「村岡ジッタのトレッキングスクール in 原瀧山」

講師:村岡 力

開催日:2000年8月5日・6日

開催地:岡山県川上郡川上町 原滝山トライアルパーク 
     (N 34°44’24” E 133°28’27”)


DAY 1
暑い!なんちゅう暑さや!こんな日は水浴びをしてビールでも飲まなきゃやってられんぞー。という真夏の太陽が照りつける中、ぼちぼちと参加者が原瀧山に集まってきた。受付を済ませ先ずはジッタ氏によるマシンチェック。日頃メンテナンスしてる人もしてない人も、いざマシンをチェックしてみると結構気付かない所が出て来る。僕も前日にアクセルが重いのを指摘されたが、自分では気にならない程度だった。が、ジッタ氏にワイヤーを掃除してもらったら「ガチョーん!」全然軽い!日頃メンテナンスしてるようで細かい所はしていないのがばれてしまった。そういう訳で皆さんいろいろと整備してもらい、空気圧もトレック用にセッティングしたのであった。

いよいよスクール開始。ジッタ氏のご挨拶後、先ずはマーカーを前輪と後輪でまたいでするスラロームから。後輪の位置を体で覚えてないと上手には出来ないのだ。尚且つバランス感覚とアクセル・ブレーキ操作も要求され、地味だが重要な練習である。日頃林道をカッ飛んでいる方々も前輪はかわしても後輪がマーカーを踏んでしまい、なかなか思うようにいかないようだ。それにしても暑い!皆、汗が滴り落ちながらもくもくと練習に励んでいる。休憩を挟みながらスラロームの練習をする。ジッタ氏は一人一人にアドバイスするためか皆さん少しずつ上手になっていく。

次はお待ちかねのフロントアップの練習。トレッキングには様々な障害物があるためフロントアップは必修科目。フロントが想うように上げることが出来れば走破性がUP。倒木もクリアー出来るぞ!ちゅう訳で、最初は座った状態からフロントを上げる練習。ジッタ氏が模範演技。いとも簡単にフロントが上がるのを尊敬と憧れの眼差しで見ている。「さあ!始めましょう。」の掛け声に思い思いにフロントを上げ・・・。「上がってねーぞ!」やっぱ難しいのねぇ〜。これだけは誤魔化し効かないから体がタイミングを覚えるまで練習しないと上手くは上がらないのだ。
ここで問題発生!呉のパトちゃんのチェーンが切れた!早速ASO氏が修理にかかるが上手くいかないようである。覗いて見るとパトちゃんはコマを持っていたがメーカーが違うようで幅が合わない。何度かチャレンジしたがどうにもならないようだ。仕方ないので私のセローのチェーンを外して付ける。パトちゃんもフロントアップの練習に復帰。みんな次第に少しづつだがフロントが上がっていく。横で見ていると20cm位しか上がっていないが、本人は凄く上がっている気分なのだろう?慣れれば力は要らないが体力を使ってのフロントアップに汗が滝のように流れている。休憩後立った状態からのフロントアップに入る。座った状態からのフロントアップと基本は同じだが、走りながらする為タイミングの取り方が難しい。ほとんど停止した状態から上げればいいのだがスピードが速いようで、これじゃ上がらんぞぉ?と横で見ていて思いました。すさまじい暑さの為か思うように上がらない為かちょっとダレ気味。


Local Photo

1日目(8/5)

2日目(8/6)

 

 

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