Diary 2006/04
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04/02 テンションが上がりすぎて制御不能なの

HAPPY BIRTHDAYd(*´∀`*)b25歳おめでとう!
早く浮いた話の1つでも聞かせてください。

(妹からのメールより)

えと、こんばんは。つい先日25歳になってしまいましたMU-6です。
うわ〜、マジかよ〜。これで四捨五入したら30歳ですよありえないですよ。
昔ながらの表現に従えばクリスマスケーキ状態じゃないですか。まあ大晦日も余裕で超えそうな自分がいるわけですが。
とりあえず『こんにゃく』をプレイして本当に映像でお見せできない(主に読者の精神衛生を考えた結果)のが残念なくらい、ボロボロに泣き崩れたりしているうちは浮いた話はなさそうです(^^;
ああもう本当に早く2次元から抜け出してこないかなぁ、女子が!


とそれはさておき前回書き忘れてしまったのですが、5月の大佐追悼ライブで久々におねいさんが復活するようで。
大佐が生み出し、おねいさんが歌ったやっちゅーソングは自分にとっても必死になってコールを作った思い出の曲。
当日は全力で参加したいと思います。
また昔みたいにコール表でも作って持って行こうかなぁ?
持って行けば誰か一緒にコールしてくれるかもしれないし。

さて本当は今日は『こんにゃく』1周目の感想か、書こうと思ってたまっているネタを書くつもりだったのですが……。
その『こんにゃく』のせいでどうにも書く気が湧きません。
あ〜っと、勘違いしないでくださいね。別につまらなくて何も語る気がというわけじゃありません。
むしろそれだったら色々書きたくなっちゃうわけで。
あまりにも良くできていて、もはや自分のへっぽこな語彙では語る言葉を持たないだけです(ぉ

仮にもエロゲの感想を書いて他人様に公開している身で、こういうことを書くのは自分自身の否定みたいですけど、1周目の海己に関してはちょっと間を置いて落ち着かないとまともな文章が書ける気がしません。
これ、昔も何かで書いた気がしますが『美味しんぼ』で高級シャンパン・クリュグを飲んだときのフレーズで「頭の中にあらゆる綺麗な言葉を浮かべてください。そして口に出して言うのはただ一言、『言葉はいらない』」なんてのがありましたが、いいものの前では語る言葉はないわけで。
もちろん客観的に見れば、突ける重箱の隅はいくつか見つかったりもしますが、それもまとめて後に回します。

とりあえず1周目が終わった素直な感想としてはただ一言。
「面白かった!」「みんなもこんな文章読んでる暇あったら買え!」だけ。
……さりげなく二言になってるのは気にしないでください。
他のシナリオもこれくらい満足度が高いシナリオだといいなぁ。
今日のところはまずはこれだけでご容赦を。
もう少しやって落ち着いたり全体が見えてきたら冷静な文章書くようにします(ぉ

04/09 メイド喫茶ほど素敵な商売はない

『こんにゃく』順調に消化を進めております、MU-6です。
今回はほぼ完全に情報をシャットアウトして進めていたんですが、6人クリアしたところで追加シナリオの「約束の日」が出現してビックリ……というところまで進行しました。
おそらく近日中には終わると思いますので、個別および総括の感想としてはもうここまで来たらコンプリート後にまとめてしまおうと思います。
色々長々と語るのはそのときに回すとして、一言だけ語るとすると「海己シナリオを最初に回しちゃったのは失敗だったな〜(^^;」ということでしょうかね。
明らかに他のシナリオより頭一つ完成度が高いので……。
もしこれから始めようという方がいらっしゃるなら彼女は最後にすることをオススメしますですよ。


あ、そうだ。ゲーム関係で訂正が1件。
3月31日付の雑記で『あけるり』の移植について「オーガストはこれまでも自分で移植してたんじゃないの?」と書いたんですが、こちらに掲示板含めて複数の方から「いや、あれは監修しかしてなくて実際に書いたのはアルケミストのはずだよ」というご指摘をいただきました。
どうも私の方で勝手に勘違いしていたようです。申し訳ありません。

