Diary 2005/12
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12/09 すげえ忙しいのです

『コスプレ王選手権』で見てはいけない物を見てしまい、本気で心に傷を負ってしまった今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?
番組的には美味しいんだろうけど、女装コスとかはアウトだろうがよ……(´Д`;
ゴールデンタイムにあんな形で『パルフェ』というタイトルが出たことも、花鳥玲愛という女の子の名前が出たことも全く喜べません。
最近本業がまさに「師走」という言葉そのままに凄く忙しいこともあって、テンションが下がりっぱなしですわ。

つーわけで更新頻度下がってますが、どうぞご容赦くださいm(_ _)m
帰宅が日をまたぐことが多いのに、それでも休出しないと仕事が溜まるってどういうことやねん。

先日久しぶりに実家の母親と電話で少し長話をしました。
家族や親戚の近況を一通り聞いたのですが、自分と違ってメイド喫茶萌えの素養がある従弟くんが知らない間にまた東京に来ていたようです。
一応会社の研修だったらしいですが、正直目的の半分以上はミアカフェだと思う(マテ
人の趣味はそれぞれなので喫茶店に入るために3時間待とうが何しようが構わないと思いますけど、メイドさんからもらった?カードを後生大事に何ヶ月もお財布の中に取っておくはどうかと思うよ。
なんかマジでメイドさんに惚れてる人っぽい感じに見えてしまうので(^^;
んで、その従弟くん。私と違って親孝行なのでちゃんと家に東京土産を買ってきたそうで。
東京バナナでもひよこでもなく、『ツンデレ大全』って名前の東京土産だったらしいですがね!(´Д`;
従弟と叔母さんで楽しく読まれたそうで、嬉しいんだか悲しいんだか複雑なところです。
いやもう失うものは今さらないからいいんだけどさ。
どうでもいいけど個人的にはオタ系ショップなぞ知るはずもない従弟がどこでどうやってツンデレ大全を買ったのかが凄く気になるところ。
もしどこでもいいけど本屋に行って店員さんに聞いたんだとしたら、その勇気と無謀さだけは褒めてあげたいです(ぉ


さて、そんなMU-6一族の心温まるエピソードはさておき本題。
いよいよ12月。一部の選ばれし民が浮かれてそれ以外の人が呪詛の言葉を吐く季節がやってきましたね。
皆さんの今年の予定はいかがでしょうか?
もう既に予定は埋まっちゃったよ、という人はそのままお引き取りください(マテ
まだ決まってない……というか今年も友達同士で集まるか1人でゲームやるかだな、という方。
私もあなたの仲間です。
とゆーわけで3連休の中日で、しかもイブなのにヒマすぎるのでWebラジオを久々にやることにしました!

内容的にはぶっちゃけこれまで同様、知り合いで集まって主に自分が喋るという「居酒屋にマイク置いただけでしょ、これ」みたいなノリになるかと思います(^^;
が、それだけだとあまりにもあまりだし間がもたないのでネタメールも募集します。
今回募集するテーマメールは以下の2種類。

1.あなたが選ぶ思い出の、夢のクリスマス
今までに数多くこなしてきたであろうゲームで出会ったクリスマスイベントの中で「これは!」というものがあれば、是非語っていただきたく。
あるいは「本来ならオレもこんなステキクリスマスを過ごしてるはずだったのに…」という妄想を書いていただくもよし。
まあ要するにクリスマス絡みで何か面白いことを書いてもらえるとありがたいな〜ということです。
何気に難しいネタだと思うので、ちょっと書きにくいし思いつきにくいかもです。

2.集まれ、クリエイター幻想!
オタならば多かれ少なかれ誰もが持っているクリエイター幻想。
幻想というか既に妄想の域に到達したそれはしばしば人と共有できたりするものです。
そんな誤ったパブリックイメージや、自分の脳内だけのとがりすぎた妄想をぶちまけてください!
……ってこれだけじゃわかりにくいので具体的な例を挙げると
「七尾奈留さんのルックスは名無しの少女そのまんま」
「誰にも内緒ですが実はシャナのモデルってのいぢたん自身なんだよな」
とかそんなの。
上で挙げたような一発ネタ的なものでもいいですし、シチュエーション含めてシナリオみたいに細かい妄想を垂れ流していただいても全然構いません。
シナリオさんより原画さんや声優さんの方が妄想イメージは広がりやすいかもですね。
こっちはネタが何も来ないと年中そんなことばかり考えている自分の脳が心配になるので、マジで応募待ってます。

 確かにオレの抱いているイメージは単なる妄想ユメかもしれない。
 けれどその妄想ユメは決して間違いなんかじゃないんだから――


そんな勢いでひとつ。

他にも普通のメールも大歓迎。
「こんなこと話せば?」という提案・要望でも今年ハマったゲームの話でも何でもいいので、何かあれば気軽にメールいただけると嬉しいです。
さすがに過去のアレな話をしようにもキッカケがないと扉が開かなかったりしますし、話題のネタ振りがあると大変助かる感じ(^^;
こう書きつつも聞いている方の数が多いわけでもなし、テーマメールも普通のメールもなかなか来ないのが実態だったりしますが、人助けだと思って是非に。
面白かったネタにはクリスマスプレゼントの提供も考えておりますので〜。
というわけでメールはこちらまで。

