Diary 2005/07
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07/07 7月7日、くもり

時代がついにオレに追いついたーーーーっ!!(挨拶)
三省堂の中にいる同志の頑張りに涙を禁じえません、MU-6です。
ここ最近の暑さで引き続き体調がベストではないのですが、その疲れも吹き飛ぶくらいこれを見た時には驚かされました。
まさか辞書に掲載される日が来るとは……っ(感涙)
引き続き「幼なじみ属性」が辞書に掲載されるよう全幼連(全国幼なじみ愛好連合会)は活動を続けていきたいと思います。

※全幼連
MU-6さんの脳内に存在する全国規模の組織。
「全ての属性は幼なじみに通ずる」「まず初めに幼なじみがあった」
をモットーに幼なじみの素晴らしさを世に広めるのを目標とする。

先週末に発売されたPS2版『ショコラ』をプレイ開始しました。
……ああもう、なんとゆーか。
デュアルボイスが発表された時にキレ、主題歌変更の報にキレ、と節目節目できっちりキレてきたのでもう今さら失望はするまいと思っていたのですが、やっぱり実際プレイするとまた感慨深いものがありますな。
どっちかというと悪い方に(マテ


今のところ素直に「良かった」って言えるのはデフォルトだと新キャストじゃなくてオリジナルキャストに設定されていたことくらいかな(ぉ
あ〜、あとはほとんど足かせにしかなっていなかったSLG要素がなくなったことくらいか。
ただ、あれはあれでなくなると普段のマップ移動の意味がほとんど無いという難点もありますが(^^;
場所移動するだけで好感度的なポイントは蓄積しているわけだけど、ただ移動するだけで何も会話イベントとか発生しないのは何とも寂しい感じがします。


ちなみに新キャストについてわかりやすく感想を書くとすると、一応ほとんど体験せずに文句言うのもアレかなと思ってプレイ開始当初は全員新キャストに設定していたのですが、美里狙いで「雨に踊れば」イベントまで見たところで、さやかちゃん以外全員オリジナルキャストに戻っていることから察して下さい(ぉ
とはいえ、これだけじゃあんまりなんで以下、キャストごとの雑感。


(※ものすごい勢いで暴言含まれてる可能性があるので各声優さんのファンの方はPC版厨の戯れ言だと思って読み流して下さい)

*美里:野川さくら

→プレイ開始後、「え? 1日でそんなにいただけるお仕事が?」の辺りで挫折(それ超序盤です)。
野川版美里ちゃんはめりっさニセ天然の臭いがするのですよ。
なんか演技が堅いというかわざとらしいというか。
これは半分は彼女の地声の問題なのでいかんともしがたいのでしょうが、根本的にあの人に天然はできないんじゃないかという気がします。
この点についてはPC版やってなくても違和感感じるかと。
声を聞きながら「なに天然気取ってるんだ、このパッションパンティはよぉ〜。
一撃でクリアー(粛清の意)するぞ!?」と思ったとか思わなかったとか。


*すず:宮崎羽衣

→しばらくは新キャストでプレイしてました。「個人的には鷹月すずの方が好きだけど、まあこれはこれで我慢できるか」と思いつつ。でも大介と初めて会って「全然気にしてませんから」と言いながら泣くところでリタイア(まだ初日ですよ、MU-6さん)。
合う合わない以前に普通に演技のレベルが1回り違う印象。もっと修行してくれ。なんであのプロローグ最大の見せ場で棒読みやねん(´Д`;
そこまで意識して演技していたのかは知りませんが、やっぱりあの他者に対する怯えと大介への甘えがほどよくミックスされた鷹月ボイスこそがすずには相応しいと思うのです。
ただ甘えた声を出すだけの妹など、すずを名乗る資格はないと理解していただきたいッ!
根暗な部分があってこそ結城家の自慢の妹なのですよ。


*翠:新谷良子

→多分PC版をやっていなければ、あるいは思い入れがなければ受け入れられたと思うキャラ・その1。
あり/なしで言えばありなんだと思います。怒ってる時や大声出す時に本当にただ怒ってるだけという感じになってしまっているのは微妙ですが、まあ概ね問題なく聞けますし。
PC版の翠をやっている松下雅さんがかなり声にクセがある上に、決して上手いというわけではないので場面によっては私でも「新バージョンの方がいいかも」と思うこともあったくらいなので、初見の人であれば新谷翠の方が気に入るかも。
でも、やっぱりあの微妙におばさん臭い声の方が好き。
っていうかさ、あの「大介〜っ!」って叫びには単純な怒りの他に大介だからこそそこまで露骨に怒れるっていう甘えみたいなテイストが入ってるんですよ。いや全部オレの妄想なんですけど、そういうテイストが声に加わってこその翠なのではないかと。
はいそこキモイとか言わない。

それにしても単純に怒っているだけになってしまっているのは、新谷翠の演技がダメなだけなんでしょうか?
はたまた演技指導がアレでナニなことになっている結果なのでしょうか?
宮崎すずにせよ、新谷翠にせよ、演技力に対する私的評価が固まるほど詳しくないのでどっちが原因なのか判断できません(^^;