んで、真面目な話はこれくらいにしてふざけた話題をば。
さて最近ではすっかり秋葉原の象徴となったメイド喫茶。
私も会社で「ゲームを買いによく秋葉原に行きます」という話をすると周りから「じゃあメイド喫茶行ったことある? 詳しい?」と質問攻めにあったりあわなかったり。さすがに否定に否定を重ねた今では聞かれることも減りましたが、一時期はかなり閉口させられたものです。
今日はそんなメイド喫茶にまつわる我が家のお話。
先日――ちょうど誕生日の前後くらいでしたでしょうか――実家の母親と会話していたときのことです。
以下会話。
一部セリフは若干記憶違いがあるかもですが内容はほぼ事実に基づいております。

母親
「そういえばあんた、Tさんって知ってたっけ?」

Tさんというのは我が家の祖母の年の離れた知り合い。
祖母が趣味でやっている香水教室を、これまた趣味でお手伝いとして会場のコーディネイトなんかをしてくださっている男性です。

MU-6
「知ってるけど、それがどうかした?」

母親
「それがね。この前、Tさんが仕事の関係でメイド喫茶に行ったらしいのよ」

MU-6
……どんな仕事してる人だよ、それは。本業何やってる人か知らんけど」

母親
「でね、ちょうどそのとき私もいたんだけど、私たちふたりに色々説明してくれるわけ。メイド喫茶がどういうところで、どんなお客さんがいてとか。お店でもらったのか何なのかわかんないけど、アニメ絵が描かれたパンフレットみたいなのまで広げて。で、おばあちゃんなんか初めて見る世界じゃない? もうぽかーんとしちゃってるわけよ。私はそれ見て『ああ、うちの子が持ってるゲームみたいな絵だな』と思って眺めてたんだけど

MU-6
「色々と言いたいことはあるけど、あえてツッコミは入れないでおきます」

母親
「そうするとTさんがね、『おたくの息子さんもやっぱり結構通ってらっしゃるんですか?』って言うもんだから、『何ヶ所かは回ったこともあるみたいですけど、通ったりはしてないみたいですよ』って……」

MU-6
なんで1回も会ったことないTさんに『息子=メイド喫茶に通ってそう』なイメージ付いてるんですかねえっ!( ̄□ ̄;)
それおかしいから、どう考えてもおかしいから!」

母親
「別におかしくないでしょ。前、私が『うちの子は秋葉原とか好きな、いわゆるマニアで』みたいな話したことあったから」

MU-6
「……その話をすること自体がおかしいことに気づいてください(;´д⊂)」

母親
「で、そのときにTさんはメイドさんから名刺をもらったらしいのよ。ああいうのって貴重なの?」

MU-6
「聞かれてもわかんないって。もらったこともないし、もらった人も周りにいないし」

母親
「あ、そう。とにかくその店ではなんでも滅多にもらえないとかで、あとでちょっといたずら心でネットオークションでどれくらいの値段が付くものなのか調べてみたらしいのよ。そしたらたまたま1件出品されてるのがあったらしいんだけど……いくらだったと思う?」

MU-6
「そういう聞き方するってことは結構いい値段するんだよね? んじゃ〜1万円くらい?」

母親
「それがね、お値段なんと4万円

MU-6
よっ、よんまんっ!? だってただの名刺だよ?」

母親
「ただの名刺だよ」

MU-6
「もう名刺を適当に5枚売ったら1ヶ月食べられるんだけど……どんな商売だそれ。いや凄いわ。今日という今日はメイド喫茶という商売に心底戦慄した」

母親
「凄いわよね〜。まあ、そんな話を色々聞いたあとでTさんがしみじみと言ったんだけど『それにしても秋葉原も変わりました。私も昔、家電やパソコンを買いに行ったことがありましたけど、今ではすっかり客層が変わって』って」

MU-6
「まあそれはあるだろうね。自分でも最近は一般人が増えた、という意味で客層変わってるのは肌身で感じるくらいだし。ブランク長い人ならなおさらだとは思うよ」

母親
「でもその後に『本当に驚いたんですけど駅前をですね、なんとアニメのキャラクターが描かれた抱き枕を持って歩いてるような人までいるんですよ。もう日本はどうなっているのか』なんて言うもんだから、つい『あら、それくらい別にいいじゃありませんか。うちの息子もそれくらいしてますよ』って答えたらもうおばあちゃんポカーンとしちゃって(笑)

MU-6
そこは笑うところじゃないから。
つか、流れで何口走ってるんだよ和子(祖母、御年80歳近く)にいたずらに刺激与えるなよ!

