CD、DVDプレスの際の盤面シルク印刷に関する注意点
1.
シルク印刷が得意とする分野

オフセット印刷とはまったく異なる耐久性に富んだ印刷方式です。
オフセット印刷は、ベタ塗り印刷が困難ですが、シルク印刷は盤面全面ベタ塗り印刷が可能です。

2.
シルク印刷の場合、同時に使用できる色数が制限されます。

オフセット印刷はCMYKの分版分色(ぶんぱんぶんしょく)により、刷版(さっぱん)の元となるポジフィルム・膜面上がまず作成されます。このポジフィルムはドットと呼ばれる円ないしは楕円(分版分色機種、製版機によって異なります)の微妙な重なりで色合いが表現されます。
分版分色まではオフセットとシルクに差異はありませんが、印刷機の構造の違いより、その印刷方式が異なります。オフセット印刷は水と油の反発力を利用して盤面にインクを定着させます。(最近では水無平版もありますが、一般的にはモルトン方式です)
シルク印刷は孔版印刷(ガリ版印刷に良く似た方式)の一種で、別名、スクリーン印刷とも呼ばれています。スクリーン印刷の仲間にパッド印刷があります。
シルク印刷の場合には使用できる色版の数に制限があります。一つの盤面に対してCD、DVDプレスの場合には2色から3色に制限されています。

3.
使用できる色数

プレスメーカーによって使用できる色数はまちまちですが、12センチ標準サイズCD、DVDの場合は3色まで、そして8センチコンパクトサイズCD、DVDの場合は2色までが一般的です。
レア(生板)板はシャイニングと呼ばれる鏡様(ミラー銀盤)で地色を文字に反映させる場合には、2色ないしは3色をフルに指定して印刷することが可能です。
銀文字(地色)を使用せず、白い文字やその他の色で文字部分を表現するような場合には、白塗版を1色として使用します。文字や表現効果として白を使用した場合には、自由に使用できる色数は1色ないしは2色となります。
また、シルク印刷では文字グラディエーション(階調色彩文字)が使用できません。

4.
シルク印刷用版下制作では

オフセット印刷とはまったく異なった版下製作技術が必要です。
白版の制作の版下サイズは、その他の色版サイズよりも外周円を若干小さく作ります。その他の色版の外周円サイズが116ミリであったとしたら、白飯サイズは115.7ミリ〜115.8ミリです。
シルク印刷用の完全版下持込の場合は、地色の銀を生かす場合には2〜3枚の色版を、そして地色の銀をつぶして文字や造形を表現する場合には1〜2枚の完全版下を持ち込んでいただくことになります。

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