え〜っとまあ、先ほど書いたように仕事が忙しくてサイトの更新はおろかゲームプレイもままならねえ今日この頃だったりするわけですが(それでも自分の中で勝手に立てた「丸戸史明コンプリート計画」の一環として『V.G.NEO』をコンプリートしていたりはするけど)、映画はちょこちょこと見に行っています。
秋葉原に行ったり休出したついでに2時間ほど時間を確保すれば見られるので、あまり構えずに行けるのがいいのかな?
現在46本鑑賞。年内のラインナップと時間を自由に使える時間を考えると年間50本の大台突破はちょっと厳しそうです。
まあ去年までは年に10本くらいしか見なかったことを考えれば、今年は見すぎなくらいですけど(^^;
飽きっぽい人間なので来年以降もこの趣味が持続するかわかりませんが、とりあえず最近見たものの雑感をば。

魔法少女ハーマイオニー4

気がつけば毎年のように感想を書いているこのシリーズもついに4作目。
そろそろキャストの年齢が気になってきたわけですが、ハーたんが作を追うごとに美人さんになっているので気にしません。
さて、自分はこのシリーズの原作は一切読んだことがないので以下はそういった人の感想としてお読みください。
この映画を見終わったあとで最初に思ったのは「これ、完全版が別にあるんだよね?」でした。
映画としては一定以上の面白さはあると思います。
特に絵の作りは相変わらず見事で、メインである三大魔法学校対抗試合が始まる前のシーンから見所てんこ盛り。
場面も色々変わって見ている間に退屈するなんてことはまずないでしょう。

なんですけど、かなり分厚い原作を2時間半くらいの中に圧縮したせいで、これまでのシリーズ以上にダイジェスト感溢れる作品になってしまいました(´Д`;
テレビの洋画劇場じゃないんだからさ〜。
スタッフが苦慮した結果というのは重々承知していますが、今回の映画では三大魔法学校対抗試合の他にもう一つ「ハリーたちの恋」という重要なファクターが含まれています。
それなのにハリーが恋に落ちるチョウにしても、ハーたんにちょっかいをかけてくる筋肉バカ(名前忘れた)にしても、そこまで描く時間がなくてどんな人なのかほとんどわかりません。魅力が伝わってこないから主人公たちがどうして惹かれるのかもわかりません。
「名前忘れた」と自分が書いてしまったのが、まさにその証拠と言えるでしょう。
筋肉バカがハーたんと踊っている(「ダンスっている」と読もう!)のを見ながらハリーとロンが「図書館に通い詰めていたのは彼女が目的だったのか」と呟くシーンはさすがにどうかと思ったですよ。
通い詰める場面なんてそれまでに映ってないんだから(マテ
そんなわけでCMや予告編でもさかんにアピールしていたあの面々の恋という方向の描写についてはお粗末としか言いようが。
二兎を追って、一兎を得ているだけでもいいのかもしれませんがね……。

こう書きつつも全体としては満足しています。
さっきも書いたように見所は十分多かったですし、何よりダンスシーンのハーたんが、ハーたんが……(どこか夢見る瞳で)
CMなんかでも使われていたシーンですけど、あれを見に行ったようなものなので。
原作のハーマイオニーは割と地味な娘で、少なくとも可愛いという設定はなかったと聞いていますが、あのシーンを見てしまうとチョウを選ぶハリーはどうかしているとしか思えません(暴言)
100人に見せたら100人ともハーたん選ぶと思うよ、うん。


ALWAYS〜三丁目の夕日〜

物凄く世間の評判がいいので、それに背中を押される形で見に行った作品。
正直なところ全然期待はしていなくて、せいぜい「まあ評判の良さから考えて見に行って損しない程度にはいいんだろうな」なんてひねくれたことを考えていたくらいでした。
普段は足を運ばない家の近所の映画館ですませてしまったくらい期待してなかったのです。
ところが……いや久々に心の底から満足しました。
終わった後にスタンディングオベーションをしたくなったのはいつ以来でしょう?
これ、舞台挨拶とか行ってたら絶対にやっていたと思います。
見終わったところでスタッフロールを見ながら余韻に浸り、まずは溜息。そして手の先まで広がる満足感を拍手という形にする。
自分の場合、極度に満足したときって大体そんな反応なんですが(家でエロゲやってても本当に素晴らしいと思ったときは一人で拍手してたり。頭おかしい人みたいだ)、これもそんな感じでした。

昭和30年代前半の東京を舞台にしたこの物語。
自分にとって昭和30年代というと完全に親の世代、それも親自身がまだ子供だったり生まれたばかりだったりという時代のお話になります。当然のことながら、別に昭和30年代の記憶があるわけでもなし、「昔は良かった」なんてことを言うつもりはありません。
けどこういう家族ネタとか、「ごく普通の、でもいい人たちによるいいお話」っていうのは反則だってば。
そりゃ泣くっちゅーねん。何度も涙出ちゃったっちゅーねん。
自分以外でも劇場の至る所で泣く声が。
汚い見方ですが、こういう人情話を成立させる意味では昭和30年初頭という設定にも意味はあったのかも。
キャラ設定やプロット的に今のご時世でやろうとしても成立しないし。