……とまあこんなことがありましてね?(思い出し頭痛をこらえつつ)
だから何だって言われるとこれだけなんですけど、メイド喫茶ビジネスのすごさの一端と我が家の母親の「どうなの?」という言動は伝わると思ったのでネタにした次第。自分が脊髄反射的に人にツッコミを入れたりする理由の何割かは絶対この人に原因があるような気がしてならない今日この頃。
こんな作ったような、それこそゲームの一部みたいな会話がリアルで行われてるのはどうかと思うよ。

毎度おなじみ映画感想。
3月の忙しかった時期はさすがに見に行けなかったりしましたが、年度あけてまた映画見るようになりました。
ゲームもいいですけど、やっぱりこの2時間だけそこに集中できる娯楽もやめられません。
今週は『プロデューサーズ』を見に行ってきましたですよ。

最低のミュージカルを付くって制作費を持ち逃げしようと手を組んだ、ブロードウェイのプロデューサーにあこがれる会計士・レオとかつては名プロデューサーとして名をはせるも今ではすっかり過去の栄光になってしまった男・マックスの奮闘ぶりを描いたコメディ。
このほんのわずかなあらすじを読んだだけでも見当は付くでしょうが、最低のキャスト・最低の演出・最低の脚本を選んで組み合わせたはずの彼らのミュージカル『春の日のヒトラー』はなぜか予想もしない方向に……というお話です。

ミュージカルの最高峰トニー賞を総なめにし、さらに遡れば60年代の映画にまでたどり着く本作。
あらすじを読んだ時点で、「マイナス×マイナスがプラスに」とか「負け犬たちが泣き虫先生のもとラグビーで全国に」とか「二番煎じがオリジナルに勝てないとでも?」みたいのが大好きな人間としては……って最後のはちょっと違うな。とにかく、そういう人間としては外れるわけないだろうと思って見に行きましたが、案の定楽しめました。
さすが名作とされるだけのことはある、というそつのなさ。
とでも表現すればいいんでしょうか、ブロードウェイの舞台裏を盛り込んだお話、歌そのもの、時折挿入されるちょっとした下ネタやギャグ、いずれをとってもレベルが高く2時間以上の上映時間も全く苦になりませんでした。
特に序盤、マックスとレオがニューヨーク市街を走りながら掛け合いをする曲「We Can Do It」が流れる場面はミュージカルと映画のいいとこ取りって感じでオススメです(と語れるほどミュージカル鑑賞経験がないのが悲しいところですが……)。
逆にそつがなさ過ぎるんじゃないの? なんてデタラメなイチャモンをつけたくなるくらい。

てっきりもっと感動的な流れに持って行くのかとも思いましたが、徹頭徹尾コメディに徹していたのも良かったのかな。
ぶっちゃけた話、見終わった後に何か残るものがありますか? と言われると多分なかったりします。
別に感動したということもないし、どこかの場面でお腹がよじれるくらい笑ったということもないし。
でも、いくつもの場面で声を出して笑えたし、見終わった後に「特にどこがってわけじゃないけどなんか面白かったよ」とは言える。結局コメディってそれで十分なんじゃないかな、なんてことを作中で歌われていた「2時間だけどんなことも忘れられる」というような歌詞を思い出しながらとりとめもなく考えてみたり。
ま、昨年の『オペラ座の怪人』もそうでしたけどオススメできる1作ではありますので、興味がある方はできる限り音響設備のいい劇場でどうぞ〜。


それにしても。
「最低のミュージカル」を作ろうとしていた割にはレオとマックスはまだまだ甘いと思ったのは自分だけですかね?
コメディとして読めば面白くなってしまうレベルの脚本はまだ最低にはほど遠いでしょうに。
日本のあるマーケットではどう読んでも面白くない、そんな脚本がゲーム媒体で1年に何百本もですね……(以下削除)

