99’初!!北海道ツーリング  8/12〜8/19


開陽台!!こんな写真が取れたこと自体奇跡じゃ。\(^o^)/

99’7/9に納車されたZRX1100は、このツーリングにて慣らしを終えることとなる。(爆)
8月12日(木)晴れ

AM7時起床。いつになく早起き。
最終の持ち物チェック。うーん、思ったよりコンパクトに出来た。
でも、こんなに大きい荷物を積んだ事がない私はうまく積載できるのか
不安があったので、HIMAちゃんにTELしてみる。
「あーまりこはん、ここはこーでそこはあーで・・・」ととても親切なお答え。
しかし、まだ寝ていたようで・・ごめん!起こしちゃったわ(-_-;)
その20分後広島からのTELでもはや眠れなくなったHIMAちゃんであった。

して、荷物はとらさんから強奪したキャリアのおかげで難なく終了。おおきに!
刻一刻と、出発時間が迫るが、まだKazuさんから連絡がない。
そーです、彼はわざわざ姫路から、ここ天理までお迎えにきてくれるんす。
ああ、贅沢・・そして過保護・・。
ちょうど、彼がこちらに着くであろう時間、よりにもよって、大きな夕立が!
バイクの準備が完璧だった私は、慌てて工事用の大きな青いシートを
バイクごとすっぽり被せ、対処いたしました。ほっ・・。

程なく、全身ずぶ濡れのKazuさん登場。
後10分で着くとこで、大雨にやられた模様。ご、ごめんなさい・・・(T_T)
ほんとに、地面に穴があくかというくらいの大雨だったので出るに出られず
ノンキにTシャツを乾燥機に入れたりしていたが、この時既に16時半を
過ぎていたことをここに告白致します・・・。>名塩に18時の約束やで(-_-;)

ナントか出発したのは良いが、また香芝あたりで雨が・・・
そして、中国道は帰省ラッシュでババ混み・・・(T_T)(T_T)
左から右から真ん中から、鬼抜けしながら通過。
やっと西宮名塩SAにたどり着いたのは、18時50分(-_-;)

待ちくたびれていた金さんに、言い訳の隙間もないほど怒られまして
>でも私だけ・・・Kazuさんには、ねぎらいの言葉をかけていた・・(T_T)
ま、それもそのはず、舞鶴道が通行止めになっていたそうで、
お見送り隊のけにさん金さんは、代わりの道をあれこれ考えてくれてたらしい。
「なんで、北海道いかへん俺らがこんな心配せんなんねん!!」
はあ、すんません・・・全然知りませんでした。

でもなんとか解除されたがしかし!!
この日まで、馬車馬のごとく仕事に明け暮れていたKayoちゃんが来ない!
「今、宝塚」というTELがあったきり、ずーーと来ない。
あの渋滞のなか、なんか有ったんか?
皆の心配が頂点に差し掛かった頃、320の「こうじゅ」さんと共に現れた。
Kazuさんが「見に行ってくるワ」とメットを被った時だった。あー良かった。

現地で待つHIMA@スーパーソーパーからは、TELがじゃんじゃん入っていた。
時間を気にしてのTELだったが、実は彼の心配は「チケット」だった。
なぜなら、みんなのチケットは私が持っていたからである。
「HIMAさんも詰めが甘いわー!こんなんなんのわかってんのに、チケット奪いとっとかな!」
とは、金さんの弁。
重ね重ね、エライすんません・・・(-_-;)

で、そんなこんなでやっと、舞鶴港に到着。
んでまた、広島ーズがまだやん・・(-_-;)
なんでも、16時に広島を出たらしい。>おいおい・・・(-_-;)
あら?タッキー@平塚の美少年から、お電話だわ!!
餞別に、知床あたりに白い車を待機させとくからって・・・。
有難いお申し出だけど、いらないわ。(*_*)

広島ーズも無事到着し、21時半、いよいよ乗船。
「良く滑る」と聞いていたから、緊張だ・・(T_T)
列に並ぶと、けにさん、金さん、320こうじゅさんが
ばんざい三唱してくれた。>前に居たおっちゃんが笑いをかみ殺す。

と、実はもう一人、私の友達がお見送りにこちらへ来てくれているとのTEL。
でも、もうすぐ乗らなきゃ・・・・
「大阪ナンバーのサーフが来てるの!」と叫ぶとけにさん達が
探しに走ってくれました。ああ、なんて良い人達。>マジで。(T_T)
ほんの、2,3分くらいでしたが無事会えました。ありがとー!

