村岡ジッタのトレックスクール in 生名島

講師:村岡 力
開催日:2001年9月8日9日
開催地:愛媛県越智郡生名島


土曜、日曜と2日間に渡り延べ30名を越す参加がありました。スクールの内容は両日とも同じですのでまとめてレポートしたいと思います。土曜日は台風接近に伴い朝から小雨がぱらつきましたが午後からは天候も回復し暑いスクールとなりました。日曜日は晴天。去年の原滝山状態になるかも・・と不安が過ぎりましたが無事にスクールが出来ました。

メンテナンス編
ジッタ氏の挨拶のあとメンテナンス講座と題しまして一人一人のマシンをチェック。日頃のメンテナンス不足がばれてしまったり、空気圧の調整などトレッキングしやすいようにセッティングするのでありました。
 

基本練習編(ターン)
場所を移していよいよスクール開始。まずは基本中の基本!ターンの練習から。マーカーを前輪と後輪の間を通しながらのターン。トレッキングに欠かせないマシン操作と感覚の練習でもあり単純なようでやってみると以外に難しいのでございます。山の中では障害物だらけでターンの連続みたいなものですからターンを侮ってはいけません。最初は戸惑っていた生徒さんも次第にコツをつかんできたらしくギクシャクしながらもクリアしてました。二日連続で受講した者及びトラ車はさらにハイレベルなターンの練習をし思うように出来ないようでした?
 
 

基本練習編(フロントアップ)
次は皆の憧れ「フロントアップ」の練習。これまたトレッキングには欠かせない必修テクニックのひとつでございます。なんと言ってもこれが出来る出来ないでは走破性が格段に違います。丸太や段差を何事もないように超えていくテクニックはフロントが上げれないと始まりません。そして奥が深い技でもあります。最初は左足を地面に付けてフロントを上げる練習から。皆さん思ったように上げれないようでしたがジッタ氏のアドバイスで少しづつコツを掴んできたようです。次は走りながらのフロントアップ。より実践的なテクニックでトレック中に障害物をクリアする為の練習です。皆さん結構できるのでジッタ氏が誉めておりました。これまた二日連続の方は上げる位置と下ろす位置を規制されよりテクニカルな練習になりました。

実戦編
昼食後トライアル場に移動してお待ちかね実戦練習に突入するのでございます。ジッタ氏が最初に選んだセクションは木の根を越えながら右ターンして上り、そこから一気に斜面に駆け上がっての左キャンバーターン。だがそこには木が邪魔して内輪差を考えて走らないと後輪が引っかかるという初心者には酷じゃない?と思われるいやらしいセクションなのだ。と、いう訳で下見をしてから順番にトライ。ん〜〜。撃沈してる。やっぱりねぇ〜。今回お助けマンが多数居るので引っかかってもリカバリーは早い。それにしても慣れてきたのか何度もトライするうちにクリアーする者も出てきて皆さん走破性がUPしてきました。恐るべしジッタスクール!
 

フロントアップの実戦編段差越え。まずは何もしなくとも上るけどちょっとだけ浮かしたら楽に上がれる段差15cm位からトライ。みんな上手で楽々クリアー。まぁ、刺さる人もいるけど・・・。ここは左に行くほど高さがUPし難易度も高く配置してあるのでレベルに応じて練習できるのが良いみたい。果敢にチャレンジしてました。次はヒューム管を使っての段差越え。これは2度吹かしというテクニックを使って超える練習なのだが・・。これはさすがに難しそうでいきなり出来るものではありません。今後自己練に励んでください。

 
いよいよ最終段階のトレッキング。トライアル場の獣道的なトレッキングコースをジッタ氏とトレッキングするのだ。練習で結構上手に出来ても実際にトレッキングすると思うように出来ないものでございます。

今回おまけとしてヒルクライムの練習を行いました。知る人ぞ知る「魂のヒルクライム」(バイクとともに魂も飛んでいくそうな・・・?)トレール車は2速全開、トラ車は3・4速全開の一発勝負!転んでも痛くないので安心してチャレンジ出来るのであります。

今回のメインイベント!宴会
なんと言ってもこれが一番か?例によって高級松永牛をはじめとして怪しいソーセージ、イタリア風スープなどビール片手に盛り上がるのでございました。この模様につきましては参加しなければわかりませんので機会があればご参加くだされ。

       


そんな訳で今年も無事に終了しました。

主催:MOTOWORKS
協力:生名サーキット・Ponny's Club

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