それにしても「昔は良かった」と言うつもりはない、と言いつつもこれを見ているときに何度か考えてしまいましたよ。
映画の中で描かれるやかましいけど温かい人の会話のやり取りに満ちた街並みと、それとは比較にならないくらい便利になったけど住んでいる寮の隣人の顔すら知らない今の生活と、果たして幸せなのはどっちなのかなって。
今の便利さを捨てられるわけでもないし、我ながら影響されやすいヤツだと苦笑してしまいましたけど少なくともオレには自分の方が幸せだとは言えません。
まあもっとも現実の歴史を俯瞰すれば作中夢と活力に満ちた彼らも10年、15年と経過すると公害など高度経済成長のしっぺ返しに苦しむわけですが……(^^;

人情話が好きで、映画で泣きたい人は絶対に見て損なし。
日本人が好きなおかずを山ほど詰め込んだ幕の内弁当みたいな映画なので、作中のどれか1シーンくらいはきっと琴線に触れることと思います。
個人的には年間でも『バタフライ・エフェクト』と並んでベスト級です。いや、こりゃ評判になるわけだ。

12/20 何が悪いのやら

どうもこんばんは、もうクリスマスまで残すところあと数日ですね。
そんなこととは全く関係なく仕事が相変わらず忙しい今日この頃ですが、いかがお過ごしでしょうか。
本当に会社やめてえ(´Д`;

で、それはさておきラジオなんですが……冗談抜きでメールが1通も来ません(;´д⊂)
ぶっちゃけた話、今回のテーマは楽勝だろうとか思ってただけに1通も来ないのはダメージでかいです。
これまでも何通かはもらえていたメールが今回はゼロ。我ながら自分の人徳の無さというかカリスマ不足に泣きそうです。
なんか嫌われるようなこと書いたかなぁ?
……………………(((( ;゚Д゚)))ガクガクブルブル (←心当たり多数)
この感じだと多分当日聞いてくださる方も10人くらいかもですが、まあ好き勝手やるつもりです。
えっと過去聞いて気に入ってくださった方は是非聞いてやってくださいな。
あと同じくクリスマスにヒマそうにしているお友達でもいたら宣伝してください。
一つ人助けだと思ってよろしくお願いしますm(_ _)m

ちなみにメールは引き続き募集中です。
ネタのメール、普通のメール、何でもいいので気が向いた人は送ってください。
前回チラッと匂わせましたが今回MVP、つまり1番面白いメールないし掲示板等でのコメントいただいた方にはささやかながらプレゼントとしてニンテンドーDS(ないし同程度の金額の何か)をプレゼントしようと思っていますので、ええ!
「MU-6、必死だなw」? そりゃお祭りの準備はある程度必死でやらないと。
結果として盛り上がらないのはともかく、盛り上げる努力もしないのはさすがに…ですからね。
なお今のところ放送は24日PM11時〜の予定です。日をまたぐ形で2時間ないし3時間かな?
ま、そんな具合なんで一つよろしゅう。

告知だけだとあまりにもあまりなんでゲームの話。
よくテスト前になると急に部屋を片付けたくなるって人がいますが、自分の場合は忙しいほどゲームをやりたくなるみたいで忙しさの割に寸暇を惜しんでゲームに励んでいます(ぉぃ
とはいえ時間そのものがあまりないので、大作にはなかなか取り組めませんが最近終わらせた『V.G.NEO』と、今週末(っていうかもう明日か)発売の『みらろま』体験版の感想をば。


V.G.NEO

結局年内の達成は無理だった(まだ『ままらぶ』が終わってないのです)丸戸史明コンプリート計画の一環として購入したソフト。
さすがに2年前のソフトなんで粗もありますし、2周目は既読スキップばかりになってしまうのが少し寂しかったりします。
書き始めたのが『ショコラ』より前だったとはいえ、2周目のアンバランスさだけはどうにかならなかったものでしょうか(^^;

あとそれ以外にも大きな問題が1つ。
ぶっちゃけ絵が手抜きじゃね?(暴言)
と思ったりもしますが、それでも最後まで楽しめました。

V.G.シリーズの予備知識がほとんど全くない――謝華を「じゃはな」と読むことすら知らなかった――自分でも楽しめたわけで、シリーズ物にありがちな一見さんお断りムードがなかったのが素晴らしいです。
また全体としては超が付くほど真面目な話なんですが、真珠&歩美コンビやら色々なパロネタやら随所に笑いが入っているのでさほど重苦しくならなかったのが良かったなと。
書く人が書けば超鬱シナリオな格闘ADVになっていてもおかしくなかっただけに。
……さすがに2周目ラストバトルで死ね死ね団のテーマを言わせちゃうのはどうかと思うけど(笑)
「死ね死ね、死ね死ね死ね死ね死んじまえ〜!」って、お前風格ねえな。
『ウエストサイド物語』や感感俺俺ネタもありましたっけ(これだけ見ていると、どんなゲームだか想像もつかんな)

ちなみに各所で言われていることなので覚悟はしていましたが、最後までやって思ったのはやっぱり「"終"って出てるけどこれまだ続くよな」ということ。
もちろん話としてきちんと区切りのいいところまでは行っていますが、全然第2部が始まってもおかしくないというか。
第2部は第2部で設定・状況を踏まえるに単調なバトルの連発になっちゃわないか心配だけど、とりあえず期待しておきます。
少なくとも角が取れた後のアンナに一発で転んだ人としては期待せずにはいられません。
「帰ってきたら三つ巴ね…BANG!」って、バッチこーーーい!
最悪2ではこっちの三つ巴があればフェアゴールドとの戦いなくても許す(えー


みらろま体験版

これかなりボリュームありますね。
途中から少しスキップしたけど、まともにやったら4時間以上はかかるんじゃないでしょうか。
体験版でこれだと本編も初回10時間以上は確定でしょうか?