部屋に荷物を置いてとりあえず、デッキに出てみると、4人が
波止場で、寝転んで待っててくれました。
>けにさんと金さん以外、無関係な4人が仲良く寝て待ってくれてる図。

その図を写真に収めようとカメラを取り出した瞬間、ナニかひらひら
海へと落ちていきました。
およ!?あ、あれは・・・・・
さっき、餞別にと金さんから貰った、関テレ「はちえもん」の携帯ストラップ
じゃないの!!(T_T)(T_T)(T_T)
金さんは「なんで見送りにまで来てこんなことせんなんねん!!(ーー;)」
とかナンとか言いながら、拾ってくれました。ご、ごみん・・・・(T_T)
潮のかほりのストラップは今、健在です。

と、Kayoちゃんの携帯にGonちゃんからお見送りのラブコール。
ありがとね。(^_-)
んで、新潟には寄れません>横やん。

出発までにもこんなに暴れた私達の前途は・・・・・。
ちなみに、私の自慢の眉は見る影もなく、まるで「おじゃる」のようでした。
けにさんは、般若だと表現されてましたね・・(ーー;)

8月13日(金)

新日本海フェリー「らべんだあ」は定刻の23時30分、舞鶴港を出航した。
出航の瞬間を見たかったが、あまりの汗だくに早くお風呂に入りたくて
断念。
お風呂の窓から、海面がゆっくり動き出すのを、Kayoちゃんと眺めた。
>320の「こうじゅ」さんは、一人波止場に残って見送ってくれてたらしい。
申し訳ないm(__)m

へー・・・2等寝台って、こんなんかあ・・。
私とkayoちゃんは、端っこの一番広い席を偶然にもゲット。
>ホンマやて(-_-;)
私は上に、Kayoちゃんは下へ。
げ!天井低いのね・・・(*_*)

みんなすぐ寝るわけはなく、くつろぎスペースでカップラーメンのディナー。
もちろん、私はHIMAちゃん持参のビールを強奪(ここでもか)して
たらふく飲ませていただきました。
そして、ひとり、ふたりと消えていき、がんがんビールを煽るちえさんと
語りに入ったHIMAちゃんと3人、居酒屋のおっさんのように
くだを巻いていたのさ。(*_*)

やがて、ちえさんがフラフラと部屋に帰っていき、(忘れ物いっぱいして)
残されたHIMAちゃんと私は、こうなったら夜明けの海を見ようと
4時まで頑張って、甲板にでてみました。
まだ、暗い空には、お星様がいっぱい出てた。>風が強い。
あーーーっ!流れ星1コ発見!!
で、笑い話のようですが、前方に白い塊が見えて二人で一瞬氷山か?!
とびびったんである。>んなわけないだろ(-_-;)(-_-;)
しかし、とても風が強く、HIMA曰く「まりこはん、風すごいから中入るわ」と
ドアの影に隠れていた>ふつー、逆だろ(-_-;)(-_-;)
仕方ないので、一人でたそがれた。(+_+)

翌日、少し船がゆれたので、不安で不安で・・・
実は私は船にとても弱い。ボートに15分乗っただけで酔ってしまう。
ダレや―――!フェリーは絶対揺れへんってゆったのはー!(T_T)
寝て誤魔化して、なんとか持ちこたえた。(T_T)

それにしても良いお天気。
幸せ満開ウラウララ(^○^)
カウンターの近くにある現在地確認の赤いサインが
だんだん北にちかづいてく。あら、もう、函館過ぎたやん!(^○^)

午前3時、船内放送で飛び起きて、念入りにメーク。
初めて会う小樽港。まだ、暗いよ。

ゲートが開いて、飛び出して行くとなんとお出迎えにつかささんが!!
朝早くから、ほんと、ありがとう!
みんなで記念撮影。

ところで行く前に「寒いですよ―!ぜーったいフリースは要りますよー!」
と、断言していたKayoちゃん・・・
朝でも寒くないよ?
ちょうど良く涼しいけど?
「いや、道東の方はタイツ要ります!」・・まだ言っていた。(-_-;)

わーーー!私バイクで北海道、とうとうきたんや・・・(^○^)
うきうきを抑えきれず、走り出したのであった。
天気予報:快晴:30度超え。(-_-;)

8月14日(金)←曜日感覚ゼロ。

つかささんの他、ちえさんのお友達がオフ車で登場。←当時は知る由もなかったが、コレ、よしひでさんね。(^_-)-☆
ほんと、ご苦労様です。m(__)m
計8台、みんなで小樽運送事業協同組合(GS)にて、給油。
R5を元気に走り出しました・・・爽やかやなあ(^○^)
しばらく一緒に走ったが、まささん達と三笠で合流する一行とは
お別れ。>お互いの無事を祈りあって、(^^)/~~~