*香奈子:千葉紗子

→多分PC版をやっていなければ、あるいは思い入れがなければ受け入れられたと思うキャラ・その2。
OHPで公開されている自己紹介を聞いた時はどうなることかと思ったけど聞いてみると意外と問題なし。
ただ、個人的には千葉香奈子は冷たくなりすぎている感が無きにしもあらず。
ちょっと大介を突き放したような感じになってしまっているのがマイナス印象。
もうちょい柔らかいニュアンスを含ませるともっと香奈子さんらしかったかと思います。
でもま、翠と同様に及第点には達しているかなあ。PC版をやっていないユーザーなら何の違和感もなく受け入れられるのではないかと思います。


*さやか:福井裕佳梨

→今のところ唯一新キャストで生き残っている人。とりあえずさやかちゃんには合っているんじゃないですかね。
つーか、ぶっちゃけさやかちゃんの声が誰でも割とどうでも(ry


*真子:阿部玲子

最初のセリフを聞き終えたところで轟沈(早っ!)。
それくらい聞いてられなかった。自己紹介ボイスを聞いた時から感じてはいたが熱い! ヤバい! 間違いない! というダメっぷり。
何をやっても自分色に染めてしまう鳩野比奈軍曹も好き嫌いは分かれるのかもだけど、技量の格が違うよなあ。
「あらあらあら」くらいのセリフだけでしょんぼりさせられるのは、逆に凄いと感心しますよ。
どんな裏事情が絡んでいるのか私には知る由もありませんが、本当にオーディションを乗り越えたりしたのかと聞きたくなりますわ。
メディアミックス企画・ボーカルアルバムの発売など色々な大人の思惑はあるんだと思いますけど、元キャストを凌駕するほどキャラに合っているか、せめて「思い入れを抜きにすれば互角」くらいのコメントは出せるキャストじゃなければ意味ないと思うんですけどね。


*チロル:徳永愛

→多分PC版をやっていなければ、あるいは思い入れがなければ受け入れられたと思うキャラ・その3。
まだセリフを2個しか聞いていないのでハッキリしたことは言えませんが、なかなかよろしいかと。
オリジナルキャストに戻しているのはもう純粋にオレの趣味です。
ほら、なんかもうチロルはあのちょっとウザい声じゃないとチロルって感じがしなくって(笑)


大体こんな感じですか。予想されたことではありますが、PC版ファンにとって新キャストはかなりハードル高いです(´Д`;
へっぽこな人々が声当てていたならともかく、そうじゃないなら変えなくてもいいと思うんですけどね。
『D.C.』の成功を見習うのは構いませんけどファン心理としては『はにはに』とか『Wind』を見習って欲しかったですよ……。
ちなみに声以外は何も不満がないかということは全然そんなことなくて、わざわざ『CREAM+MINT』を排除してまで用意した新ムービーがプロローグ明けで流れないのは意味がわからん、とか色々言いたいことはあるんですが。
文字通りの意味でデモムービーとしてしか使わないなら、OPムービーはそのままでも良かったじゃんよ。
すずを連れて「長い1日だった……」って家に帰ってきた大介の前に美里ちゃんが現れて、「訂正。1日はまだ2時間もあったんだった」ってオチをわざわざつけているのは何のためだと思ってるんですかね? そこで画面暗転させてOPムービーに持っていくためだろうがよっ!

この手の「わかってない変更」は他にも細かいところだと冒頭で大介が美里ちゃんを探すべく
「ツインビームの女の子見かけませんでした?」
と聞きまわって周囲に怪訝な顔をされるシーンで、PC版だと「通行人23」だかなんだかになっていた脇役が「通行人2」になっているなんてのもありましたっけ。
あれは「通行人23」の5文字で「そんなに聞いて回ってたのか!」というちょっとしたオモシロがあるのに、「通行人2」じゃ全然それが伝わらないじゃないですか。
倫理規定にも商標にも引っかからないのに、なんでこんなどうでもいいところを変更するんだか。

この変更をどこの誰がやったのか私には知る由もないわけですが、仮にこの変更をした方が翠SSを作ったのではと仮定すると早くも(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブルです。
何だかんだ言いつつゲーム自体の内容は(当たり前ですが)変わらず面白いので先に進めるのは苦痛ではないのですが、追加部分を見たいような見たくないような非常に複雑な気分の今日この頃です。
あ、一応悪口だけなのはどうかと思うのでフォローしますと上にも書いたように内容自体は面白いので、まだ未プレイの方は買っても良いのではないかと思います。
特に18歳未満の方はこれしか選択肢ないですし。
以上、『ショコラ』PS2版のお話でした。追加要素で思うところがあればまた何か書く……かも。

詩人。
皆さんはこの単語から誰を想像するでしょうか?
石川啄木、高村光太郎など教科書で接してきた詩人を連想される方がほとんどでしょうか。
現代においては「詩人」と称される人はすっかり少なくなってしまいました。
が、そんな中、現代日本を代表する詩人の個展が先日ひっそりと開催されました。


