青森旅行(ねぶた見学)1泊2日
はじめに
以前からねぶたまつりはぜひとも行きたかったが、航空券やホテルは早くから予約で埋まる。ツアーは料金が高く、期間が長いので、夏場に長期の休みが取れない自分には参加できない。航空券が取れてもホテルが満杯で、遠方に泊まるか、青函航路をホテル替わりに利用しようと考えていたが、躊躇していた。その年も例年みたいに夏になるとネットで検索していた。なぜかその年はホテルや航空券に空席があった。おそらく、リーマンショックの影響で富裕層がレジャーを控えていたためだろう思う。ただ、ホテルはねぶた期間前後に比べ大幅に値上げされていた。青森ワシントンホテルとJALの航空券(大阪発着の青森便)が予約できた。1泊2日の弾丸ツアーだが、海外の弾丸を何度か経験するとなんとも思わなくなった。完全にねぶたにターゲットを絞った旅である。ねぶたがなんであるかあまりわかっていないに関西在住の素人による感想である。間違いや勘違いもあろうかと思うが、ご容赦のほどお願いいたします。
旅行記
青森へは伊丹から出発。ほとんどねぶたの観光客だ。青森はJRの寝台で行ったことはあったが、ほとんど北海道に行くときの乗り換えか通過でしかなかったのでほとんど初青森だ。青森空港から市内へバスで向う。青森市内はねぶたの開催約2時間前に到着。ホテルにチェックインし、荷物を置いて出かける。ホテルはねぶたの参加者が更衣室に使っているようでエレベーターは祭りらしいメイクや衣装の女性がのっていた。参加者たちはなんだか誇り高そうな感じだった。ホテルでもらった案内図をみてどこに行ってみるか決めて移動する。場所について周りをみわたすと観光客がだんだんと増えだした。ねぶたは山車とお囃子(太鼓と笛)とはねと(踊り子)で構成される。山車は非常に大きいし、お囃子の太鼓はかつて見たことのない大きさだ。はねとはパワーを感じる。ねぶたは最初電気がついていないので地味な感じで移動(各ねぶたが当初決められた場所からスタートするため)スタート時間前になると明かりがつけられ華やかで雄大なねぶたになる。まずは大きな太鼓(各ねぶたのグループで何台もある)やかねが鳴らされ、合図で動き始める。とても雄大ですごく感動的な光景。観光客も大勢いる。 椅子席(有料)があってその間に無料席がある。ねぶたはその日は20台程度あった。それぞれが日本の神話や歴史物語をテーマに立体的に作られたもの。電光で輝いて非常にきれいだ。人間が前後左右に動かしているのがわかる。お囃子は各チームが特徴的に演奏されている。跳人は掛け声をかけあって飛び跳ねている。短い東北の夏にエネルギーを爆発させているようだ。かつて出会った東北人とは対極に位置するような活発な印象だ。
また、かつてみたことのある日本の夏まつりの代表である阿波踊り、よさこい等と比較してみると、阿波踊りは踊りメインでお囃子が笛、太鼓,鐘だ。よさこいは鳴子を持った踊り子と地方車(じかたしゃ)と呼ばれる大きな音響装置が特徴的。全国的な波及でいえばよさこいが大きい。それぞれたいへんすばらしいが、ねぶたがベストだと思う。確か集客はねぶたが一番多かったように記憶する。
ねぶた祭が終了しホテルに帰るとねぶたが待機場所に集められていたのが見えた。広い場所があたえられているのがホテルからみえた。
次の日は弘前に行って弘前城を見学した。『ひろさき』っていう響きが好きで前から行ってみたかったからだ。ここでもまつりの山車があちこちで見られた。こちらは形が青森とは少し違う。ねぷたと呼ばれ、形状も扇状だ。また、駅前に五所川原のねぶたの展示館があった。これも形態が違う。上に高くそびえるかたちだ。それぞれが青森と少し違うかたちで展開される。次はこれらの動く姿もみたいものだ。弘前駅では津軽三味線の演奏会をやっていた。素人であったが、非常に感動的な音色だった。弘前から空港にバスで移動し、帰路につく。1泊2日だったが充実した旅だった。青森のまつり、津軽三味線の音、街並みは印象の大きい旅であった。