さー、Kayo、Kazuとの、3人の珍道中が始まった。
私達は、無線を付けているので道中、あれこれ語りながら
走ることが出来る。>もちろん、Kazuさんの備品。(配給された)
一路、北竜町のひまわりを目指す。




かるーいワインディングを走行中、いつか見たような光景が広がった。
おおっ!Kazuさん、なにしてんの????!!!
きゃーっ!!!ソ、ソコは右車線だあ!!
うわー!キキ―ッ!>車、急ブレーキ!
そーです・・・ハイサイドKazu、ここに復活!(T_T)
ああ、びっくりした・・・(*_*)
コケんでほんま、良かった・・・(T_T)
この光景を見れなかったKayoちゃんは、無線で
「Kazuさーん!なんで右車線いったんですかあ?」
・・・・・。大変やったっちゅーねん(+_+)
こんなトコでKazuさんがリタイヤしたら、私らどーなんの?

気を取り直して、走りつづける。
と、私のバイクから何やら異音がするとかで、ちょっと点検。
おお、のどかな風景だ。
羊もいるし、あら、犬も寝てる。
「Kayoちゃん、犬までいるなあ・・なんか、もぐもぐ食べてるよ(^○^)」
「・・・・・。(-_-;)マリコさん・・・あれ、羊です」
あ・・・あ、そう。(+_+)

暑くなってきた。どうなってんねん。ホンマに北海道なんか?
やっと北竜町、ひまわりの里についたのは9時ジャスト。
予定通りやん。(^○^)
おっちゃんの運転するトラクターのような車で一周。
すっごーい!一面黄色!
手前の花はもうタネになりかけてたけど、奥の花はなんて綺麗。
ふふふ、「ヒマワリ畑でつかまえて」>バカ。

ん?おお!沖縄家族旅行中のあっきょちゃんからTEL。
なんと、あちらは22度しかなくて、しかも大雨だそうな。
こっちは、もう33度、灼熱の国北海道やってば。
遊んで欲しくてTELしてきたようだが、へこませてTELを切った。

ここの、「ひまわりソフト」は、濃くてホントに美味しかった。
香ばしくて、クセになりそうな感じ。
私はここで、ひまわりの柄の手提げも買った。>お風呂セット用。

ここからは、一旦荷物を置くために旭川へと向かう。
Kayoちゃんのパパが単身赴任しているおうちに
今日は泊まらせてもらうのです。
都心はほんとに暑い。そして渋滞。
Kayoが来るのを待ちわびていたパパは、とても若くて男前だった。
チェロキーで連れていってもらって、山頭火の塩ラーメンをごちそうになる。
(味見してみた味噌ラーメンのほうがおいしかったかもかも。)

思わず、パパ家でくつろぎそうになったが、美瑛へと向かう。
当初の予定では、富良野も行って白金温泉も行くはずだったが
時間不足とあまりの暑さのため断念。

美瑛の丘は、とらさんのHPで見ていたとおりすごく美しかった。
こっち(奈良)も、たいがい田舎だが、同じ田舎風景でも
なんか違う。あーーーっ!わかった!
北海道には、田んぼがないんだ!
どこまでも続いていく草原、大きな木、余計な物がなにもないの!
雲が掛かったら、その部分だけ影になる・・・・・。
自然が動いて行くのが見えるんだ!感動。(T_T)

一方、ここらへんで、まささんたちにナントか会うべく、連絡を
重ねる。うんうん、拓真館に来てね。
>ここでひとり、小さくなっていた者約1名。
和歌山@きこくちゃんに、くれぐれもと頼まれていた長野全国ミーの
写真を、忘れてきたアナタ!(-_-;)>Kayoちゃん。

休憩中、大雨の関西より留守電が入っていることに気づく。
ふふ、羨ましい病にかかっている、クラキンさんだわ!
こっちは、快晴、楽しいよーん(^○^)

団体でやってきた、まささん一行は、「閉館」の事実にしおれてしまった。
ご、ごみんなさい・・・(T_T)
少しの間、談笑していたが、本日キャンプのみんなは、夕食のメニューが
決まると同時に、かっとんで帰っちゃった(+_+)

私達3人は、夕食もパパにごちそうになった。
地元のおいしい居酒屋さんで、「男山」を2本いただいた。(^○^)
肴は、当然「このわた」である。

ああ、今日も良い日だった。(^○^)
拓真館に行く途中のUターンで、kayoちゃんが
犬に追いかけられてたなんて私は知らんかった。(爆)