んで、感想としてはエロゲ界における平均的なレベルの出来の萌えゲーだと思います。
つまりそれほど面白くない。
コメディが好きな自分が途中からスキップをし始めている時点でその辺はおわかりいただけるかと。
同居シチュを生かしたドタバタコメディなのにそれほど楽しめなかったのは痛いです。
キャラ多いんだから、もうちょっと会話が面白くてもいいのにねえ。
結局そのキャラに持たせた属性以上の魅力ってのは出せていないように思います。
主人公のモノローグも寒い空回りを見せるばかりですし(^^;

体験版の内容は飛び飛びで日常シーンをいくつか見せつつ、何回かマップ移動画面(どの女の子に会うかを選ばせる→選ぶと時間軸的な繋がりはないものの、その娘のイベントが見られる)を経て終了という作り。
自分は冒頭部で1番印象の良かった巫女さんの楓のイベントを集中してみましたが、彼女の場合は体験版のラストで固有ルート初日・告白寸前というシーンまで見せてました。
小さい頃ちょっとしたことがあって以来、主人公のことが好きで……というバレバレの伏線とはいえ、「どうして好きになったのか」みたいな部分を全部体験版で見せてしまうのは割と勇気いるような気が。
他のキャラについては検証していませんが、恐らく同様の作りをしているのではないでしょうか。
楓だけネタバレするっつーのも妙な話ですので。

それにしてもアンバサといい、最近は微妙にムカつく性格の主人公が流行っているんですかね?
この主人公さんも妙にヒロインたちに対して偉そうで、引っ掛かりを感じるのですが。
う〜ん、今の若い人にはこういうのがいいのかねえ。
ってオレいくつだよ!( ̄□ ̄;)

誉めどころとしては一にも二にも絵。
やはりみけおうさんの絵は(妹の私服立ち絵がちょっとアレですけど)可愛いです。立ち絵だけでも十分和みます。
声優さんの演技も○、特に大波こなみさん演じる妹のバカキャラぶりは素晴らしいです。
ただ自分にとってはその素晴らしさが「このキャラうぜえな」に繋がっちゃってますけど(マテ
あとは……そうですね、体験版のラストで流れたボーカル曲は良かったです。
あれは本編だと挿入歌にでもなるのかな?
仮に各キャラごとに用意されていたりして、個別ルートに入るタイミングで「第2部開始」みたいな感じで使うといい感じかもです〜。


しかしここまで読んでいただければわかるように自分としては推奨しません。
もちろん体験版全体を通じてそれほど楽しめなかったというのもあるのですが、何より導入部があまりにも弱かったので。

ゲームを開始すると、のっけから同居生活に伴うトラブル発生→なんでこんなことになったんだ…という回想に、という構成自体は珍しくもあり、いいアイデアだと思ったのですが、いかんせん開始して10分と経たないうちに「ヒロインがどんなキャラかを把握している主人公」が「前日に起きたことを踏まえた反応(ちなみにゲーム開始直後の場面はストーリー的には3日目に当たります)」をされてはプレイヤーは置き去りです。
しかもそれが何の説明もなしですからね…(´Д`;
せめてキャラ紹介くらいはしようよ。
それでいてドタバタコメディならではのハイテンションで展開されていくので、置き去り感もひとしお。
少なくとも自分は「こんなことになったのは2日前…」と回想が始まった時点で既にすっかり冷め切った目で画面を眺めてました(苦笑)。
どんな作品も冒頭で心を掴めなければそれだけでやる気大幅減なわけで、もっと気を配って欲しいものです。せっかくの体験版なんですから。

ま、体験版が1番面白いってのも考えものだけどな!(爆)



実は世間では賛否両論の『智代アフター』も終わらせているのですが、それはまた次回にでも。
少し頭の整理と暴言を吐く準備をして(マテ)書きたいと思います。
あ、暴言といってもゲームがダメだったというわけではないので念のため。
ゲーム自体は佳作〜良作くらいのレベルで満足しております。
お話の内容が内容なんで叩く人の気持ちもわからないでもないですが……、これを叩いて何なら満足できるんですかね? というのが偽らざる本音。
また主流派から少し離れた(?)意見を書きつつ今日はこの辺で。

12/24 とりあえず告知〜

おかげさまで何通かメールはいただけました。どうもありがとうございます。
さっきちょっと雪が降りやがって、カップルが浮かれるかと思うとブチ切れかけたMU-6ですよ。
まだ全然試験放送もしていないので、ちゃんと放送できるかわからないのですが(ぉぃ)とりあえず告知〜。

Edgeworth Boxの毒ラジ〜はぴくり〜
12/24(土) 23:15〜 (予定)
http://203.131.199.131:8030/mu-6.m3u


すみません、ネットワークの状態が微妙に悪いので開始15分ほど遅れます(´Д`;

URLはネットワークの状況によっても変わるポートや何かが可能性があるんで、もう少し直前になってから告知とさせていただきますが、ねとらじで放送予定でございます。
タイトルはこれで行く予定なので、聞いていただける方は時間が近づいたらこのタイトルで探してみてくださいm(_ _)m
んでは、また夜に。