04/16 今、運命の幕が再びあがる。それは約束されたAV化

なんかネット見てたらアルケ祭で『パルフェ』実写化のニュースがあった、とか書いてあったんですけどマジなんですかね?
そんなおもしろ……もとい、恐ろしい企画をどこの誰が立てたのやら。
ある意味で自分みたいな人種のためにあつらえたような企画だな(^^;
とりあえず事実だとしたら文字通り怖いもの見たさで買ってしまうかも。で、ディスクをへし折ってしまうかも(マテ

あ、ひぐらしやったことないからよくわからなかったけどこういうときに使うのか。
「嘘だッ!!」っていうよく見かけるネタは。

(今回は画像多くて重いです。申し訳ありませんm(_ _)m)

冒頭の実写化ニュースにも反応してしまった全国250万(推定)のコスプレバカAV愛好家の皆さん、こんばんは。
『コスプレ長瀬愛』以来、TMAコスプレシリーズを追って早4年以上になるMU-6です。
生まれて初めて買ったAVも初めて見たAVもTMAコスプレAV、ついでにレンタルしたことはなし……意識したことなかったけど、自分っていわばコスプレAVのサラブレッドなんですね。もうなんだか死んでしまった方がいいような気がしてきました。
そんな純粋な血はいらねえよ。

さて、察しの言い方はもう先刻お見通しと思いますが今日は『Faith/stay knight』のお話です。
発売前から各所で話題になったTMAの新作、元ネタは言わずとしれた『Fate/stay night』でございます。
今実質エロゲ界最強の作品をネタにするとはまた命知らずな……と苦笑してしまうわけですが、久しぶりのコスプレAV紹介としてこれほどの題材もないわけで、勝手を忘れていて書きにくくはありますが頑張って書いていくよ〜。

まずはパッケージ紹介から。


見てわかるようにタイトルロゴ、後ろの令呪など見事なまでのパクリっぷりです。
なおパッケージを見て「あれ? 桜さんは?」と心配してしまった桜ファンの方もいるかと思いますが、「自分(てめえ)のサーヴァントにも人気で負けるようなヒロインには用はねえ」ということなのか1人だけハブられております。
哀れなり、桜……(;´д⊂)
ホロウでさらにライダーとの差が広がったような気がするのは気のせいだよ!
録画するだけ録画していてあんまり見ていないのですが、アニメでも影が薄いんでしょうか。
いや、むしろ薄いはず。それでこそ桜だっ……!
特に女優さんについてどうこう言うつもりはありませんが(元々そういう目的で買ってないし)、カットによって凜の作画(作画言うな)が崩れてハイヒール・モモコ姉さんみたいになるということだけはここに記しておきます。
黒ニーソさえあれば大丈夫な人はモモコ姉さんを乗り越えていただきたく。

ちなみに画像だとわかりにくいでしょうがタイトルロゴの下には元のゲーム同様英文もつらつらと書かれております。
元の英文はストーリーの導入部が書かれているので、恐らくこれもそうなんでしょう。
というわけでちょっと読んでみますかね。

I hated myself I couldn't stand anything about me.
Though hating myself I almost became someone else. Time passed and suddenly one day.
I met a servent who had it all. She looked at the future impassively "Tell me saber"


え〜serventなど存在しない単語もありますが、英訳は各自適当に。
これ、今度のテストで出ますよ〜。

……で、一生懸命意味をくみ取ってくださった方には申し訳ありませんが、この英文本編には全く関係ありません(´Д`;
自分も見終わった後に、翻訳してみて意味のなさに愕然としたさ。
と一通りパッケージを堪能したところで本編へ。
このDVDは大きく分けて8つの場面から構成されているのでその順番にざっくりと紹介していきますですよ。

<導入部>
映画で言うならさしずめ予告編。アニメで言うならOP前の掴みの部分。それがここ。
「聖杯戦争。参加する魔術師は7人。彼らはマスターと呼ばれ、7つのクラスに分かれたサーヴァントを使役とする。これはたった1つきりの聖杯を奪い合う、殺し合いだ!」という言峰っぽい誰かのナレーションで始まるこのパート、期待感をあおるには十分な出来となっております。
凜が唱える召還の呪文もセリフには著作権がないので?と聞きたくなるくらい再現度が高いです。
またその後2時間近く続く本編の見せ場めいたものも3分ほどのダイジェストで語られるのですが、私としては言峰っぽい人の台詞を聞いた後はさっさと次に行くことをオススメします。
というかですね、本編の面白いところはほとんどここに入ってるので。
実に正しい予告編だと思います、いやマジで。

ついでにここで登場人物だけざっくりと紹介しておきましょう。一部は画像入りだよ!