8月15日(日)

午前5時半。
こちらに着いて初めての朝。おお!北海道らしい、寒めの朝。
「Kayoちゃーん・・起きや・・5時半やで・・」
パパに起こしてもらったなんて恥ずかしくて言えない。(-_-;)

わー!今日もお天気よさそう・・・(^○^)
大きな夕張メロン付きの、パパお手製ブレックファーストを頂いた。
インテリアに造詣が深い(っつーか、ご職業)Kayoパパは
今日は釣りに出かけるらしい。
私達に付いて来たかったみたいだが、Kayoちゃんは強硬に
断っていた。>久し振りに会う娘に、冷たくされてしまう可哀想な父。
ほんと、お世話になりました!

R39を層雲峡に向かって走り出す。
まだ車も少なくて、気持ち良い!(^○^)
そうそう、ガソリン入れなくちゃ!途中開いてた某GSに寄る。
げげ!Kazuさんがタンクにガソリンをこぼされたみたい!(T_T)
なんだかボーとしたおじさんだったため、私も注意して見てると・・・
おおおーーーーい!!(T_T)(T_T)(T_T)
確信犯かいっ!!(ーー;)
なんでもええから、早よ、タオル貸してくれ!!

GSを去る時に、「おっさん、気いつけーや!」と一言、
低い声で一喝したKazuさん・・・
アナタ様の声も恐ろしゅうございますです・・。(*_*)

層雲峡は通り道にあり、切り立ったがけのようだった。
さすが、観光バスが多い。
で、北海道は、まっすぐな道が多いが、轍が深い。
成功すると足つきが良くなるが、失敗すると即転倒だ。>大袈裟。

一瞬、冷たい風をくぐったかと思うと三国峠パーキングに着いていた。
おお、アウトライダーに載ってた景色だわ(^○^)
私達は、ここでUターンして、またR39を永遠にウトロへと向かう。
石北峠を通過。
その後、R39は、ひたすら続くまっすぐな道だった。
途中、何度もバイクを止めて名もない景色を写真に収めた。
観光名所も良いが、何でもない道端景色でも絵画のようだ。

途中、道の駅「おんねゆ」温泉で昼食。
いちおう、ゆでとうきびも食す。
ま、暇だし、MLでもチェックするか・・・。(KazuさんPBプラス所持)
(爆)(爆)(爆)・・・九州のつるさんに業務連絡。(謎)
東京の横やんにTELでご挨拶。
とらさんにTELすると、関西指定バイクショップ「エントランス」に
行くという。来る?って言われてもナ・・・ちょっと遠いかな(+_+)
さてはイエローボンバー、復活したな?

荷物の後ろに広げて干しておいたクシタニのエクスプローラーも
ほぼ乾いたし、出発。
暑いってば!助けてくれー!
留辺蘂の町を超え、北見を抜けて美幌からR334、斜里へ。

左にオホーツクの海が見える頃、良い感じで16時頃だった。
峰浜の郵便局と小さなお土産屋が一緒になってるとこで休憩。

海がきらきら光ってて、かもめかウミネコ?も飛んでて
ここ、どこ?って感じだった。
いつまでも、ぼんやりできそうでこの場所がいたく気に入った。

Kazuさんは主食でもあるソフトクリームを求めていたが
見つからず、ちょっと残念そうだった。(-_-;)

今日の宿である、ウトロの「知床グリーンハウス」に
連絡も取れ、海岸沿いをひた走る。
さ、さ、最高!!(^○^)(^○^)
海のない奈良に生まれ育った私は、海を見ると感動するが
この海岸線は、はたまた格別だった・・・。(T_T)

オシンコシンの滝に打たれたあと(ウソ)程なく、
初めての「ライダーハウス」に無事到着。
とらさん、シュラフの出番だよ!

KazuさんとKayoちゃんは夕食の買出しに、私は
近くの市場へ。
片っ端から試食したあげく、値段交渉までして今日の肴をゲット。
「うに数の子」>美味しかった!!