現代日本を代表する詩人、みさくらなんこつの展示会が!(えー

みさくらなんこつさんといえば、ふたなりで有名なイラストレーターですが一方でそのビビッドな言語感覚が紡ぎだす「みさくら語」とまで呼ばれる独特な言い回しの数々でも有名です。
達するときの長いセリフももちろんポイントは高いのですが、
「ばか! ばか! ま○こ!」
「わたし、まあく(漢字忘れた)はみる14歳! でも本当は22歳!」
といったコンパクトな言い回しでも至言を残すあたり、才能を感じずにはいられません。

そんなみさくら先生の初個展が開催されると聞いては黙っていられません。
不肖MU-6、早速会場の秋葉原に向かいました! つーわけで今回はその簡単なレポートです。


◆みさくらプライスは安い! やしゅいのおぉぉぉっっ!!

秋葉原名物アールジュネス即売会。数々のオタ版画を作成し、ローンを組んで買わせる最前線。
それこそ一時期は毎月のように通っていたこの場所に来るのも実に久しぶり。
時間潰しに入ったことは何回かはありましたけど、心の底から見たいと思って足を運んだのは1年以上前が最後だと思います。
へへ……、帰ってきたぜ、戦場にさあ……(なぜかニヒルに笑いつつ)

会場入り口で簡単に記帳して中に入るとまず出迎えるのは西又先生の『SHUFFLE!』絵(マテ
……え、えっと、これってみさくら展でいいんですよね? 間違ってませんよね?
なんか天広先生の『プリンセスメーカー4』の絵も飾られていて非常に不安になるのですが。
とはいえ、奥まで見ずに帰るのももったいないのでそのまま先に進むと……ああ、ありましたありました。
通称「隔離スペース」と呼ばれる奥の壁に囲まれたブロックにみさくら先生の版画が!

ぶっちゃけふたなり版画があるかどうかが関心の焦点だったのですが(皆さんもそうですよね?)、結論からいうと存在しませんでした。
まあ当たり前といえば当たり前ですが、ジュネスにかかれば大体どんなものでも芸術品になるので、「ふたなりも芸術」くらいの勢いで押し切るかな〜と思っていたのですが……(^^;
その辺は第2回があれば是非期待したいところです。

当日展示されていたのは全部で5点。
『マジキュー』に掲載されたことがあるイラスト1点、オリジナル1点、『ルーンプリンセス』3点という内訳になっておりまして、気になるお値段は15万円×1、20万円×4ととってもリーズナブルプライス。
えっ? 高い? いやそれは単にあなたが芸術の相場を知らないだけですよ。
なぜか同じく販売を行っていた西又先生の作品がおよそ30万円することを踏まえれば安いと思いませんか?
思いませんか。おめでとう、あなたはまだ正常です。

ちなみにこうした版画展では大体キャラクターの名前や、あるいはもうちょっと凝ったタイトルが作品ごとに付けられているのですが、みさくらなんこつ展で展示されていた作品群のタイトルはそれぞれこのようなタイトルが付いていました。

*新作1
*新作2
*新作3
*新作4

*形式言語による構造の崩壊と……(以下長すぎて覚えられず)





( ̄□ ̄;)これが天才みらくらなんこつの真骨頂か!
まさか版画のタイトルで笑うことになるとは思いませんでした。
なんで「新作1〜4」で来て、1種類だけわけわかんねータイトルなんだよ。


◆新しい絵売りのかたち

一緒に行った友人たちとタイトルに笑ったりしながら絵を眺めていると、販売員の方が近づいていきました。
販売員、それはすなわち我々のような見学目的の冷やかし客にとっては最大のライバル。
「1日あたりに換算すればコーヒー一杯ですから」
「芸術を身近に置くというライフスタイルは素敵だと思いませんか?」
「仕事で疲れて帰ってきて、こんな絵が出迎えてくれたら癒されますよ」
などの様々な勧誘ワードを駆使しつつ、こちらに何とか絵を買わせようと迫ってくる仕事人です。

実際我々の目の前でも
「20歳から25歳のお客さんくらいの時期って凄く大事な時期だと思うんですよ。その時期に仕事にしても趣味にしてもどういった物に触れて、自分の人生を豊かにするかでその後の人生が全然変わってきてしまうんですよね。販売員としてではなく一個人として、私はあなたにこういう本物に触れて人生を豊かにしてほしいんですよ
という金言が飛び出しておりました。
いや言っていることはあながち間違いではないと思いますよ?
思いますけど、みさくら絵や西又絵の前で人生論語られてもなぁ……(ぉぃ

ま、とにかくそんな熱い人種が絵売りマンだと思っていたのですが、この日我々の前にやってきた販売員の女性は全く既存の絵売りマンの概念を覆す存在でした。
なにしろこっちから話を振らない限り絵の話をしない(えー
普段なら絶対こっちから積極的に仕掛けないのに、今回は絵に関する話をしてくれるようにこっちから水を向けたくらい。
じゃあ何について話すのかというともう完全に雑談で、この日は会場に来るお客さんが着ている面白いTシャツについて話してくれました。
全然版画展に関係ねえーっ!
凄くノリがいい人で話しているのは非常に楽しいのですが、
「夏になると面白いシャツの人が増えるからアキバ来るの楽しみなんですよ〜」
とか言って我々相手に時間を潰していて大丈夫なんでしょうか? 凄い怒られるような気が。
一瞬関係ない会話で油断させて、打ち解けたところを絵の話に移行するのかとも思いましたが本気で絵のことはどうでもいいのか、全く移る気配もなし。
放って置くと無限にTシャツの話が続きそうだったので、こっちから絵の話を振ることにしました。