衛宮士郎 as 間宮五郎
将来の夢は正義の味方です

ごらんの通り、えなりかずきです。
なんでも『渡る世間は鬼ばかり』の本編だといつの間にか東大生らしいですね。すげえや。
この主人公が写るたびに石坂浩二のナレーションやハネケン作曲のメインテーマが頭の中を駆けめぐって何度も笑ってしまったのはここだけの秘密。ぶっちゃけた話、この人の顔が1番面白かった気がします。

セイバー as セーファー
サ行とラ行の発音が怪しいですが演技頑張っていて好印象。お顔も1番レベル高いと思いますし。
風王結界(インビジブル・エア)を展開したままランサーと戦うなど殺陣もしっかりこなしておりました。見えない何かの棒を振り回しているかわいそうな子にしか見えない、とかそんなこと思ってないよ? うん、全然だよ。
小4のころ、祖父母の家で同様の遊びをしていた自分は凄く心配されたっけ。

遠坂凜 as 蘭
モモコ姉さんです(違 演技の棒読み指数が1番高かったのは間違いなくこの方だと思います。
なんとゆーか全体的な作りが学園祭で有志のサークルが作った自主制作映画みたいな感じだからか、見ながら勝手に「頼み込まれてバイト代も出るから参加したけど全然乗り気じゃない主演女優。クラスでは美人の部類、ちょっと高慢ちき。でもサークルメンバーが「おお、リアルツンデレきたー!」とか超大喜び。それを横目で見て「うわ、キモッ!」とか思ってる」みたいな脳内設定をしてしまったり。
なんだこの設定、俺キモいな。

イリヤ as ???
この人正しい表記が作中に出てこないので「???」で。音だけ聞いてるとまんま「イリヤ」なんですけどね。
どうでもいいけど「私だけのものになるならお兄ちゃんだけは助けてあげるよ」という台詞はああいうルックスでない、大人の女性が言うと単なる悪の女幹部にしかならないということがよくわかって勉強になりました。
演技そのものは1番上手かったと思います、はい。

アーチャー as アーチ
声は跡部様です

一山いくらのヤンキーっぽいけど英霊です。
つっけんどんな感じや性格悪そうなところはアーチャーらしいといえばらしいのかな…?
二刀流でバーサーカーに立ち向かう場面は原作ファン必見ですよ! すぐやられるけど。
あとは弓×凜のHシーンがあるんでそういう同人誌をお買い求めの方には嬉しい、かも。

ランサー as ???
作中でラーサーと言っていたような気もするんですがあんまり自信もないし、もう1回見るのも面倒なので「???」で。
すごいへっぴり腰で槍を繰り出す素敵な槍兵。それがランサーさん。作中でも原作同様、アーチャーやセイバーと戦いますが、バーサーカーと比較してバトルのときの演出は力を注いでもらってる人だと思います。
ラーサーといえばアーシェにポーションを飲ませて肉奴隷にしちゃうという福永ユミさんのFF12本が最近のお気に入りですが、そんな話はどうでもいいですか。そうですか。

バーサーカー as パーザーガー
メイクをすればグレート・ムタです

誰だ、これは。武藤? これ武藤?
名前もなんか凄いことになってますが、映像も負けず劣らず。これが英雄ヘラクレス?
五郎と並ぶ本作中の笑いどころトップだけあってこの画像以外にも大活躍。彼が出てくるところはおおむね面白いので、もしかすると陰の主役なのかもしれません。さすがスペックだけなら全サーヴァント中最強だけのことはあるぜ。