ライダーハウスに泊まってたメンバーは、私達3人が
とても不思議だったらしく「オーナーズクラブで・・」と言うと
一様にほっとしていた。>ま、変と言えば変か・・・(-_-;)
ここの親父さんなんて、Kazuさんが食事の後寝てしまうと、
「ちょっと、奥さんがた!お父さん酔って寝てしもてるよ」
・・・。奥さん「がた」って・・・・。(-_-;)(-_-;)
いつから日本は一夫多妻制になったんや。(-_-;)

その夜、Kayoちゃんは中学生にバイクを誉められ、
私は、「20歳くらいですか?」と言われ、
しかし、シャワーは90秒100円(!!)
ま、1勝1敗ということで・・・。



8月16日(月)

朝方はさすがにひんやりするねえ・・・
とらちゃんのシュラフにくるまって目覚めたのは、怪しいシャッターの音と
二人の笑い声を聞いてからであった。
ええっ!ひょっとして・・・今の寝顔撮っちゃったの?(-_-;)
「今のはマジで最悪や・・・」←予感的中(コレ見た関西首脳陣、無言)

朝ご飯は、私は「甘くないパン」、Kayoちゃんは「おにぎり」
これに、コーヒーとヨーグルトが付いていた。
ここのライダーハウスはいいとこだなあ・・・(^○^)
ハイ、違います。(-_-;)
私達がお化粧する時間を見越して、Kazuさんが
いわゆる、パシリとして朝食を買ってきてくれたのです。>以後毎日(-_-;)
ホンマ、すみません・・・。m(__)m

峠を超えれば天気も違うと言われていた「知床横断道路」は
峠を超えても快晴のままだった。
と、ツーンと硫黄の匂いが・・・。
本日の第一目的地、「熊の湯」に到着。
やけに熱い湯。私達の柔肌が、チリチリ痛い。(-_-;)
ここで函館から来たオバさんに、記念写真を撮ってもらう。
青いタオルを頭に巻きつけてインド人のようになってるKayoちゃん・・。
でもその隣に、一緒に入ってたおばあちゃんの裸のおしりが
写っていた事は、どうやら私以外気づかなかったようだ。(-_-;)

バイクを止めた場所は、坂道になっていて動かすとき
注意が必要だが(心の中で)(-_-;)
・・・。3台動かすのはさぞかし暑かった事でしょう。>Kazuさん。

R335、一番海が近くに見えた時、お写真タイム。
綺麗な海がソコにあるのに、なぜか大喜びで「返せ!北方領土」の
看板の前で撮影してたのよね、Kayoちゃん。>(-_-;)(-_-;)

昼食ポイントの中標津の「すしロード」には11:15到着。
回転寿司とは思えないほど豪快なお寿司。幸せ。
ただ、イカは食べなくてもいいわよ(-_-;)
ライダースノートには、
「ZRXオーナーズクラブ No,20Kayoko、No,83Kazu、
No,112Mariko」と、ちゃんと記しておきました。

ここからは永遠に続く牧場や、原っぱを見て走った。
Kazuさんは、馬糞を積んだトラックにビシバシ攻撃されていたし、
ぼんやり「Kayoちゃん・・なんで全身迷彩柄の服きてんねん・・。」
とか思いながら走ったりしていた。
車の少ないま―――っすぐな道を駆け上ると開陽台に着いていた。
遠くに牛たちがいる。こっちには草原に雲が掛かってる。
そっちには・・ん?地平線??
360度、ほんとにまあるいの。絶対北海道でしか見れないよ!(^○^)
ここより綺麗だなんて、こぶちゃん達のおすすめの「多和平」って
どんなんなんや・・・。

私達3人は、事あるごとにナニか用事を作ってはHIMAちゃんに
TELしていたが、暇に任せて自然発生した、「奥さんごっこ」
なるものに彼を引きこむことにした。(-_-;)
>HIMAレポートに先に書かれた。ちぇっ(-_-;)

「あ、もしもし?今日奥さんとこ、なにしはんの?(^○^)」
なんのことはない、毎日の食事メニューのチェックをしてたのだ。
以後、毎回このセリフでTELしていた。
余談だが、「おっさんごっこ」もしていた。
私の名は「まり男」、Kayoちゃんは「かよ蔵」として、自分の事を
「ワシ」などと言って、和昌と共に男3人旅をした。(-_-;)

HIMAちゃんとは摩周湖で落ち合う事にし、80キロ巡航で
走りつづけていたが良い気持ちで眠くなり掛けた頃
突然目の前にダートが現れた!!!(@_@)(@_@)(@_@)
そりゃー、一気に目覚めましたよ!
急ブレーキをかけて、ちんたら走行する私と、急に速度を上げて
一気に通過しようとするKayoぴん・・・。
その時のKazuさんは「なんでもええから無事に通ってくれ・・」
と祈るような気持ちだったらしい・・・(-_-;)

摩周湖は、快晴だった。>ドコが「霧の摩周湖」やねん!!
すみずみまで良く見えるっちゅーねん!
こんがり焦げたHIMAちゃんと4人、どのポイントで見ても
良く晴れた湖を眺めた・・・。

