LILLIAN AXE(リリアン・アクス)
member:
Stevie Blaze(G) Ron Taylor(Vo) Jon Ster(G)
Rob Stratton(B) Danny King(Ds)
ニューオリンズでのラットのライヴの前座に起用されたことで、ラットのマネージメントに気に入られてデビューを飾った5人組だ。1stアルバムのプロデュースはロビンクロスビーだったこともあって日本でも注目を浴びた。その後は定期的にアルバムを発表するものの93年から94年にかけてのツアーを最後に解散してしまう。だが見事に99年に復活、今後の活動が注目される

ラットのロビンクロスビーのプロデュースでもラットサウンドではなく曲のバリエーションの多さがそうさせたのか意外に普通のアメリカンサウンドである。中でもマイナーコードを多用した曲は日本人のハートを掴んだであろう。演奏は多少荒削りながらブレイズのギターはこれからを予感させてくれる。M-9の『WAITING IN THE DARK』は当時絶賛された名曲だ
1988『LILLIAN AXE』
1.DREAM OF A LIFETIME
2.INSIDE OUT
3.VISION IN THE NIGHT
4.PICTURE PERFECT
5.THE MORE THAT YOU GET
6.MISERY LOVES COMPANY
7.NOBODY KNOWS
8.HARD LUCK
9.WAITING IN THE DARK
10.LAUGHING IN YOUR FACE

1stからあまり間を開けずに発表された2ndアルバム。
曲構成も演奏力も前作を上回る出来だ。プロデュースに英国人を起用してるのでブリテッシュな匂いのするサウンドになっている。S-1の躍動感は見事で後の曲の展開もよく練られている。個人的にはM-10『LETTERS IN THE RAIN』が最高にイイ

1989『LOVE+WAR』
1.ALL'S FEAR IN LOVE AND WAR
2.SHE LIKES IT ON TOP
3.DIANA
4.DOWN ON YOU
5.THE WORLD STOPPED TURNING
6.GHOST OF WINTER
7.MY NUMBER
8.SHOW A LITTLE LOVE
9.FOOL'S PARADISE
10.LETTERS IN THE RAIN

member:
Stevie Blaze(G) Ron Taylor(Vo) Jon Ster(G)
Darrin DeLatte(B) Gene Barnett(Ds)

3rdアルバムではメンバー変更は行われているが、リズム隊だけなのでサウンド的には大きな変化はない。曲自体は作り込みが感じられるのだが飛び抜けた曲がないのが残念だ。全体の印象は綺麗な仕上がりになっていてアグレッシブさがあまり感じられない。サビメロが若干弱いよう気がする。凝りすぎなのか?嫌いな曲もないし完成度も高いのだが、、、、。
1992『POETIC JUSTIS』
1.POETIC JUSTIS
2.INNOCENCE
3.TRUE BELIEVER
4.BODY DOUBLE
5.SEE YOU SOMEDAY
6.LIVINIG IN THE GRAY
7.DEGITAL DREAMS
8.DYIN' TO LIVE(SHADES OF BLUE)
9.MERCY
10.THE PROMISED LAND
11.NO MATTER WHAT
12.SHE'S MY SALVATION
13.A MOMENT OF REFLECTION

member:
Ron Taylor(Vo) Steve Blaze(G) Jon Ster(G)
Darrein DeLatte(B) Tommy Scott(Ds)

グランジ風のサウンドが散りばめられているが叙情的な旋律は健在だ。3rdと違ってディストーションが深くかかったギターが全面に押し出されている。日本盤のボーナストラックのハートのカバーはアルバムの雰囲気とあまりにも合わないので、収録は避けて欲しかったところだ
1993『PSYCHOSCHIZOPHRENIA』
1.CRUCIFIDE
2.DEEPFREEZE
3.MOONLIGHT IN YOUR BLOOD
4.STOP THE HATE
5.SIGN OF YOUR TIMES
6.THE NEEDLE AND YOUR PAIN
7.THOSE WHO PREY
8.VOICES IN MY WALLS
9.NOW YOU KNOW
10.DEEP BLUE SHADOWS
11.THE DAY I MET YOU
12.PSYCHOSCHIZOPHRENIA
13.HERE IS CRISTMAS(Bonus Track)

member:
Ron Taylor(vo) Steve Blaze(G) Jon Ster(G)
Darrein DeLatte(B) Craig Nunenmacher(Ds)

ーLILLIAN AXE LIVE REPORTー
1999.5.2 日比谷野外音楽堂

再結成でしかもアルバム発売前に突然来日が決まって、サンダーのチケットも私の中ではプレミアチケットに変身してしまった。
時間帯は夕方、しかも野外ということもあってかステージに登場したLILLIAN AXEのメンバーはまるでサウンドクルーの様で歓声が挙がるのも遅かった。それにしてもヴォーカルのロンのルックスは昔の面影はなくてまるでMCか?といった所だった。声を聴いて私は解ったが多くのオーディエンスは反応していなかった。前座バンドらしく音量はそこそこで、なおかつ夕方なのでリハーサルが始まったみたいに見えた人も多かったらしい。かくも一緒に行ってた友人はそう感じたみたいだった・・・。
ライヴの話にもどると、選曲は過去4枚のアルバムからまんべんなく披露されたが名曲『WAITING IN THE DARK』が演奏されなかったことが惜しまれる。パフォーマンスの方はバラードパートではロンとブレイズが2人でやっていたのだが、他のメンバーの引っ込み方がなんか唐突で可笑しかった。それでまたバンド形態に戻る時も、ゾロゾロと戻ってきたりしてこの辺りがB級なのかなぁっと納得してしまった。
しかし私の中ではサンダーよりも満足度は高くてファンで良かったなぁとしみじみ思ったのでした・・・


まさか、もう再結成もないだろうと思っていただけに感涙の思いである。2ndの起伏と4thのヘヴィネスが融合したサウンドプロダクションは好感が持てる。ブレイズのインタビューでは完全な書き下ろしではなくて、暖めてきた物らしいがこれぞブレイズ節といったメロディが堪能できてファンとしては満足度は高いハズだ。しかし国内盤の歌詞カード及び対訳が載っていない為に(アーティスト側の意向らしい)少し肩透かしを食らった感が残る
1999『FIELDS OF YESTERDAY』
1.DEATH VALLEY DAZE
2.DO IT
3.TWILIGHT IN HELL
4.FOR CRYING OUT LOUD
5.THE LAST TIME
6.CALM BEFORE THE STORM
7.PULLING THE RATS OUT
8.WHEN IT RAINS
9.DADDY LONG LEGS
10.BLOOD ON THE MOON
11.KILL ME AGAIN
12.BECOME A MOTHER
13.THROW AWAY
14.THIRST