょっと残念でした。

  
                       ヘリコプター「はるかぜ1号」
          昭和34年10月、警察機動力の充実を図るため、全国警察に先駆けて、警視庁に配備された、
         我が国警察航空機の第1号機です。
          以後、昭和51年6月に運行停止とされるまで、16年8ヶ月もの永きにわたり、航空機の特殊性を十分に発揮して、
         首都の治安を空から守り続け、しかも、通算「5623時間05分無事故飛行」という輝かしい運行実績を樹立し、
         今日の警視庁航空隊の基礎を築いた、正に不朽の名機です。
          また、現在の最新鋭機を操縦する警視庁航空隊のパイロットや整備担当者のほとんどが、
          このヘリコプターに学び、共に育ち、共に歩んできました。
    赤バイ(白バイの前身)
 大正6年当時、都内の自動車数は焼く1300台で
交通事故による死亡者は51人、負傷者は3600余名にも
達しました。
 警視庁では、交通事故を防止するため、機動力のある
オートバイによる交通指導取締を行なうことにし、大正7年
1月1日、警視庁本部に3台、麹町、愛宕、上野の各警察
署にそれぞれ1台ずつの、計6台で運用を開始しました。
 このオートバイは、一般に「赤バイ」と呼ばれていました。
    
 ※展示車は、最初の赤バイと同じ1917年
 (大正6年)米国製の「インディアン」(1000cc)です。
    黒バイ(側車付自動二輪)
        車名:ハーレー・ダビッドソン
        年式:1962年式(昭和37年)
        排気量:1200cc
        購入価格:昭和38年当時 9098,000円

        このオートバイは、11年間にわたって皇族方や
       国内外の要人の警備等に使用されていたものです。
        この間、昭和39年の東海道新幹線開業式典や
       東京オリンピックの開会式を始めとする各種行事に
       出席された昭和天皇、皇大后のお供としても活躍し
       てまいりました

       側車付 白バイ
 側車付白バイは、皇族の警衛や国賓の警護等の際に、
車列を先導して警戒にあたること主な任務とし、昭和44年、
昭和天皇の赤坂御苑(春の園遊会)への行幸に伴う活動が、
最初であったと言われています。
 展示の側車付白バイ(昭和58年式1100cc)は、昭和58
年から平成17年3月まで使用され、

 ・昭和61年 12回東京サミット
 ・平成2年  天皇陛下『即位の礼』
 ・平成5年  皇太子殿下『御成婚』
 ・平成8年  米国 クリントン大統領来日
 ・平成12年  ロシア プーチン大統領来日
 ・平成14年  米国 ブッシュ大統領来日

等の警護で活躍したものです。
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