開催日:2001年7月28日(土)・29日(日)

開催地:徳島県那賀郡木頭村

一本の杉丸太に乗り、那賀川の激流を下る木頭の伝統技術のひとつです。
その技術を 残そうと、毎年8月に木頭杉一本乗り大会を開催しています。
各地から大勢の参加者が訪れる、木頭村自慢のイベントです。


27日(金)
夕方MOTOWORKSに行くと明日のメンバーが揃っていた。
野田1号はカヌーを持っていきたいがバイクツーリング隊なので車で行くohashiに持っていってくれとわがままを言う。
他の者も寄ってたかってキャリアが付いてないのに無理やり脚立を立ててカヌーを載せるのであった。かっちょ悪ぃ〜!



28日(土)
集合時間が午後1時頃ということなので12時半頃に到着するとASO一家はすでに来ていた。10時頃に到着して遊んでいらしい。他には誰も来ていないので一泳ぎしようとカヌーなどを下ろしたりする。川まで運んで洗ってみると中からくもが2・3匹出てきた・・・。さてさて着替えようかと思っていたら木頭村の方々が来るし、ジャストチームも現れたので結局カヌーには乗れなかったのである。

 

そんなこんなしていると遅れてツーリング隊到着。「ちょっとトラブルがあって・・・。」と口を濁す野田1号。見るとマツモト号がパンクしていた。フェリーから降りる時いきなりパンクしていたらしい。空気を入れたら走れるので何度か入れながら此処まで来たとのこと。早速ASO氏がパンク修理にかかる。あけてビックリ!チューブサイズが合っていない・・・。その為かチューブが磨り減って限界に来ている。予備のチューブを持って来ていないので無理やりパッチを貼って誤魔化す。教訓:ツーリングには予備チューブを持って走ろう。

 パンク修理も終わった頃、上流から丸太を流してきた。村の古老が丸太に乗って流れてくる丸太を集めている。見ていると結構簡単そうに丸太に乗っているのだが・・・・。ジャストチームは毎年参加しているようで結構乗れてる。早速丸太に乗ってみることに・・・??ゲ・ゲッ!全然乗れましぇーん。浮かんでいる丸太がこんなに不安定とは思ってもみなかった。おまけにくるくる回るし。古老が乗っているのをみると凄く簡単そうなのだがいざ乗ってみると勝手が違うのであった。ASO氏も「丸太に乗らせたら右に出るものはいない!」と豪語していたがコロコロ落ちるのでありました。教訓:何事もやってみないと分りません。

 

その後自己練習に励む・・・・。飽きてきたら川に潜ったり、カヌーに乗ったりして思い思いに遊ぶのであった。
夕刻、水深の浅い所では何とか乗れるようになってきたが竿が届かない深い所では難しいようである。それでも少しだけ乗れるようになってちょっと満足しました。

練習後、村の方々が地元の料理を振舞ってくれました。

料理その1−焼肉:
最初犬の肉だと言われ恐る恐る食べてみたら何処かで食べた味?
その後鹿肉と判明した。
味付けは塩コショウが良いとのこと。
焼きすぎたらいけないそうです。これは絶品!

 


料理その2−鍋:
猪鍋。猪肉とこんにゃくを甘く炊いた鍋。
沖縄の豚の角煮みたいな感じ。
具が無くなったらうどんを入れて食べる。

 

 


料理その3−ハミのフルコース?:

徳島の方言で「ハミ」と言うようである。一般的には「蝮(まむし)」。
そーです、蛇なのでございます・・・・。ビンの中には生きたハミが3匹も・・・。
流石に〆るとこは陰でしていましたが頭を落とし皮を剥いでも動いているハミ君を切り分けて、
「さ・さ・刺身ですか〜!」と言いつつ食べてみるとこれが美味い。そして甘い。噛めば噛むほど味が出る。骨がコリコリしてなかなかいけますなぁ〜。
お次は肝・卵。これは回ってきませんでしたが棒に巻いて焼いていました。
最後の皮は棒に刺して乾燥させ、傷口とかに貼ると効果的面とのことでした。恐るべし木頭村。

 

その後、宴会も最高潮となり村の方々とすっかり打ち解けてしまうのでありました。するとどうでしょう、丸太乗りの奥義を教えてくれるではありませんか。恐るべし木頭村民。


◇◇一本乗りにチャレンジし、自然とひとつになろう!◇◇

木頭杉一本乗り日程
6月10・24日
7月8・22・28日 
8月4日(大会準備) 
8月5日(第15回木頭杉一本乗り大会) 

※練習日は隔週日曜日、7月28日のみ土曜日に実施。
時間 午後1時〜午後4時 
場所 木頭村文化会館下河川
雨天の場合は翌週日曜に順延。 

費用 無料 

〒771-6495
徳島県那賀郡木頭村大字出原字マエダ34番地
木頭村役場
TEL 08846-8-2311
FAX 08846-8-2876
E-Mail:kitou@mail.netwave.or.jp

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