―― 今回タイトルがついていないのが多いのはなんでですか?
販売員(以下「販」) ぶっちゃけ時間がなかったからです(笑) だから他の会場では名前が付いてるかもしれません。
―― めちゃくちゃぶっちゃけますね。ちなみに個人的なお気に入りはどれですか?
販 オリジナルのやつですね〜。パンツが見えてるところとか、みさくら先生っぽくていいと思いません? 『ルーンプリンセス』のもいいんですけど個人的にはもっとオリジナルを増やしたかったです。『ルーン〜』は……版画よりも早くゲームが見たい。
―― ……(苦笑)。ところで今も結構お客さん入ってますけど終日こんな感じなんですか?
販 そうですね〜、昨日の初日(MU-6たちが行ったのは2日目だった)もかなりの大入りでしたよ。朝から並んでる人もいて。
―― 大人気じゃないですか。それじゃ接客も大変だったでしょう。
販 ええ、私いっぱい人が来ると嫌になっちゃうんですよね。基本的に隅っこで引きこもっていたいタイプなんで。
―― そんな時こそ『ヒキコモリ健康法』ですよ(笑) (←「言ってもわかんないよな〜」と思いつつ)
販 ですよね! 私だからあの本見た時嬉しくなっちゃって! みさくら先生もヒキコモリなのかな、みたいな。




3次元の女の人に素で「結婚してください」って言いそうになった(マテ

すげーよ、この人! 全く絵の話をしないっていうのもありえないけど『ヒキコモリ健康法』を知ってるっていうのも凄い勢いでありえないと思います。
結構見た目は普通の女性だったのに中身は……という。
なんか新しい絵売りの形を垣間見た思いがしました。
個人的には熱く語られるより、こうやって色々喋って気心が知れた(ような錯覚をした)相手から薦められて買う方がいいなぁ。
なんとなく後で正気に戻っても気分よく過ごせる気がするので。

ちなみにこのイカレ、もとい素敵な販売員さんがいるかは不明ですがみさくらなんこつ展は大阪・名古屋でも開催予定だそうです。
興味がある方は、是非足を運んでタイトルがついているかどうかチェックしてみてください。
といったところで今回はここまで。次は体調が悪くなければ日曜あたりに。

07/14 最強の悪魔との戦い

%表題%というわけで睡魔とのバトルに敗退を続けているMU-6です。
季節の変わり目の前後に猛烈な睡魔に襲われるのは今に始まったことではなく、このサイトでも幾度となく言及していることではありますが、これってどうにかならないものですかね。
日中の仕事にはさほど支障をきたさないものの、プライベートな時間がどんどん圧迫されるのであまり好ましいことではないのですが(^^;
まあ例年のパターンからすると1週間後くらいには通常モードに戻っているかと思うのですが、なんだかなぁ。


それはさておき週末に思うところあって、というか『らぶデス』の謎の読み込みが気になってグラフィックボードの交換を行いました。
今のマシンにしてからこれまでずっとRadeon 9800を使っていたのですが、それをRadeon X800に換装。
「多少高くてもいいものを買った方が良い」の法則に従えばX800シリーズの上位機やX850にするべきだったのでしょうが、元々予算が3万円未満だったのでここで妥協することに。

ちなみにGeForceシリーズが選択肢にないのは、Radeonの方が肌色が綺麗だからとゆーダメな理由だったりします(^^;
実際どれくらい違うものなのか検証したわけじゃないですけど、まあ長い物には巻かれろと言いますし。

交換した結果、ゆめりあベンチのスコアは一気に倍近くに上昇(なぜ性能計測にそれを選びますか?)
エロい『ゆめりあ』であるところの『らぶデス』でのパフォーマンス向上にも期待が高まります。
ドキドキしながら『らぶデス』を起動してみたのですが……全然変わってないYO!(;´д⊂)

というわけで投資は全くの無駄に終わってしまいました。
きっといつかどこかの未来で役に立つよ、と自分を慰めているのですが、その未来は来ないような気がしてなりません。
既にメインメモリは2.5GBとかわけのわからん量を搭載しているので、あと考えられるボトルネックとしてはPen4 2.4GHzというCPU性能くらいですか。
なんかだんだんあの読み込みはソフトの仕様なんじゃないかという気がしてきました。
完全にリアルタイムで演算すると辛いスペックの人のために、事前に多少計算させておく……というような処理をしてるんじゃないかと。
もう少し演算が速いCPUで動かしている人とかいないもんですかね。その環境下での動作が気になります。

