| 今、PEUGEOTがトレンド? |
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今、PEUGEOTが流行っているらしい。何を今さら…今までとりあげなかったことのほうがおかしいのでは、という気もしないでもないが、さまざまなメディアでPEUGEOTがトレンドなのだそうだ。 まず、この夏は、映画「TAXI」を抜きに語れない。ついに登場したフランス映画初の本格的カーアクション物。あのSTW、BTCCを彷彿させる406。スクリーンに登場する仏車の数々。加えてリュックベッソンとくればいやがうえにも関心は高まるし、CGは一切無しというアクションシーンも泣かせる。若年層に向けてのPR効果は相当なものだろう。IPJ(インチケーププジョージャポン、日本におけるPEUGEOTの輸入元)ではこれにあわせてコンビニ(サンクス)のマルチメディア端末によるキャンペーンも実施している。306 Styleもあたるとか。 「TAXI」に先行すること約1ヵ月半、ある自動車専門誌ではPEUGEOTの新車ラインナップの紹介を行っている。IPJによって小冊子化されたカラー10P以上に及ぶその記事の表紙にはこのような意味合いのコピーが書いてある。「運転がつまらないと感じている人は、プジョーに乗ったらいい」と。また、同誌が行ったT社社長との対談によると同社長も406が個人的に気になっているクルマらしい。 TVに目を移すとN自動車のCMには306MAXIとのバトルシーンや路上駐車のカットに505を使ったものがあることに気づく。特に306Cabrioletや205CTIは以前より、多くのCM、ドラマ、ファッション誌、女性誌などでも活躍中である。いわゆる業界の人の間での人気も高く、この2車からPEUGEOTの世界に足を踏み入れる人も数多い。 おりしも、今年は日本におけるフランス年。ワールドカップはあったし、ワインブームは続いているし、世界屈指の自動車マーケットである日本がフランス車に興味持つための背景は整っている。フランスという国が持つ「オシャレ」という雰囲気を自分のクルマ生活に取り入れてみようという人が、「フランス車に乗るなら今だよな」と思うのもしごく当然の成り行きかも。 本当にそれだけなのか?じゃあ、ルノーやシトロは売れてるの?って考えてみると売れてないんだよね、これが。PEUGEOTだけなんだよな。ZXやXantia、ルーテシアあたりはいいクルマだとは思うんだけど、販売状況はいまいちなんですね。地道に販売拠点の拡充やサービス向上、メディアへのアプローチをしてきたIPJの努力が今年になって実を結んだといえるでしょう。 また、PEUGEOTを扱う中古車販売店や、メンテナンスショップが増えてきたことも見逃せない。潜在的なフランス車ユーザに対してチョイ古のフランス車に接する機会を与えたこと、懸念される信頼性やメンテナンス、パーツ供給への不安を数年前よりは相当、払拭させたことはPEUGEOTユーザの増加に大きく貢献しているだろう。 さらに、最近ではインターネットによる情報収集の末、購入を決めた方もたくさんいらっしゃると思う。購入の最後の決め手として、現行ユーザの声は絶大なものであったであろうことは想像に難くない。 日本では絶対的な地位を築いているドイツ車ですら現在は苦戦中と聞く。そんな日本市場で大躍進のPEUGEOT。ドイツ車の硬質な乗り味とは違った世界を求めている人は確かに増えている。 カジュアルでちょっとスポーティ、それでいてどこかフォーマル。乗る人の感性に逆らわないドライブフィール。所有することによって、運転することによって、自分の生活に何らかの豊かさや新しい価値観を与えてくれる不思議なクルマ、PEUGEOT。あなたもその世界をちょっと覗いてみませんか? |