次に立ち寄った硫黄山に行く途中、車4台ブチ抜いていく
HIMAちゃんの後姿は、本州では見たこともない、「SS」な姿だった。
この調子でススキノも頑張ってね(^○^)

時間切れのため、屈斜路湖には行けなかったが
さすがのT1002,Kazuも疲れが限界にきていた。(T_T)
だがしかし今日のお泊まり、とほ宿の「ひとつぶの麦」に着いても
彼は働きつづけた。
なぜならKayo’S だみあん2のウィンカーが脱落し
いなかっぺ大将の大ちゃんの涙状態になってしまったからである。
彼もまさか北海道に来てまで、ホームセンターでステ―を
買う羽目になろうとは考えてなかっただろう。(-_-;)

この日は遅くまでおしゃべりをし、Kazuさんの手袋のような
靴下(謎)を洗濯し、ふかふかのお布団で寝た。
次の日、朝一番から事件を起こすとはこの時点では
想像もつかなかった。(-_-;)
それにしても・・・あ、暑い・・・・(T_T)




8月17日(火)

昨夜は、Kayoちゃんと、顔の真上に洗濯物を干して眠った。(-_-;)
ここの宿は、女の子専用部屋があり、車で回ってる2人組や、
一人で旅してる子たちと相部屋だった。
当然、Kazuさんとは部屋が違う。
眠る前、この宿の責任者らしい、「マリオ」(ゲームの、そっくり)と
「水野晴夫」(映画解説の、これまたそっくり)に、
「明日は早くに出発しますから、朝食は要らないです!(^○^)」
と申し伝え、5時半起床、6時半出発として、ZZZ・・・。

んん?なんだあ?
起き抜けの半目のまま、携帯の時間を見ると・・・。
忘れもしない、7:41・・・きゃー!!!!!!!
当然スヤスヤ眠っていたKayoちゃんに言うと、彼女は飛び起き
おもむろに、○ラ○○ーを付けはじめた。(爆)

一方、5時半に起きて、準備万端だったKazuさんは
待てど暮らせど、起きてくる様子もない私達の事はとっくに諦め
「私達の分」はない、朝食の用意をじっと眺めていたという。(-_-;)
ご、ごめんなさい・・(T_T)
今日の夜は絶対に一緒に寝よう・・・二人はそう決めていた。

昨日の夜、すこうしだけ降ってた雨は、今日は霧雨。
降っていないに近かったが、「見に行こう!」と燃えていた「多和平」は
諦めた。

またしても良いお天気になってきた。(^○^)
阿寒湖の写真でも撮るか・・。
湖に続く遊歩道の近くの坂道にバイクを止め、イヤ止めてもらい(T_T)
宿で食べ損ねた、朝食。
ここでね、食べた「いももち」がすごく美味しかったのよ!(^○^)
じゃがいもを輪切りにしたものに、もち米でナニか細工してあるようで
かぶりつくと、びよーんと伸びて、すこし甘くてジューシーだわ(^○^)
ちょっと油濃かったけれど・・。
「あげいも」もつまみ食いしたよ!

阿寒湖は、水辺まで行けてまるで海のように波が寄せていた。
も少し時間が有ったら、足だけでも水につけれたのにね。
近くに「ボッケ」という、泥が100度近くの温度で湧き出してるとこも有った。

おーーーっと!
Kayoちゃんのバイク、あわや転倒か?!!
乗る時、45°まで傾いた200キロの物体を支えたのは、
やはりKazuさんのサイボーグ力だった。(-_-;)
「きゃーーーーっ!(゜o゜)(゜o゜)(゜o゜)」という、Kayoの雄叫びは
きっと阿寒湖中に響き渡ったに違いない。(-_-;)

それから少しだけ、R241を行くと、「オンネト―」の看板。
おお!ここは、以前からマニア伊藤氏より、「ええとこやぞ〜」と
何回も聞かされ、写真を見せてもらってたトコじゃん。(^○^)

一日に何度も色が変わるという、この小さな湖は、
色の変化こそわからなかったが、空と森と青い水面の調和が
とても綺麗(^○^)

また、R241に戻り今日の最大目的地、帯広へと向かう。
で、Kayoちゃん・・・いつになったらフリース要るん?(-_-;)
なんか、暑すぎて溶けそうなんですけど・・・(-_-;)
圧縮袋かさばらーずに入ったまま、とうとう防寒具は使われなかった。(-_-;)