12/30 お祭り終了

こんにちはこんばんは、MU-6です。
今年も残すところあと1日。どうか皆さん悔いなくお過ごしください。
皆さんにとって今年はどんな1年でしたか?
今晩もう1回更新できるかわかりませんが、MU-6的には2005年は(も?)色々なことがあった1年でした。
一応前厄だったはずなんですが、全体としてはいい1年だったと思いますってこの歌すげえな!(冬コミで買った『ネコミミ☆ソラミミ』に戦慄)
先日のWebラジオでもちょっと話しましたが、昨年から始めたライター見習い補佐代理(実際やってる仕事的にはこれくらいの位置づけが正しい)を今年1年続けたわけですが、その過程で何冊かの本に関わることができましたし、普通にオタやってたらきっと出会ってなかった人にも会えたので。
基本的にミーハーなので凄くテンション上がりましたですよ(^^;

来年は何があるかわかりませんけど、このサイトは変わらず適当に存続していくと思うので、どぞよろしくです。
……マジで『ネコミミ☆ソラミミ』すげえな!
なんで高音部聞くだけでこんなに不安になるかな。

で、それはさておき先日放送した『Edgeworth Boxの毒ラジ〜はぴくり〜』ですが、幸いにしてというか不幸にしてというか手元での録音もしっかりできていたのでデータファイル公開したいと思います。
年末年始暇で死にそうなときにでも聞いてください(笑)
そんなはぴくりはこちら!(mp3、3時間、30MB)
念のため言っておきますが当番組は事実を元に構成したフィクションなのでひとつよろしく。
実話なんか1ミリたりとも含まれちゃいないからね!
そういうことにしておかないと本当にヤバいので大人の対応で。


ちなみに「1番面白かったで賞」については出演者一同爆笑してしまった掲示板のちびかばさんに決定しました。
おめでとうございます〜。
ちびかばさんは欲しいもの(本当にDSでいいか、他のものがいいか)と住所をMU-6までメールいただければと思います。

さて今年も終わりということでコミケ行ってきました。
今回は初日にも人と待ち合わせがあったり、2日目はKOTOKOファンクラブイベントとスケジュールが重なったりであまり時間が取れなかったんですが、友人にも手伝ってもらってその分効率的に回ることで例年と変わらない戦果は挙げられたかと。
まあそれすなわち使った額が相変わらず多いということですが(´Д`;
毎回「前回よりは少なく」を個人的目標に据えているというのに……もしかしたら今回は企業のCDや同人ゲーム買った関係で前回より多いかも。
後に委託されるであろう同人CDをバッサリ切ったから点数は減ったんですけどね。
うん、減ったはず、たぶん(弱気)
あ〜でもパルフェ本の殲滅とかしてたから減ってないかも。

そんなわけで誰も興味ないでしょうけど毎回恒例の買った場所リスト〜。

〜企業〜
戯画、リーフ、ビジュアルアーツ、CUFFS、ロックンバナナ、ホビレコード、ave;new

〜本〜
けもこも屋、うろぴょん、DEGREE、ねこばす亭、とみら党、鴬屋、ねこおせ、漆黒のJ.P.S.、雑踏景色、apricot+、でんがく、駅せんべー、from-D、QP:FLAPPER、OLAMP、PINK CHUCHU、Unioson Bell、CUT A DASH!!、ポン引き屋、明日はどっちだ

〜音楽・ゲーム・CG集など〜
TEAM EXODUS、Sound Union、SJV-SC、Blow Job Junkies、StrayMoon、APPLE project

まだCDやゲームはおろか本さえ全部目を通していない状況なのでアレですが、とりあえず何冊か読んだ中だとDEGREEの『あやかしびと』ラフ集は良かったかな。やっぱりあのゲームは好きだと再確認できたので今度ファンブックも買って来ることにします。
とりあえず参加者の皆さんお疲れ様でしたm(_ _)m

んで最後。2日目にコミケを早く切り上げてKOTOKOファンクラブイベントに行ってきたのでそのお話を。
先に結論から書いてしまうと良かったけどちょっと物足りないイベントでした。
正直なところ会費とは別に3000円払ってるわけですからもう少し大規模でも良かった気がします。
ファンクラブの会員数、会場の使用料など色んなしがらみの結果ではあるんでしょうが……。

と先に苦言だけ呈した上でレポいきます。

1時半開場、2時半開演ということでビッグサイトから直接会場までタクシーで乗り付けて1時過ぎに到着。
列形成くらいは始まってるかと思っていたのですが、どうやら既に時間が押している模様。
結局1時20分くらいには列形成が始まり20番刻みで整理番号順に入場していきます。
ちなみに列整理のスタッフの方によれば15分ほど押しているということでしたが、相変わらず入場だけで押すのがコーストクオリティなのか。
つっても去年の夏ライブと比べたら随分手際よくなってましたけどね。
あれはいまだに軽いトラウマだからなぁ……。

入場してみるとあらまあビックリ。コーストなのに座席が設置されていて座れる作りに。
コミケで疲れた身体には正直嬉しい配慮です。
いわゆるパイプ椅子なんでデブの身にはとにかく狭くて、周りには迷惑だったかもですが(^^;
座席が設置されたことに伴い、先に入った仲間が前の方を占拠して(以下略)みたいなこともあったことは想像に難くないのはちょっとアレですが。
ちなみに荷物を置いて場所取りというのは既定路線だったらしく、終了後は販売しないというグッズ(今回はシャツとカレンダー)の販売をステージと入場口の間で行っていました。つまりこれは1回ステージの方に荷物置いて買いに来いということなのかな? と思ったものです。