<1.プロローグ>
長くなってしまいましたが、ここからは駆け足で全体の内容を追っていきますですよ。
別に決して書くのに飽きたわけではなく今回ってキャラの絵面で面白くなってる部分が多いんで、ウチみたいな観点だと本編に入っちゃうと書くことがどんどんなくなっていっちゃうんですよね(´Д`;
まあ、そんなこんなで本編のスタートですが冒頭は原作同様凜がアーチャーを召還するところから。
椅子にふんぞり返るアーチャーの横に転がったソファー、「私は君が呼び出したサーヴァントだ。最強でないはずがない」という台詞など芸の細かさにニヤリとされることと思います。

部屋はきちんと片付けましょう

で、説明不要とばかりに物語は展開して次のシーンではいきなり夜の街中(というかコインパーキング)で戦闘するアーチャー&ランサー。ちゃんと戦闘中には武器と武器がぶつかる火花のエフェクトがかかってますよ(笑)。
あ、殺陣ですが意外といえば意外ですがアニメくらいには動いてるんじゃないでしょうか?
(意訳:あんまり動いてない)
もうそのあとは原作プレイヤーには語る必要もないでしょうが、偶然それを目撃してしまった士郎がランサーに狙われて土蔵まで逃げ込んだところでセイバー登場…といった具合。セイバーの登場シーンでは画面右手から青い光が差し込むなど全般的にプロローグは頑張ってます。
個人的には再現度よりバカ度が高い方が嬉しいんですけどね(^^;


<2.守りたいもの>
凜さんの元を訪れたセイバーさん。何やら深刻な様子で話し合い。
ここで物語は回想シーンに移るのですが、見えない棒を振り回すかわいそうな子ことセイバーさんとランサーさんが戦っている最中に割って入った士郎くんが致命傷を負ってしまい、それを回復させるための魔力が必要だとかなんだとか。
もうこれはHしかないよね、というわけでMU-6さんが凄い勢いでスキップするHシーンの始まりですよ。
最初くらいは見ようと思ったのでこれだけは真面目に見たんですが、遠坂邸で繰り広げられるこのHシーン。先ほども書いたように結構雰囲気を再現したセットなんですけれども、それだけに古いのか何なのかスタッフが歩いて床がきしむ音とか入りすぎだからな!

凜の紹介のところで書いた「学園祭うんぬん」はまさにこれを意識していたり。


<3.白い呪眼>
バーサーカーとの戦闘の結果、宝具を使用し魔力が枯渇してしまったセイバーさん。
予算の絡みか「約束された勝利の剣」の描写が一切なかったり、エフェクトをかけたバーサーカーの咆哮がどう聞いても乳牛だったりと言いたいことは色々ありますがそれは置いておくとして。
途方に暮れた士郎君の前にイリヤさんが現れます。
で、たしかゲームでもあったと思いますが呪縛をかけてアインツベルン城へ。
そしてイリヤの部屋に連れて行かれるのですが……

一応プリンセスルーム(笑)

アインツベルンも、ここまで没落したか……(;´д⊂)
普通に監禁部屋じゃん。イリヤさんによれば「普通なら地下室に入れるところを、お兄ちゃんがかわいそうだから私の部屋に連れてきてあげた」らしいのですが。セラやリズが資産管理に失敗したようです。先物取引ではよくある光景ですね(違


<4.ボーイ・ミーツ・ガール&ガール>
イリヤさんに捕まってしまった士郎。
だが、そのままアインツベルン城にくすぶってるような俺たちじゃあない。
……とAチームばりにアインツベルン城を脱出(ヒント:ヤリ逃げ)した士郎くん、休む間もなく今度はセイバーに魔力を供給するべく凜&セイバーと3人でHしちゃいます。
この章は本当にHするだけなんで書くことがないなぁ。
えっと多分まともにAVとして見るなら(そんな人いるのか?)、ここが1番見所ではないかと。


<5.願い>
本来だとここで魔力供給を受けたセイバーさんがバーサーカーにリベンジ……となるはずなんですが、なぜかここで戦うのはアーチャーさん。ということは先頃アニメでも放送された固有結界「無限の剣製」の登場かーーーーっ!?

I am the bone of my sword.

