ミラクルヤング


G,Cho:佐藤タイジ(平成14年11月30日脱退)
B:藤井裕
 Dr: 高橋ロジャー
Vo,G:町田康

2000年秋結成。リハーサルを経て2001春ライブを行う。
メンバーは佐藤タイジ、藤井裕、高橋ロジャー、町田康である。
今を去ること10年前、我々シアターブルックが新宿ロフトで月1回出演していた頃、
対バンにゲストで“町田町蔵”が来ていた。酔っぱらっていた。
彼は我々シアターブルックの演奏が終わると、楽屋にやって来た。
「おおう!おまえらオモシロイ!イケル!売れる!オレがプロデュースしたる!!
オレがプロデュースするからには、おまえらは大船に乗った気分で、オレからの連絡を待て!!!」とのコト。

その後10年連絡なし。
気がつくと、あの酔っぱらいは、“町田康”と名前を変え、メチャメチャオモシロイ本を書いていた。
(オレは全部持っとる)
そして去年、ある雑誌で“2000年のプレイボーイ達”という特集で一緒になった。
撮影日が違っていたので編集者に手紙を渡した。
「私、今でも待っております。タイジ」すると返事が来た。
その中身は“町田康クンの芥川賞受賞を祝う会”の招待状だった。
場違いなカンジでキョロキョロしているオレに町田さんは、テレくさそうに近寄ってきた。
「あの〜、一緒にバンドやりませんか?」
で、始まったのが、この、ミラクルヤング。
ベースは元“サウスtoサウス”、
今はキヨシローと“ラフィータフィー”をやっている藤井ユウさん。
ドラムは元“レジスタンス”のロジャー。
ボクは、ギターとコーラスを担当。

文 :佐藤タイジ

---無断転載。すんません。---



<kinta's  repo>


DEMI SEMI QUAVER
ミラクルヤング

2001.3.9
@下北沢CLUB251

遂に5年ぶりの町田康氏のライヴが見れるっ。
今度は新バンド、その名もミラクルヤング!
つーか、なんだこの名前(笑)。わざと?!
奇跡的若者?!
若い人とやってんのかな?!
で、町蔵さんは「ミラクル担当」??

そんなこんなで「ミラクルヤング」が見れる。
それは町蔵さんのバンドって事しか手がかりなく会場入り。

チケットはおそらく完売。
でも当日券待ちっぽい人がいっぱいいた。出たのかな?
ライヴハウス内は、
人の海、人の海、人の海、ニンゲェ〜〜〜〜ン!
で、ごったがえす。
いれ過ぎ〜〜〜。

対バンのデミセミ知らんかったです。
どうやらボーカルがドラッグクイ〜ン風味らしいとの噂入手。

セッティングの時点でどっちのバンドが先かわからない。
わくわく。
どちらにしろ、ボーカルが出て来た瞬間に解るハズ。
でも、フロントにキーボードがあるから
町蔵じゃないだろう、たぶん。

照明が落ち、オーバー・ザ・レインボー?!
しかも、ひばりねぇさん?!
ちょっと、おもろ。

で、出て来たのは案の定ドラッグクイ〜ン。
デミセミでした。

ボーカルはキーボードやアコーディオンも。
ギターがいて、
ベースがいて、
ドラムがいて、
バイオリンがいて、
サックスとか打楽器とか火花担当の人がいる。
そんな6人編成。

ギターが、何処かで見た事ある人だった。
なんかのバンド、もしくは
何処かの店員?!
誰だー!!気になって仕方ないよー。
情報求む!

音の方は、うーん何と説明したら良いのやら。
ロックといえば、ロックなんだけども
様々なジャンルの融合で
なかなかかっこよかったというか嫌いでは無い感じ。
おそらく1時間くらいはやっていたと思うけれども
全く飽きなかった。
ボーカルは、ふくよかな女性。
パンチの効いたややハスキーなボイスで
マフスみたい。
MCも熟れた感じで
Showとして魅せるバンドであった。
なかなか楽しい時間が過ごせました。

私は、わりと前(3列目くらい)で見ていたんだけれども
デミセミが終わってトイレにでも行くかーって思ったら
いきなりモッシュ!
うそーん。びっくり。
予想外。

ちなみに5年前に見た町蔵さんのライヴは
今は無き、元祖新宿Loft。
対バンのシオンにやたら感動してしまい
町蔵さんは、そんなに印象なかったり。
たしか、脳内シャッフル革命の曲とかやったような・・・?
めがねかけて、譜面みてたしね(笑)。
語りとか多かったし。よくわからなかったっけ。

最も印象的だったのが最後のアンコールで、
みんな帰らずにしつこくアンコールしてたら
町蔵さんが出て来て
『本当に嬉しいのですが、本当にやる曲がなくて、もう精一杯ですので、本当にごめんなさい』
なんつって、丁寧にお詫びを(笑)。

なので、正直そんなに過剰な期待はしておりませんでした。

普通に照明が落ちてメンバーがぞろぞろ登場!
そして、びっくり!
だってギターがシアターブルック・佐藤タイジ!あれま。
でもって、ベースは藤井ゆう!
このおじさんのベース最高なんだよねー!
以前、ブルーハーツが活動していなかった頃にヒロトが
ちょっと、やっていた幻のバンド『ヒューストンズ』でベースやっていたし、
三宅伸二のライヴの時にもベースやってたな。確か。
ドラムは誰だかわからないけども、きっと誰かだね。

最初の曲は、なんだか聖歌っぽい感じ。
『アーメン、A面、B面、C面!!!!』
なんつって。

つーか、また譜面見てるよ(笑)。

町蔵さんは
ズッカのTシャツのズッカの時計。
たぶんズッカの革のスーツといったいでたち。

曲の方は、かなりの町蔵節に
うねる、タイジさんのギター。

町蔵さんのEYEパワーに、やられっぱなし!
物凄い、客の目を見てくる。
あの大きな瞳で。血走る眼で。

しかし幸せそうな顔して歌うねー。

語りつつ、ニヤリ。素敵。

そして、タイジさんのギター、かっこいい!あー、かっこいい!
めちゃめちゃロック!

そして、どんな音だろうとも融合される事なく
存在感のある
アクの強さの町蔵節がたまらないっ。
あぁ、やっぱり町蔵だ!

なかでも『自己紹介の歌』が良かった。
『自己紹介します。東大出身で出版者に勤めていて
週に三度程、銀座で飲んでおります。』とか、そんな詩。
よかったなー、アレ。

『お台場の猿』とかね。
注:題名は勝手に想像してつけたモノです

町蔵さんてば、自分が歌っていない
ギターソロの時とか急に観客の顔になるからね(笑)。
そんなトコロも素敵ね。

終始、ギュウギュウで、体はウッケツ!
でもそんなこたぁー、どうでもイイって程
熱中して集中して聞き入っておりました。
おもいっきり、かっこよかった。

また見たい!

ミラクルヤングといえばさー
1990年に『淫如上人&ミラクルヤング』って
バンド結成しているんだよねー。でもすぐ解散してるんだけど。
『トリプルヤングはダブルヤングを越えてるって発想で、トリプルヤングにして
それでミラクルヤングのほうは目がくらみそうやなと思って(笑)。』とコメント。
気に入ってる名前なのかなー?

※どうやら以前、じゃがたらの『タンゴ』を自分のライヴで
やったことがあるらしい。町蔵がうたう『タンゴ』*なんて是非とも聴いてみたいものだ。






MUSICへもどる

WORDSへもどる