道の駅「足寄湖」で休憩。
「あのー・・大阪から来られたんですか・・?」
振り向くとソコには、やけに頬紅の濃い、彫りの深い女性がいた。
あまり目線を合わせず、でもよくしゃべるその「オカマ」は
大阪の摂津から自走でこっちに来たツワモノだった。(@_@)
背中と同じ大きさのリュックを背負い、アニメのバッジをいっぱい付けて
赤い、とても騒がしい柄のパンツを履いていた。(-_-;)

そんなもん、私とKayoちゃんが黙っているわけは無く、
写真を撮ったり、E−MAIL交換をしたり、思いつくままイジっていた。
>ちゃんとDM来たよ!瞳子(とうこ)という名らしい・・・(-_-;)

でもきっと、あんなに遊んでもらえたのは北海道広しと言えども
私達だけだっただろう・・・(+_+)
Kazuさんですか?もち、無視。
「こいつら、イクんちゃうか・・・やっぱり!もーええかげんにせい」
と、背中を向けていた。(-_-;)

上士幌を抜け、ドンドン暑くなっていた。ふう。
やっと帯広じゃん。>な、なんでえ??
有名な豚丼屋の「ぱんちょう」は定休日だった。>へこむ。(-_-;)
でも近くで食べた豚丼も濃いが、かなりのおいしさだ。

間髪いれず、六花亭でお茶。
涼しいよ!気持ち良いよ!>でも禁煙だった。(+_+)

早く都心を抜けるべく、走行。
だんだん見えてきた日勝峠のてっぺんは、完全に雲が巻いていた。

普段、というか、11月の寒いときでもTシャツとカッパで
走るKazuさんがやけに重装備だ。
やーい!足、あひるみたーい!
それ、かなり笑えますよ―!
さんざん、笑い倒した私達だけが、びしょぬれになった事は
秘密にしようと思ったんだが・・・(-_-;)

このあと、宿に着く。
日高にある、ライダーハウス、「ムーミン日高」である。


日勝峠は雨に降られて、冷たいわ、良く見えないわで散々だった。
いつもと打って変わって重装備なKazuさんを見習っとけば良かった。
ちぇっ。(-_-;)
真っ暗な中、止めるとこはやっぱりジャリのムーミン日高に到着。

ひえええ・・・グローブの色が手に染み付いてるう・・汚い・・(-_-;)
>ちなみにレイングローブ持ってたんですよ・・(T_T)
なにはともあれ、お風呂に入れてもらうことにした。
ここのお風呂は、最近オーナーの手作りで建築された、
いわゆる五右衛門風呂で、外に透明のビニール(!!)で
囲いされただけの奔放なお風呂だったのである・・。

下からほんとに薪をくべて板を踏んではいるやつだった。
一瞬、私とKayoちゃんは躊躇したが、だんだんおもしろくなってきて
「5分後に写真撮りに来るねー(^○^)」と言い残し
Kayoひとり置いて、部屋に戻った。

一方、夕食の買出しに行ってくれてたKazuさんが(またか(-_-;))
バイクを止めてると、
「Kazuさあーーーん!Kazuさあーん!」
と呼ぶ声がお風呂の方からするという。
ラッキ!一緒に入ろうとのお誘いか??>んなわけないだろ(-_-;)
わくわくしながら近づくと、
「丸見えなんです・・なんか囲いしてください・・(T_T)」
「んで、なんか、火、消えちゃったみたいでぬるいんです・・」

Kazuさんが道具を探しに行ってる間に、事情を解ってない私は
ノンキにカメラ片手に「かーよちゃん(^○^)」と行ってみると・・・
ソコには、震えながら湯船に三角座りをして待っているKayoが・・(-_-;)
私も、私なりに火を起こすべく、近くにあったオガクズをほおり込み
団扇でパタパタ煽いで、頑張ってみたりもした。(-_-;)

自炊するべく持ってきたコンロは、何故か薪を燃やすために使われ
Kazuさんのジッポのガスは、その燃料に大半を使われた。(-_-;)
汗と、泥と、煙たさと戦いながら鍛冶屋のごとく頑張ったKazuさん。。

マッパなKayoちゃんと汗だくの二人・・・。
事が終わって、私の入浴写真も無事撮れたが、
現像されたソレを見て、あまりのアブなさにビックリ仰天したのは
本人の他、magaちゃんのお見舞いに行ったメンバー全員だった。(-_-;)
成年男子向けの、雑誌グラビアかと思った。(-_-;)
>良いようにいい杉。(-_-;)

Kazuさんに夕食のスパゲティを作ってもらい(-_-;)(-_-;)(-_-;)
>だってねー、すごい上手なの!!
北海道の最後の夜は更けていったのであった。

ああ、もう、明日フェリーに乗っちゃうのか・・・(T_T)(T_T
)

