お久しぶり!四国ツーリング

2001年4月21日(土)〜22(日)

参加者:ASO・gengoro・野田1号・野田3号・ぷー村上・マツモト・うみんちゅ〜奥間・香川2・おーはし


Day1

4月のダイヤ改正により5:50発の多度津行きフェリーに乗船する。前日の天気予報によると昼頃から雨とのことであったが、朝から雨という最高のツーリング日和になりました。学生の頃、「学校に近い奴ほど遅刻する」という法則に従い、やはり今回もぷー村上が出航3分前に現れて危うく乗り遅れる所でございました。本人曰く、「時間どうり!」と言っていましたが「子供じゃないんだからもっと早く来ましょう!」

今回は四国在住の須恵画伯氏にとっておきのルートを紹介していただきました。下見をして頂だいた上に、国土地理院1/25000へ詳細なルートを書き込んでくださいました。おまけに写真付きで至れり尽せりなのでございます。残念ながら生憎の天候と林道初心者が2名ほどいたので須恵さんルートを走る鼬(いたち)チームと普通のツーリングの狸チームとに分かれて宿で合流することになりました。(何故?鼬と狸なのかは不明。ASOさんに聞いて下さい)

鼬チーム(おーはし・ぷー村上・マツモト)レポート。GPSポイント付!
多度津から穴吹までノンストップで走ろうと狸チームと分かれたら何故かうみんちゅ〜が付いて来た?彼はツーリングも初めてだし林道もはじめてなのである。止まって「こっちのチームで大丈夫?」と聞くと「勢いで来てしまいました。でも大丈夫ッス!」と強気な発言。まぁ良いかと走り出すと「ガソリン無いっす!」とスタンドに寄る。気を取り直して暫く走ると狸チームと合流してしまう。これなら最初から一緒に走れば良かった・・・・。美馬を越えて狸チームと分かれる。??うみんちゅーが居ない。やっぱり強がってた訳ねぇ〜。橋を渡って暫くするとまたまた合流!訳解らん・・・。そんなことで穴吹まで走って今度こそ分かれるのであった。
穴吹川を渡る橋(N 34°02’24” E 134°10’22”)が工事中で迂回する矢印通りに走ると別の橋に出た。しかしこの橋を渡ってもオンコースに復帰できないので土手を走って元の橋に戻ろうとしたら土手が切れていた。土手を下ると工事中の橋の隣に古い橋を発見!後ろが騒がしいので振り返るとぷーがコケていた。なんだか最初からつまずきっ放しである。高越山を目指して走るが道が狭い。おまけに九十九折れで標高を稼ぐ。伐採された杉の枝が道路一面に散乱し濡れた路面とでずるずる滑る。やがてチェックポイントの牧場(N 34°01’08” E 134°10’41”)を通過するが霧のため廻りの状況が皆目解らないうちにダートに突入。ここでも杉の枝とちゅるちゅる路面の攻撃に会い思うように進まないのであった。
高越山(N 34°00’42” E 134°11’37”)のポイントから暫く走ると視界が開け大観望(N 33°59’58” E 134°11’40”)に出る。晴れていたら剣山が見えるようであるが今回は雲海が見下ろせたのであった。暫し休憩する。ここはオンツツジの群落があるらしいが季節が違うようでそれらしきものは咲いていませんでした。ここから下っていくとアタックポイント(N 33°59’39” E 134°12’49”)に到着。「頂上までアタックしませんか?」と書いてあるが今回は雨のためパス。次のポイントに向う。分岐のたびに地図と写真を見ながら確認して走る。2、3コ先の分岐も見て走るが分岐に来ると誰も覚えてないのは何故だ?そんなこんなでR193の倉羅峠(N 33°59’20” E 134°16’30”)に到着。思ったより時間がかからなかったので第2ステージ(N 33°59’32” E 134°17’04”)に突入する。林道を走り舗装路(N 34°00’10” E 134°18’24”)を右折し12番札所の焼山寺へ向かう。流石須恵さん!地元だけにマニアックなルート設定でございます。林道(N 33°59’24” E 134°18’26”)をつないで大きな分岐(N 33°59’02” E 134°18’33”)に出る。ここから舗装工事中の林道焼山寺名ヶ平線を走ってR193(N 33°58’47” E 134°16’17”)にゴールしました。林道焼山寺名ヶ平線は工事が休みだったようで通行できましたが雨のおかげで通行できたのかな?

霧のスパー林道 走るマツモト君 手前に写っているのは地縛霊?