さて以後はイベントの構成要素に合わせて3コーナーに分けて簡単に振り返りたいと思います。
コーナーはそれぞれMC、ファンとの交流、歌という感じで。
1時間半ほどの比較的小粒なイベントなんでレポートも小粒ですがご容赦を。

◆MCコーナー

今回はKOTOKOとからあげくん(MU-6さんは素で本名を忘れています^^;)の2人体制だったMCコーナー。
KOTOKOのMCはあまり面白くないというのが定説になっていますが(ぉぃ)、今回は2人体制だったおかげもあってかいつもより面白かったような気がします。
普段のいっぱいいっぱいぶりもあれはあれで好きなんですけどね。
MCの2人以外にもいつものバンドメンバー・ダンサーさんも当然ながら出演していて「KOTOKOの第一印象はどうだった?」「ツアーで色々回ってるけど何か思い出に残ったことはある?」というような質問に答えていました。
個人的にはKOTOKOの第一印象としてみんながみんな判で押したように「小さい」と答えていたのと、一見かっこいいギター/ベースの横田さんがツアー中のホテルで酔っ払って全裸で、男爵をプロペラのごとくブン回していたというエピソードが印象に残ってます。
これだから酔っ払いは……。

あとダンサーさんが「第一印象じゃなくて最近の印象なんですけどいいですか?」と前置きした上で
「小さい割によく食べる人だな〜と最近は思ってます」
と言っていたのにはマジで爆笑しました。
そういえば名古屋公演でも毎回手羽先の話が出たり、どこの会場でも必ず1回は食事関係の話をしているような気がします(笑)


◆交流コーナー

ファンクラブイベントなどではつきものの交流コーナー。
大体ミニゲームや質問コーナーみたいなものが王道なのかなと思いますが、KOTOKOイベントでもご多分に漏れずプレゼント抽選会とチャリティオークションが開催されました。
プレゼント抽選会は北海道からカニがやってきたのは笑いましたが、特に説明の必要もないと思うので割愛。
チャリティオークションでは最初のツアー時に着た衣装が出展されました。
最初1000円からスタートしてあっという間に値段は上がり、最後は一騎打ちの中95000円でフィニッシュ。
振込みでもOKとのことでぶっちゃけ自分も5万までは出してもいいと思っていたのですが(頭悪い)、さすがに途中で冷静になってしまったので大人しく「あ〜、ブルジョワっているんだな〜」と会場の片隅から眺めてました。

ああ、でも終わったあとによく考えたらこういうセリ会場でならあのネタができたのになぁ。

激しくセリあう会場、その値段は瞬く間に上がって風間社長のつけた2億5千万の値に沸く会場。
しかし――
「3億」
顔色ひとつ変えずに言い放つ「服を見る天才」岡恭一郎。そのありえない数字に思わず葉巻を取り落とす風間。
さすが岡だ、騒然とする会場の中、岡がふと思い出したように横の男に問いかける。
「ちょっと教えて欲しいんですが、あの服は何のイベントの時に着た服なんですかね?」
「なっ……! あんたそれを知らずに3億の値をつけたっていうのか!?」
「ええ、いい服だったものですから」


くそっ、岡さんファンとして恥ずかしい真似をしてしまった。
あそこでは顔色変えずに「10万」ってコールすべきだったのか…。
(『風のシルフィード』ネタはわかりにくいのでやめましょう)


◆歌のコーナー

今回歌ったのは4曲。
といってもそのうち1曲はこれまでのアルバム&シングルのタイトル曲で構成されたメドレー。KOTOKOのメジャーデビューからの1年半あまりを振り返るいいナンバーだったと思います。本人もMCの中で言ってましたが、こう聞いてみると結構色んな曲を歌ってるんだな〜と改めて認識させられます。
ちなみにそれ以外の3曲は
*Change My Style
*Princess Bride!
*Mutant Dwarf〜きみと奏でる歌〜

頭2曲は今さら説明不要ですよね? わかんない人は検索してサンプル聞いてください(ぉぃ
この前のライブでBraveの方はもう聞いたわけですが、個人的にはプリブラの方が好きなんで今回これ聞けたのは大きかったな〜と。
んでもって最後の『Mutant Dwarf』はファンクラブイベント用に書き下ろされた1曲。
途中にはKOTOKOの歌に続けてファンが歌うパートがあったりする合唱曲で、イベントにふさわしい作品だったと思います。
……ちょっと1回でメロディライン把握するには難しい曲でしたけど(^^;

実はファンクラブサイトでは事前に歌って欲しい曲のアンケートを取っていて、それが5曲まで書けたので単純なMU-6さんは最低でも5曲は歌われるものだと思ってました。イベント時間が1時間半というのを考えれば、そんなに歌の時間は取れないわけで仕方ないんですが、もうちょっと歌が聞きたかったなという気がします。
最初に書いた「ちょっと物足りない」というのはここに繋がるわけですね。
結構思い入れたっぷりにアンケート書いたのにな〜。『Leaf ticket』とか『同じ空の下で』とか。
まあその辺は次のライブツアーでの参考にしてもらえると思うことにします。

この歌のコーナーで特筆すべきはやはりChange My Style中の早着替えでしょう。
武道館で予告した早着替えですが、今度は本当にやりましたですよ。
スチュアーデスルックでの格好から婦警さん→ハンバーガー店員を経て、最後は白衣にメガネ着用の女医さんに!