変な期待して、俺が悪かったです。
そうだよね、エクスカリバーもなかったもんね。予算とかあるもんね。大人の世界だもんね。
個人的にはどんなヘボい絵でもいいから(というかヘボい絵の方が笑えるからいいかも)、エクスカリバーかUBWは欲しかったんですけどね〜。やっぱりそこまでは期待しすぎたか。ここは二刀流で戦ってくれただけ良しということにしないといけないんでしょう。
最初のランサー戦では普通に剣1本でしたし。
右手のバーサーカーには今更ツッコミ入れません。


<6.意地っ張りな二人のささやかな夢>
切り結ぶアーチャーとバーサーカー。地面に倒れ伏すバーサーカー。
勝利したと安心したのもつかの間、バーサーカーにはあの宝具があります。そう、死をも超越する宝具「十二の試練」が。
ゲーム本編同様に再び起き上がる狂戦士。まるで気付かない弓兵。
「アーチャー、うしろうしろ!」 そんな視聴者の声が届くはずもなく背後からの一撃をまともに受けるアーチャー。
その傷は紛れもなく致命傷。もはや宝石も尽きた凜は再びHによって魔力を供給しようとします。

が、そこに意外な言葉が。「もういいよ……」
Hシーンにはもう辟易していたのでこのセリフを聞いてアーチャー株が上がりました(笑)
「もう俺に供給する魔力は残ってないはずだ。仮に俺に魔力を供給したとしたらマスター、あんた死ぬぜ。俺のことは放っておいてくれよ……」
そう言い残し、死んでしまうアーチャー。その姿を見て凜は悟ります。
本当はずっと彼のことが好きだったのだと……。
つーわけで作中唯一の感動場面だと思うのでUBWのラスト、アーチャーの笑顔を思い出しながらみんな泣けばいいと思います(投げやりに)。この直後から弓×凜のありえたかもしれないHシーンを夢想する場面が入りますが、まあその辺はどうでもいいよね?(ぉぃ


<7.手に入れたもの>
なんだかよくわからないうちに聖杯戦争も終盤らしく、何かをくらって(全く描写がないのでそうとしか表現しようがない)光に包まれる士郎とセイバー。
……もしかして「天地乖離す開闢の星」かなにかなんでしょうか?
その光の中流れるセイバーさんのセリフ
「やっと気付いた。五郎は私の……鞘だったのです」
から考えると写ってもいないけど英雄王と戦ったと見るべきなんですかねえ。
さすが英雄王、肝心のときにうっかりしてて姿を見せるのを忘れたか!?(違

光が晴れるとそこはいつもの衛宮邸でセイバーと士郎がまたくんずほぐれつしていましたが、自分としては聖杯戦争はどこへ行ってしまったのかということが気になってそれどころではありませんでした。


<8.いっときのユメ>
ようやく終わり。
急にタメ口になったセイバーさんが「好き! 大好きだよ、五郎」とかなんとか言ってそのまま完という具合のわかりやすいハッピーエンドなんですが、やはりサブタイトルから深読みするのがここは正しいのでしょうか?
なんつーか考察サイトっぽく。
とりあえず「『手に入れたもの』で光に包まれたあとはゲーム版『Fate』と同じ流れでセイバーはいなくなっちゃうんだけど、このAVのラストはそんな二人が別れるまでのほんのわずかな期間に見た「もしかしたらありえたかもしれない二人の幻想(ユメ)」なんだよ!」とでも言っておきます。

以上、あ〜疲れたっ!
こんな需要がどれくらいあるのかわからない記事に時間をかけ過ぎましたが、とりあえず書くべき事は書いたので悔いはありません。
元々見る気がない人に内容がちょっとでも伝わって、見る気が少しあった人が「凜は本当にモモコ姉さんなのか?」と興味を持ってもらえればそれで十分です。
で、最後に総括。
かなり厳しい評価だとは思いますが個人的には帯に短したすきに長し、の印象が否めません。
こだわりの高さは多分随一なんでそこは評価したいんですが、再現ドラマにでもしたいんだったらもっと頑張って欲しいですし、やっぱり自分がTMAに求めているのはいい具合に原作をふまえたバカさなんで(ぉ
主人公や男性サーヴァントの絵的なヘチョさが1番の笑いどころっていうのはちょっと。
再現度が高いということだけで喜べる真性のファンの方、3次元エロにも抵抗感のない方、コスプレAV初心者ならいいかもしれませぬ。