そんな具合に睡魔には負けつつも『ショコラ』PS2版ほぼ終わりました〜。
まだ2名ほど未プレイの方が残っているので厳密には終わったとは言い難いのですが、追加シナリオの翠SSも挿入歌も確認したのでほぼ終わったと言って問題ないのかと。
え? どのシナリオが未プレイなのかって?
それは察してあげてください(笑)

というわけで前回に引き続いて追加要素に関する感想をば。

◆挿入歌のこと

一般にギャルゲ・エロゲにおいて挿入歌を流す場面というのはどのような場面でしょうか?
何らかのシナリオ上の理由がなければ大体において挿入歌を流すのは各シナリオ中、ないし特定シナリオでの最大の見せ場というのが一般的でしょう。
ゆえに使われる回数は1プレイ1回が基本。場合によっては2回もアリ……とまあこんなところが「挿入歌のゴールデンルール」でしょうか。

『ショコラ』PS2版では美里・香奈子の両シナリオで2回ずつ、それぞれの声優さんが歌う挿入歌が流れます。
香奈子シナリオの方は、主人公がかつて香奈子さんから預かった彼女の夢が描かれたスケッチブックを返すというクライマックスと、3年半に及ぶすれ違いのキッカケとなった事件の回想シーンの2回に流れる作りになっており、これにはまあ納得がいきます。
よくわからないのが美里シナリオ。
彼女の実家にカチコミをかけるラストシーンで挿入歌が流れるのはごく順当かと思うのですが、問題はもう1ヶ所の方。

美里から告白を受けて恋人同士になった翌日、彼女と1日イチャイチャ(古語)して過ごすというイベントがあります。
その中の1コマで、一緒に買い物に行ってビーフシチューを作って貰うというシーンがあるのですが……なんとそこで挿入歌が流れるのです。
ああ、なるほど確かにビーフシチュー作るシーンは盛り上がりますよね〜……ってちょっと待て。
ビーフシチューで大盛り上がりってお前は給食好きの小学生かよ!!

素で自分の聞き違いじゃないかと思って1回リロードしてしまいましたよ、あたしゃ。
これ本当にスクリプトミスとかじゃないんですよね?
だとすると挿入歌を指定した人的にはここは盛り上がるイベント……だったんでしょうか?
それだったらイベントCGが用意されている銭湯からの帰り道でも、『雨に唄えば』のシーンでもよりふさわしいシーンは他にあった気がするんですけどね(^^;
別に不満とかはないのですが、ビーフシチューがあまりにもインパクト大きかったです。
多分PS2版のスタッフの中にデミグラスソースが好き好き大好きSSDな人がいたんだろうとでも勝手に解釈しておくことにしますですよ。


◆翠SSのこと

PS2版で追加された要素の中で最大のものを挙げるとすれば新キャストか、あるいはこのSSということになるのでしょう。
発表直後から「アルケミスト製作です」と企画屋が絡んでいないことを匂わせていたために、期待度は一気にグッと下がったものの逆に怖いもの見たさというか黒い意味での期待が増して購買動機の一翼を担ったことは否定できません(ぉぃ
とはいうものの私は実際のところ当たり障りのない物になるだろうと予測していました。
ごく普通に考えて、あまりキャラクターの心情などに踏み込んだ話というのは書きにくいと思われたからです。
ちなみに公式サイトに載っていた「2人の語られざる過去、そしてそれぞれの未来に触れたストーリーはファン必見です。」という文言から私が推測したストーリーというのはこんな感じでした。

翠トゥルーエンドから早1年ちょっと。
キュリオ2号店も軌道に乗って、大介と翠もそろそろ結婚を視野に入れ始めた頃のこと。
ちょっとしたことから「どっちがどれだけ好きか」というようなくだらない痴話喧嘩が勃発。
その中で中学の頃から好きだった話が翠の口から語られる。
(カレーを作っていてタマネギが目に沁みた話か、大介への告白を水際で防いでいたエピソードなどが絡むと○)
すずを含む2号店の店員&香奈子さんが「またか……」と呆れた空気を発しているのを察して喧嘩は終了。通常営業に。
と、そこに本店でかつて一緒に働いた仲間が定休日ということで来店。
実は2号店開店から1年ということで、すずと美里が中心になってプレゼントを贈ろうと企画したのだが、大介は多忙ゆえに1周年にも気付いていない。
久々に顔を合わせたファミリーの近況を聞いたりして楽しく過ごす大介。
終盤、彼女らがやってきた意図を聞かされ驚くもニッコリ。
Nighttime終了後、ちょっとしたパーティに。
パーティも終わった後、翠と帰路を歩きながら2人で歩いてきた1年間を改めて振り返り。
「これからもよろしく」的なセリフで終わり。


我ながらセンスの欠片もないあらすじですが、こんな話だと表層をなぞるだけで済みますし『ショコラ』の雰囲気からも乖離しない当たり障りのない話にまとめられるかな〜なんてことを考えていたわけですよ。
でもね、オレは思い出すべきだったんです。
何度だってそんな甘っちょろい期待は裏切られてきたってことを(´Д`;