エロい、エロいよKOTOKO!!(*゚∀゚)=3

2次元ではメガネ死すべしを貫いているMU-6さんですが、3次元メガネは特に嫌悪してないっつーかむしろ相当に嫌いじゃないっつーか少しずらした感じでかけていただけると半脱ぎにも通ずる何かがあるような気がするので大興奮。
割と素で「診察してほしいな〜」と思ってみてました。
っていうか「お注射して!」と叫んでいたような気がします。ダメな子です。
あっ、恋愛病の診察のはずだったのにそんなところまで!?(ナスおまのやりすぎです)



こんな具合で1時間半のイベントはあっさり終了。あとは出るだけになったのですが、ここでトラブルが。
今回のイベント、ステージから出口に向かう過程にKOTOKOミュージアムなるものが設置されていました。
ミュージアムでは今までのステージ衣装展示やアメリカで行われたイベントライブの様子が大画面で見ることができるようになっていて、ファンなら足を止めてじっくり見たいと思うことうけあい。
さらに今回のイベントを記念してのガチャガチャも設置されていて、こちらは運がよければKOTOKOやバンドメンバーとポラ写真を撮る権利が当たるかもしれないというアイテムでやはりファンなら1回はチャレンジしてみたい品と言えましょう。
さて突然ですがここで問題です。

ミュージアムとガチャガチャ、さらにドリンクコーナーとカメラ返却口を1ヶ所に固めるとどうなるでしょうか?

答え:外に出られなくなる

つーわけで出口に向かう道は大混雑で本当に外に出るだけで一苦労でした。
家に帰るまでが遠足、じゃないですけど出口に着くまでは少なくともイベントなわけでもう少し導線管理はしてくだされ。
ガチャガチャについては……まあ何も言いますまい。小銭山積みする人が出るのは既定路線だしな。

ま、そんな具合のイベントでした。
イベントとしては満足してますが他の同系イベントと比べるとややボリューム不足も感じます。
もし来年もやるなら2時間か2時間半は欲しいところ。
来年のイベントの充実と彼女のさらなる飛躍を祈りつつ今日はこの辺で。
今晩紅白見ながら更新できるようならもう1回更新かけます。多分短いけど。

12/31 来年もよろしくお願いします

前回の雑記で「前厄」と書いたんですが、数えでカウントすると今年が既に厄年だったんですよね。
山手線車中の佐野厄除け大師の広告には「お前は来年が厄年じゃ!」って書いてあったからそうなのかなと思っていたんですが……数えの方が標準なのかな?
ん〜、もし今年が厄だったなら来年は凄くいい年になっちゃうんじゃないかな、と楽観的なことを思ったり。
実際は仕事が凄く忙しくなりそうな感じで既に暗雲が垂れ込めているわけですが(´Д`;

……まあ、その、せめて平均週1ペースくらいの更新は続けたいと思ってます。
色々が輻輳するとヤバそうですけど。
さしあたっては1月の中旬〜末にかけて修羅場になりそうなんで頑張ります。
あとPSPの『こみパPORTABLE』が出て、微妙にテンションが上がってるので今現在は同人やりてえ!とか思って申込み用紙も買ってしまいましたが……多分計画倒れだろうなぁ(ぉぃ
申し込んで売り物がないっつーのもアレですし、どうしたものか。
飽きっぽい自分だけに迂闊なことができず悩みどころです(^^;

んで、ここからは毎年恒例のオレゲーム大賞をば。
まず結果発表の前に今年のMU-6のゲームプレイ状況報告から。

購入数:43本(18禁ゲームのみ、一部昨年以前発売タイトル含む)
プレイ状況
 コンプリート:14本(うち2本は昨年購入作品)
 一部キャラクリア:3本
 着手済み(まだクリアしてない):4本
 未着手:あと全部(;´д⊂)

なお『パルフェ』『パルフェRe-order』については1本というカウントにしております。
あとHシーンを全部見ていて、一部に至っては覚えていたりするかぐや作品はどういう扱いにすればいいのかマジで悩みましたが本編はプレイしていないので未着手という扱いにしました。
去年出た『ナースにおまかせ』に至っては『Fate』より起動時間長いんですけどね(問題発言)
ラジオでも軽く喋りましたが涼子さんにハマりすぎて『姉汁』を起動することもできない始末。
涼子さんは…オレ(『ナスおま』主人公)だからあんなにHになったんであって、弟でも何でも可愛い男の子なら誰でも股を開くような女やないんだ!!(泣きながら)
えっとボクは大晦日に何を書いているんでしょうか。頭大丈夫か?