8月18日(水)またまた快晴

昨夜は「女性専用室」に3人で寝た。
ひたすら暑く、とらさんのシュラフも開けずに、絨毯の上で
ごろ寝したのであった。>腰痛いよ。
AM9:00。 なんだかのんびりした朝。
あり?Kazuさんがいない。>あ!朝食の買出しだわ>・・・。(-_-;)

最終日なので、今日は小樽まで帰らないといけない。
と、HIMAちゃんからTEL。
「ええーーーっ!まだ宿にいてるんですかあ??(ーー;)」
どうやらお昼過ぎには合流して、どっか観光しようと
思ってくれてたらしいが、あまりのノンキさにあきれていた模様だ。

もう、かなり日が高くなってから日高を出た。
うきうき・・・今日の私の楽しみは「乗馬」。
一路、ケンタッキーファームを目指す。
牛には会ったし、やっぱり馬にも会わなくては・・・(^○^)

昨日はあまりにサバイバルなお風呂だったので、どっかの温泉にも
浸かりたいと思っていたのも本当だ。(-_-;)

で、北海道には「ホクレン」というGSがあるが、オリジナルな旗を
くれると言うので、何度か給油したりした。
荷物にはさんで走行中、Kayoちゃんが飛ばしてしまったのを筆頭に
私も2回飛ばしてしまい、無事に持ちかえれたのは1本も無かった。(-_-;)
あーあ、誰かへのお土産にしようと思ってたのになあ・・>いらんてか。

久し振りに近くで見た馬は、今日はなんだか悲しい目をしてた。
暑すぎる。
でもいーーっぱい並んでるお客さんを乗せて
広場をくるくる歩かないといけない。
とかいう私も乗せてもらったんだけどね。(-_-;)

とにもかくにも、お風呂に入りたい!(T_T)
もう、ドコでも良いからさーってことで、地図で見つけた温泉は
まるで、ご老人の福祉施設のような所で、中にも入らずして
Uターンしてきてしまった。
ま、疲れも時間も限界に来ていたので、北海道に来て初めての
高速道路、「道央自動車道」で一路、小樽を目指した。(-_-;)

はあ・・・。もう帰ってきちゃったのねん・・・。(T_T)
道央道途中のPAでKayoちゃんの居眠り写真を激写した以外は
なんだか素直に帰ってきちゃった・・・。
程なくHIMAちゃんと合流し、待望のお風呂、小樽のフェリーターミナルの
展望風呂に入った。(^○^)(^○^)(^○^)
→今回のツーリングで一番良かったお風呂だった>無知なのが悲しい・・(T_T)

ま、今回やっとまともにメークできた、良いお風呂タイムだった。(爆)
その後喜び勇んで、小樽では有名なお寿司屋さん「一心太助」へと
目指して行った。
ああああああああ!!!!!
冷たいビールと、山のように盛ってあるウニ丼が、どれほど美味しかった事か!
後は帰るだけだというのに、幸せいっぱいの私であった。(^_-)

大阪で無事、社会復帰を果たした、とらちゃんにTELなどしながら
小樽運河を練り歩く。>写真撮ったが、何も見えない。(T_T)

乗船時刻が迫ってくる。
えええ???ちえさんがチケットないだとー!(-_-;)
・・・。まあ、ぎりぎりで有ったから良かったけどモ・・。(-_-;)

この船は、私達が出発した舞鶴ではなく、敦賀に20:30に着くと言う。
そうか・・・。降り立てば、もう本州か・・。(T_T)
行きと違って、ちょっとおセンチになっていた私は、
今度はいつ来れるかわからない、北海道の海を
出航の汽笛を聞きながら、しつこく眺めつづけていた。(T_T)(T_T)

船内では、寝たり起きたり、ダラダラしながら過ごし
なんか、あっという間に到着してしまった。(T_T)
先にバイクが下船すると言うので、準備していると・・・。
えーっ!キコクちゃんがお出迎えに来てくれているって??

ほんまや!キコクちゃんや!(^○^)
私らホンマ、幸せモンや・・・。お見送りのみならず、お迎えもありだなんて。

一週間バイクに乗りつづけ(こんなに続けて乗ったのは初めて)、
色んなトコに行き、皆に助けてもらいながら無事帰りました。m(__)m

上陸しての走行距離:1,360キロ。
2時間くらいを除いて、全日程晴れ、という一生の運を使い果たしたかのような
ラッキーな日々でした。(^○^)