広島/岡山旅行  その3 大和ミュージアム
  1分の1大和のロケセットロケ
 セットの後は、いよいよ、呉市に
 ある『大和ミュージアム』を訪れた。
  まず、館の外にはいろいろな船が
 展示されていたが、その中に、大和
 の15メートル測距儀があった。
  ここから、海の方を見る。
  どこかで見たような光景が見える。
  つい、数時間前に見たような気がする、
  はて、ここは?下の写真↓

   
その疑問は15メートル測距儀が
飾ってあった所の説明文で謎が解けた。
ここは、大和波止場と言うそうです。
   
         
 
 
 さて入場口へ向かうと大きな舵とスクリューが
見えてきます。
 戦艦陸奥の物です。
 陸奥は1943年(昭和18年)6月に山口県
柱島沖の連合艦隊泊地に停泊中に原因不明
の爆発事故で沈没しました。
     右から旗竿、主錨、フェアリーダー
  さて中に入場すると噂の
 10分の1スケールの大和の模型が。
  いや、10分の1とは言え壮観ですよ。
 

     大和模型の3段目の真ん中の写真をクリックして
    大きくして見てください。
     写真の真ん中に人小さいです兵士のフギュアが
    飾ってあります。
     大和の大きさがいかに大きいかったかを改めて
    実感できました。
    
↑大和の主砲砲弾
 手前が九一式徹甲弾で、その後ろの赤色の
 砲弾が三式散霰弾、その後ろが九一式徹甲
 弾の頭部が外れた状態
  砲弾の後ろに見えるのが重巡洋艦青葉の
 20cm主砲の砲身
↑大和の引き揚げの遺留品

 

↓各種の艦艇の模型が多数
展示してありました。
↑従来の魚雷の欠点であった射程距離の不足と
航跡の発生の問題を克服した、酸素魚雷です。
 手前が九三式魚雷尾部、奥川側のが九五式
魚雷です。
 九五式魚雷は九三式魚雷を小型化した潜水艦
用の酸素魚雷です。
 ↑特攻兵器『回天』十型(試作型)
  一型、二型、四型、十型などのタイプがある。
  実戦に投入されたのは九三式魚雷を用いた

 一型のみで約420基製造された。
  展示されている十型は潜水艦用の電気魚雷
 九二式魚雷を利用した、本土決戦の近距離用
 として開発されたものです。
← 零式艦上戦闘機六二型
  手前が零戦の栄三一甲型エンジン
  六二型の六は六番目の機体を意味している。
  二は2番目のエンジンを搭載している事を意味している。

  『栄』エンジンは中島飛行機(現在の富士重工業)
  においても、もっとも多く生産されたもの。
  (このエンジンの製造番号はNo.31707)
  エンジン形状が航空機用の空冷エンジンに見られる
 独特の形式で、クランクシャフトを中心に各気筒を放射
 状に配置している事から『星型エンジン』と呼ばれて
 いる。

  
  特殊潜航艇『海龍』→
  初の有翼潜水艇です。
  水中を飛行機のように自由に潜行・浮上
 することを目指して開発されたもので、操縦
 装置も爆撃機『銀河』と同じものを使用している。
  後期量産型は600kgの炸薬を装備し、
 両脇の魚雷発射後、目標の艦艇に突入
 する水中特攻兵器となっていました。

    
 この他にも呉軍港の歴史を示した展示物などや大和に関係するビデオや展示物があり
 多数ありひじょうに見所が一杯でした。
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