まあそんな体たらくなので今年のはエロゲ業界全体を眺めたような物には全然なってないです。
あくまで自分がプレイした中でのお気に入り&お気に入りキャラということでお願いしたく。
あ、でも推奨タイトルはどれもプレイする価値ありですので、まだ遊んだことがないタイトルがあったら是非お年玉を持って近所のエロゲ屋さんで買ってみてください。
(お年玉をもらう年齢の人がやってはいけません)


と言い訳はこれくらいにして自分の2005年エロゲランキング〜。

◆05年MU-6的エロゲランキング

1位:パルフェ〜ショコラ second brew〜
2位:あやかしびと
3位:Tears to Tiara
4位:Duel Savior JUSTICE
   智代アフター It's a wonderful life
次点:サナララ
    Fate/hollow ataraxia

かなり迷いましたが自分の主観を含めるとこれくらいでしょうか。
客観的な視点をより加重すればホロウがもっと高い順位――3位くらいかな?――に来るのですが、あくまで今回は自分の主観100%ということでランク付けさせていただきました。

1位はもう言うまでもなく。いつぞやの雑記で書いたとおり私はこの作品を美少女ゲームにおける教科書だと思っています。
王道だけど陳腐じゃない、普通だけど凡庸じゃない。
信者の痛い発言なのかもしれませんけど、この貴重さ、数をこなしたユーザーであればあるほど痛感できることでしょう。
Re-orderも出て入手簡単なので超オススメ。
来年出る予定の『この青空に約束を―』はこれを超えられるのか、注目です。

2位はとにかく長丁場だけどそれを長いと感じさせないくらい作り手の「好き」とサービス精神がたっぷり詰まった1本。
荒削りな部分も多いですけど、それを補って余りあるくらいのエネルギーに満ちていました。
話のエンジンがかかるまで遅いのが玉に瑕ですが、一度エンジンがかかってしまえば後はもうジェットコースター。徹夜して会社に行くハメになったこともありましたっけ。
伝奇好きは押さえとけ。

3位は『うたわれるもの』の流れを汲むリーフSLG第2弾。
正直ほとんどオートに任せているだけで勝ててしまう戦闘などSLGとしてはどうなの?な部分がなくはないんですが、お話はなかなか面白いです。
最大の盛り上がりが中盤に用意されていて、終盤ちょっとパワーダウンしてしまった感が否めずその辺りで『われもの』より評価が低いのですが…。
しかし中盤カエサル(違う)との戦いのあたりはマジで熱いです。号泣しながらプレイしてました。2位の『あやかしびと』もそうですけど、男の熱いゲームが好きな方に。
ちなみにプレイ前に塩野七生『ローマ人の物語』を読んでおくとより楽しめるかと思います、ハイ。

4位の2点はどちらも長短あるのでこの位置に。個人的には好きですが。
『デュエル〜』は最初の1回と終盤の3シナリオ(リリィ、未亜、ハーレム)はいいんですが他のところで重複要素が多くダレたのがいただけませんでした。
あれと無駄に多い戦闘回数がなければ素晴らしかったのですが……。
個人的に未亜シナリオまででの消化不良だった部分を全部上手く処理したハーレムルートの評価はかなり高いです。実際はかなり無理やりですけどね(^^;
智代アフターについては年明けにでも語りたいところですが、世間の一部で言われているようにバッドエンド的なノリなんで嫌う人も多いかと思います。
MU-6の場合、あのエンディングそのものには全然不満はありません。
あれは間違いなくハッピーエンドですから。
ただ、主人公の死に至るまでの過程をもう少し見せて欲しかったというのも事実。
わざと書かなかったのは明白ですが、それがあれば逆に大傑作になった気もします。

次点の『Fate』は正式感想参照のこと。
客観的に見ればああいう評価ですが主観だとアンソロジー臭さが気になるっつーことです。カレンと出会ってからの終盤自己満足臭が強くなったように感じたのもこの位置な原因です。
『サナララ』はもう見捨てようと思っていたねこねこをもう1回だけ見直そうと思わせた良作。
非常に優しい物語で構成されたアンソロジーで読後感はこの中でもトップクラスかも。
何となく微笑ましい気分になりたいときには最適なソフトでしょう。
……ちょ〜っと眠くなるかもしれないですけど、ね(ぉぃ


◆05年MU-6的お気に入りキャラランキング

1位:花鳥玲愛(パルフェ)
2位:一乃谷刀子&愁巌(あやかしびと)
3位:夏海里伽子(パルフェ)
4位:雪乃明日香(パルフェ)
5位:加藤虎太郎(あやかしびと)
次点:当真未亜(Duel Savior Justice)

男がめっちゃ混じっているのは仕様です(笑)
薫さんシナリオでの虎太郎先生に萌えないヤツなんて人間じゃないっ!
渋い男大好きなんで思いっきり転んでしまいましたよ。
パルフェヒロインズについては……もはや何も言いますまい。
今年はプレイした数が少ないこともあってかこの作品のヒロイン群を超えるほど魅力的な人にはほとんど会えませんでした。
萌え…とはちょっと違うのかもしれないですけど、大好きです。
次点はまあキチガイ妹大好きなんで(ぉぃ


◆来年は消化したいソフト

着手済み・未着手を問わずなんとか来年はやりたいと思ってるソフトをリストアップ。
来年に向けて自分から自分への宿題です。

プリンセスうぃっちぃず・つよきす・AYAKASHI・車輪の国、向日葵の少女・Nursery Rhyme・To Heart2 XRATED・夜刀姫斬鬼行・ユメミルクスリ

未着手や着手済みカテゴリの数と合わないのは気にしないでください。
ほら、一部ヒロインをクリアしてる『あけるり』とか『アンバサ』は永久にコンプリートできないと思いますし(笑)

とまあこんな感じで05年最後の更新はこの辺で。
なんとか年内にアップできそうで良かった良かった。
それではまた来年もどうぞ宜しくお願いします〜。