とこう書いた時点でもう推測は可能かと思うのですが、翠SSに対する個人的な感想を簡単に表現すれば
そんなところまで土足で踏みにじるんじゃねえ!
ってなところでしょうか。あるいは「余計なマネするな」か。

これだけではアレなんで、どうして「土足で〜」なんて書いたのか説明していくとしましょうか。
まず初めに翠SSは音声を聞いても30分くらいで終了する、ごく短いお話となっています。
内容としては特に奇を衒ったものではありません。
物凄く要約してしまえば

・トゥルーエンドから半年。大介にプロポーズまでされるも今ひとつ幸せになることに吹っ切れられない翠。
・翠が香奈子さんにかつての罪を告白する。
・香奈子さんは実は既にそれに気がついていて、彼女の罪を勘案しても、それでも翠と友達になれたことで自分は救われたと翠を赦す。
・本当の意味での香奈子さんからの祝福を受けて、翠がようやく幸せになることに吹っ切れる。

というようなあらすじとなっております。
香奈子シナリオだと明かされる翠の罪――香奈子さんと大介の駆け落ち計画を周りに漏らした――について、翠シナリオ本編では一切触れられていないのは本編をプレイされた方ならご存知のことと思いますが、その負い目があるゆえに幸せになることに躊躇してしまう翠という設定や、それを告白して香奈子さんに赦してもらうという一連のフェーズは悪くないと思います。
いや、正直に言って、自分であらすじを書き出してみて「よく考えてるじゃん」と感心すらしています(ぉ
なのになんで怒ったのか。
それは翠の「犯行動機の告白」にあったりします。

この翠SSで追加された過去回想シーンで大介から駆け落ちの相談を持ちかけられた彼女は独り呟きます。
「なんでだよ、大介……、どうしてあたしのそばから離れていっちゃうんだよ……!」
そして駆け落ちが失敗して関係が壊れてしまい、お互いがお互いを傷つけてしまう大介と香奈子を見てまた呟きます。
「どうしてこんなことに? あたしはただ大介にそばにいて欲しかっただけなのに……?」


この勝手な心理描写がどうにも違和感を拭えないんですよね(´Д`;
『ショコラ』本編をやっていない人には全くピンと来ない文句で申し訳ないのですが、恐らくプレイヤーなら納得してくれると思います。
たしかに翠が2人の駆け落ちを周囲に漏らした中には、間違いなくSSで翠自身が語っているような理由もあったことでしょう。ただ、本編をプレイして翠というキャラクターを理解すればするほど、それだけのことで何より大事な大介を傷つける選択を、自分のエゴを押し通すとも考えにくいんですよ。
できの悪い二次創作とまで言っては申し訳ないですけど、本編のキャラクターとどこかズレを感じずにはいられませんでした。
なんつーか、「恐らくはなにかゴチャゴチャした感情がこういう行動を取らせてしまったんだろうなぁ」という推測だけで十分成り立っているエピソードだったのに、わざわざキャラ自身に理由を語らせちゃったらかえって安っぽいエピソードになってしまった気が。
それに何より「好きな男が他の女と駆け落ちするって聞いたから邪魔しました」ってそれじゃ、単にエゴイスティックなキャラじゃないですか。
そんな暗部をバラしてどうしますか。
そのキャラへのマイナス感情を煽りかねないおまけシナリオってのは失敗だと言わざるを得ないかと。
これについては自分のファン心理とか関係なしにどうかと思います。
「彼女ってこんな暗部もあったんだ〜。人間らしくてもっと好きになったよ!」って人はごく少数でしょうからね……(^^;


あと、この心理描写の蛇足っぷりと比べれば些細なことなんですがもう1点だけ気になったことが。
シナリオの半分弱が既存回想シーンの寄せ集めってのはどうなんよ?
半分ってのは感覚的なものなので根拠はないですが、香奈子シナリオ本編や香奈子SSで描かれた回想シーンからコピペで持ってきたものを多用するのはいかがなものかと思います。
あ、オリジナルの回想シーンを増やせと言ってるわけじゃないですよ?
回想シーンを踏まえての現代の場面をもうちょっと増やせなかったのかと。
これじゃ手抜きなんじゃないかと言われても仕方ありませんですよ?



……とまあこんな感じで「お前は何か恨みでもあるのか」というくらい追加要素に関しては文句の比率が多くなってしまった感想雑記でした。
ここまで感情をあらわにして文句を書き殴るっていうのも久しぶりな気がします。
あ〜、スッキリした(マテ
ただ誤解しないでいただきたいのですが、既にPC版をプレイしている方は改めてプレイする必要もないかなと思いますが、前回も書いたように未体験の人が手を出す分には全く問題ないと思います。
18歳以上の大きなお友達はPC版の方が安く手に入りそうなのでそっちのがいいかもですが、18歳未満の方やら大好きな声優さんがPS2版にいるというような場合はPS2版でも十分満足できるかと。
アルケミストの刺客に狙われても困るので一応フォローだけはしておきます(笑)