上山町で昼飯を食いスーパー林道へ。岳人の森を通るたびに雪中ツーリングで雲早トンネルまでヒーヒー押したことを思い出す。ここから一気に山の家まで走る。霧が深くて景色どころか道が見えない。おまけに谷も見えないから良いか?などとぼやきながら走る。途中雪が残っている所があった。雨のためか貸しきり状態で先行している狸チームのタイヤの後が残っていた。その後東川千本林道・張川林道を走り今日の宿「畑山温泉」に到着する。
宿では先に着いていた狸チームがすでに出来上がっていたのであった・・・・。

狸チームレポート by 野田1号
アタック隊と分かれ、319号線を南下。32号線と合流する交差点にあるローソンで小休止。レインウエアに着替えるため、フェリーを降りて最初のコンビニで止まるはずが10kmも走ってしまった。麻生さんとgengoroさんはローソンで雨ガッパを探すが、適当なものが無くそのまま出発。32号線バイパスから県道を抜け、438号線に合流しようとしたところでなんとアタック隊と合流。三頭トンネルを抜けて徳島入り。県道鳴池線に出たところでツーリング隊は県道へ、アタック隊は192号線方面へ分かれた。ところが、美馬中央橋で吉野川を渡り192号線へ出てしばらく走ると、またまたアタック隊が後ろから。穴吹で今度は本当に別ルートへと分かれた。
山川のガソリンスタンドでひとまず給油し、雨ガッパを買うためにホームセンターの場所を聞く。残念ながら近くのホームセンターはまだ開店していなかったが、たまたま大き目の洋品店が開いていて雨対策品を探す。開店直後なので玄関で女子店員が商品を箱から出していたが、大胆にもうみんちゅ〜奥間は上半身裸になってTシャツを着替える。さらに買ったカッパが青色のビニールで、白マスクしているもんだから見た目がモグリの外科医風。麻生さんは雨の冷たさを避けるためにグローブの上からポリ袋を被せるが、もはや外見はどうでもいいという感じ。寒さをしのぐためには見た目は気にしていられないのだ。
装備バッチリになったところで剣山スーパー林道へ向けて出発。193番目の国道とは思えないほど細くてクネクネした国道を走って神山を抜け、いよいよスーパー林道へ突入。初めて走る人もいるので、ファガスの森で一応ルート説明。うみんちゅ〜奥間が先陣を切ってスタートした。野田1号・3号、gengoroさん、麻生さんがそれに続く。小雨と濃霧の中、割といいペースで走る。視界は悪いが雨で路面が締まっているため、意外とグリップする。ただ、左側のほとんどは深いガケでガードレールも無いため、もし右カーブでコケて左へ落ちたらケガじゃ済まない。本当ならかなりビビリそうだが、濃霧のおかげでガケが見えず、余計な恐怖を感じなくていいかも。徳島のへそ、川成峠、日奈田峠と通過するが、先頭を走る奥間が見当たらない。普通なら適当な場所で休憩していると思うのだが、走り続けているのだろうか。タイヤの跡が続いているので転落はしていないようだが・・・。後
続のgengoroさん、麻生さんを待つために、大ぼら橋手前の水飲み場でしばし休憩。ここから山の家まではあと一息だ。視界が10m程度の中、ダートを上って山の家に着くとうみんちゅ〜奥間が待っていた。どうやら1度も止まらずに一気に走ったらしい。若い。霧で真っ白になった視界ゼロの剣山トンネルを抜け、高の瀬峡を経て無事195号線へ出た。
ガソリンと昼飯を求めて物部を目指す。途中、ログハウス風の建物を発見し、バイクを止める。濡れていてもいいということなので、ありがたく入れてもらう。中にはいろりがあって炭火で暖をとることができた。アマゴの塩焼きを注文すると、目の前の炭火で焼いてくれる。カツ丼もうまい。宿泊もできるのでここはいいかも。食事メニューに温泉セットというのもあった。温泉・鴨肉・生ビールで1500円。物部のスタンドでガソリンを入れてみると、WEの3人はリッター約30kmの好燃費を記録した。林道走ってこの燃費はすばらしい。去年の今頃走った中津尾林道を経由し、午後4時頃に宿泊地の畑山温泉に到着。速攻で浴衣に着替え、温泉に入る。冷え切った体もポカポカになり、気分はすっかり温泉旅行。温泉からあがり、こんにゃくをつまみにビールをやっているところへアタック隊も
無事到着。


これから先は何時もの様に宴会突入!宴たけなわになってきた時電話が入る。それは後発隊の香川2君からであった。物部から畑山へ入る道を間違えて怪しい獣道をトレッキングしたらしい。「あの時は死ぬかと思いましたよ〜。」後日談。雨の夜1人で山深くナイトトレッキングとは流石にビビッたようである。ASO氏が途中まで迎えに行く。この後はうみんちゅ〜の酒量に着いて行けずに暴睡するのであった。


      

Day2

昨日の雨とは打って変わって晴天!
           

 

 

 

 

 

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