他にもプレイ中の『あやかしびと』とか色々書きたいことはあるんですが、なにぶん眠い眠い病進行中なのでこの辺でご容赦を。
なんとか週末の3連休の間に通常モードに戻ってくれると嬉しいなぁ(他人事のように)。
もっとも今週末は最愛の女性に会うために東京にいらっしゃるこの男爵様の接待やら何やらがあって、また妙に過密スケジュールっぽいので、どこまで体調・体力その他が戻るか疑問ではあるのですが……副業の作業もいい加減進めなくてはならないので、引き続きこの夏は忙しくなりそうです(´Д`;


<どうでもいい蛇足>
本作に出てくる新人の方々について調べようとしてこのサイトを見て気付いたのですが。
主題歌を歌っている4人組ユニットも含めて出演者の大半の名前がここに出ているのはなんででしょう?(^^;
なんか思わずものすげー黒いことを考えてしまったのですが。
……ぼ、僕の邪推ですよね? そうですよね?

07/25 決戦は金曜日

どうも、土曜日に発売されるI've武道館ライブのチケットを確実に入手するために金曜日PMから休みを取った者です(挨拶)
今回ばかりは超本気。いざとなれば徹夜も辞さない所存でございます。
多分秋葉原か池袋に並ぶことになると思いますので、見かけた方がいらっしゃったら声でもかけてくださいな。
あ! でもカツアゲだけは勘弁な!
……真面目な話、徹夜はしなかったとしても朝早くから現地入りするのは確実なので話し相手は大募集してますので(^^;

それはそうとまたサイト更新をサボりがちなわけですが、世間では久々のPS2オリジナル恋愛ゲー『キミキス』に熱い視線が集まってますね。
熱さの半分くらいはこの御仁によるもののような気もしますが、その辺はあえて多くは語りますまい(笑)
私も早速サイトを見に行ったり情報収集したわけですが、なんですかこの「いつでもどこでもキスできる」ってコンセプトは。
いいですか? キスっていうのはもはや性行為ですよ?(えー
要するにエンターブレインは「いつでもどこでも性行為する」っていうコンセプトをSCEIに提示してるわけですよ。
ああもうハレンチ極まりないですよ。ゲームの舞台はハレンチ学園ですか。
伊集院のラジオを聴いてる人限定の表現を使えば学校はピンクサロンじゃないんですよっ!?

大体もうあれですよ。
主人公とかって高校生なわけじゃないですか。キスしたら当然その先も……となるでしょうよ。
その辺は当然レーティングの問題で描けないでしょうけど、どこでも人目もはばからず(そこまで言ってません)キスするようなカップルなんて、絶対もう「オトナはこのまま こどもはBボタンをおしてね」なことを色々しちゃってるに違いないわけで!
あの絵の! ちょっと肉感的な美少女と! とても文章にできないようなことを!
もうエロゲじゃないか、それは。なんて、こと。


――とこんなトーンで書いてることからもわかるようにMU-6さん的にも早くも期待大。
これから追加で出てくる情報でよっぽどゲンナリしない限りは発売日に買うことでしょう。
それにしてもこのコンセプトって凄くえちぃよな。描き方次第では萌え方向にもエロ方向にも大変な威力を発揮しそうな感じ。
個人的には
「ね、ねえ……ここではやめよ? もし人に見られたら、んっ!?(不意打ちのキスに面食らう)
 んーっ!(ちょっと抵抗) んっ……ちゅっ……んはぁっ(結局受け入れる)
 も、もう強引なんだからぁ」
みたいなセリフやシチュエーションがあったら多分狂う。あと使う(何にですか)

先日、会社の研修で久々に同期と会いました。
同じ部署にいる人間はともかく部署が違ったり、まして地方配属になった人間と会う機会なんて滅多にないので研修自体はつまらなかったですけど、有意義でした。
その時に思ったのは自分は何も進歩してないけど、周囲はちゃんと3年分の時間を重ねているんだということ。
いや〜いるんですよね。入社3年目ともなると結婚してる人とかチラホラと。
学生の頃からつきあってた彼女と結婚だとか会社で知り合った人と結婚だとか。
今回の研修で同じ班になった連中にはいませんでしたが、同期同士のカップルも何組か誕生してるとか。
やっぱり「結婚」という1フレーズを聞くと彼我の間に横たわる大きな差を感じずにはいられません。
いつの日か自分にもそんな言葉を吐く日が来るんですかね。いや来ねえだろうな(´Д`;

とそんなセンチな話はさておき。
男が複数名集まると下ネタトークに走るのが世の常。
案の定、同期数名で喋っている最中にこんな質問を投げてきたヤツがいました。
「なあ、ぶっちゃけた話、お前ら最近Hとかした? 彼女でも誰とでもいいけど」

「俺は嫁がいるから、まあたまには」という妻帯者がいれば、「最近忙しくて彼女とも会ってないからな。1ヶ月くらいはしてないな」と答えるヤツがいて、一方で「先週風俗に行ったばっか(笑)」というヤツがいて……まあそれぞれにぶっちゃけた回答が返ってきます。
そして気がつくと自分の回答する番に。
ふと気付いた瞬間にはこんな答えを口にしていました。

「う〜ん、今フリーだからここ最近はしてないなぁ」

我ながらここまでウソばかりな回答はいかがなものかと。
何一つ本当のことが含まれてません。大嘘つきもいいところです。
「最近はしてないなぁ」ってお前の「最近」は24年なのか?>オレ
そして何より問題なのが「今フリーだから」発言ですよ。言うに事欠いて「今フリーだから」はないだろ。



だって今のオレには玲愛がいるんだから……+  (´▽`)  + +
はいそこ、無粋なツッコミ入れない。
GWに実家に帰った際に妹や母親に紹介までした(実話)女の子のことをうっかり忘れるなんて、私としたことが。
妄想と現実の区別をつけるよう常々心がけてきたことが仇となったようです。
いや妹に紹介とかしてる時点で区別ついてるのかって話もありますが。
ちなみに妹に玲愛を見せたら
「ふ〜ん、金髪でツインテール。お兄ちゃんってやっぱりこういう外見の娘が好きなんだ。『シスプリ』の咲耶もこんなだったもんね?」
と冷ややかな反応が返ってきたので、思わず
「お前あんまりお兄ちゃんをバカにするなよ。たしかに玲愛の外見に惹かれた部分があるのは事実だ。
 でもな、中身も含めて玲愛だからこそ、こんなに好きになったんだよっ……!」
と力説したらなぜか生暖かい目で「それを現実の女の子に言えればいいのに……」と溜息をつかれたのはここだけの話。


――で、そんなウソをついた後も適当に喋っていたら、彼女いない連中でいずれ合コンに行こうという話になりました。
なんか結構ツテのあるヤツがいるらしく定期的にやっているのだとか。
ぶっちゃけリアル女子への興味は年々薄くなっているのですが、合コンというイベント自体はドロドロと汚い打算が渦巻いていそうなイメージがあって前から行ってみたかったので、是非誘ってくれと強くお願いしておきました(ぉぃ
というわけで遠くない将来Edgeworth Box始まって以来の合コン雑記が書かれるかもしれません。
もし書かれたら凄く面白いものになる予感があるので、ぜひご期待ください(笑)

29日にまだいくつか割と大き目のタイトルが残っていますが、今のところ順当にいけば7月の売り上げ本数No.1になるんじゃないかと評判の『_summer』を始めました。
なんつーか、その……まだ個別ルートにも入ってない状態でこういうこと書くのもアレなんじゃないかって気もするんですが、これはどの辺に面白さを見出せば良いのでしょうか?(マテ
ここ最近プレイしていたのが『パルフェ』『サナララ』『あやかしびと』(これについては次回にでも触れます)と素直によくできた作品だっただけに、プレイしていてそこの部分で真剣に悩んでしまうんですけど。
今のところ面白かった部分といえば親友に「好きなやついるか?」と聞かれたとたんに恋愛を強く意識する主人公の心変わりの早さくらいですよ(ぉぃ
あと親友とはいえ「フナムシ」ってあだ名はイジメだと思う。

出る前からごく普通の萌えゲーなんだろうなぁ――私が「ごく普通の萌えゲー」という表現を使う際にいい意味で使うことはないのですが――と予想はしていましたが、こうも予想を裏切られないとそれはそれで不満です。
凡作よりはツッコミどころがあるクソゲーの方がまだありがたいですよ?(暴言)

個別ルートに入ったらある程度化ける可能性もあるのでシナリオ自体に触れるのはまた別途にしますが、30分読むと眠くなるとか一瞬たりとも引き込まれないっていう事実を踏まえると大化けはないのかなぁという気もしたりしなかったり。
いや、声優さんの声がつけばあるいは……っ。
「あるいは」と書いたことからもおわかりでしょうが声優さんはかなりいい感じです。
いずれのキャラも声とキャラクターのイメージはピッタリですし、どなたも定評のある役者さんだけにポイントを外しません。
そういったところも含めて王道を歩まんとしている学園物なんだな〜としみじみ思ってみたり。

ただ、以前『パルフェ』の時に思い知ったのですが「王道」と「陳腐」は違うし「普通」と「凡庸」もまた違うわけですよ。
なんか言い方悪いですけど、その辺を履き違えているんじゃないかという印象を序盤をプレイしただけでも感じました。
特別な設定も何もない学園物って、それっぽい物をとりあえず作るのは簡単だけど面白いものを作るのは大変なんじゃないかと思うんですけど(´Д`;
ま、現時点ではイベントらしいイベントも発生していないわけで、関係が深まるイベントが色々出てくるであろう中盤以降で払拭されることに期待しましょう。
って、払拭されるといいなあ……難しいかなあ……ちょっと無理かもなあ……(意気消沈)


ちなみにタイトルについているアンダーバー。
公式サイトによれば、これは夏の一歩手前を表現しているとのことで視覚イメージを生かしたなかなか良いタイトルなのではないかと思うわけですが、それよりももっと的確に表現しているものがあるような気がしてきました。
え? それはなにかって?
A.プレイ中のオレのテンション。

いつまでもアンダーバーじゃなくてスラッシュくらいの角度になってくれると嬉しいです。
とオチがついたところで今日はこの辺で。