まああれだ。
わざわざこのためにWinDVDの最新版を用意するような自分は期待しすぎたということなのかも。
長文に疲れたので今日はこれにて。

04/29 みんな大好き大型連休

『こんにゃく』、『Faith』と自分的4月のキラータイトル2本を終わらせたらすっかり虚脱状態になってしまったMU-6です。
危うくこのままサイトの存在ごとフェードアウトするところでしたが、連休に入ったので何とか復活ですよ。
義務感で更新しても仕方ないんで最近はもう無理しないことにしてますが、『Faith』の紹介文書くのに力を使い切って何も書けなくなるというのは我ながらいかがなものかと(^^;
手前味噌ながらそれだけ力を入れた渾身の文章だった……ことにしておきましょう。
いや、力を入れたのは本当ですよ? それに見合ったおもしろさになってるかはさておいて(ぉぃ

というわけで文章の書き方も半分以上忘れている今日この頃いかがお過ごしでしょうか?
もうゴールデンウィークの予定は決まりましたか?
MU-6は今年は9連休のゲットに成功しまして、早速実家に居を移しております。
ビバ! 何も言わなくてもご飯が出てくる生活!
もう本当に「GWが来てずっとGWだったらいいのに……(そして気がつくと無職に)」状態ですよ。
そんな私自身の予定は家でゲームを進めるか、映画を見に行くかになりそうです。……いつもと何も変わらねーよ(´Д`;

まあそんなこんなで今日は久々のブランクを埋めるためにエンジンを暖めるつもりで適当に。
『こんにゃく』の感想なんかのリキを入れなきゃいけない文章については明日・明後日くらいのオーダーで書きたいと思いますですよ。

で、エンジンを暖めるにはゲームの感想を思うままに書くのが1番ということでゲームのお話。
『こんにゃく』も終わって次に何をやるのかということで山ほどある選択肢の中からアリスソフトの新作『よくばりサボテン』を遊ぶことにしました。
長いゲームだと疲れそうだし息抜きにちょうどいいかなと思いまして。
まだ始めたばっかりで1周目も終わってない状態ではあるのですが、ちょっともの申したく。

まずね、これだけは言っておきたいのは今時これはないんじゃないかと。
2800円の廉価ソフトだから多少手を抜いても許される? 確かにそうかもしれません。
低価格のものに実売7000円以上で売られている新作と同等の価値を求めるのは筋違いなんでしょう(そもそも実売7000円のゲームにそれだけの価値があるかどうかも疑問ですが)。
でも、このゲームと来たらもうひどいもんです。オリジナリティのかけらもありゃしない。

いつもニコニコ笑ってて押しが弱くて人畜無害でちょっと頼りない感じの主人公(でも実は武道をやっていて結構強い。隠れ美形)に、その彼が時々見せるかっこよさに惹かれてしまうヒロインたち、でも彼女たちも別に全然恋愛慣れなんかしていないし主人公は天然記念物並みに鈍感だしってんでそのままでは一向に進展するはずもない恋模様、それを進展させられるとしたら鈍感な主人公ですら気付くくらいのアタックを女の子たちがするしかないんだけど、そこはそれ、つい意地を張って(あるいは口が勝手に)思ってもいないことを口にしてしまったりして……まあ内容を一から十まで説明してもこんなクソベタなラブコメですわ。
おまえ何年前のラブコメ漫画だよって話ですよ。
いくらラブコメではベタが好まれるからって今日日鉄棒で懸垂しながら告白するくらいの独自性はないと生き残れませんよ?(えー
普段この路線のを作らないアリスさんじゃわからないのかもしれませんけどね。
こんなテンプレートだけで作られたようなゲーム、HOOKだって作らねえよ!(暴言)


(ここから先は釘宮理恵、青山ゆかり、金田まひるなどお好きなツンデレボイスでお読みください)

で、でもね、別にさっき言ったことを翻すわけじゃないんだけど、その内容は悪くないの。
ベタなんだけどテンプレートなんだけどちゃんとその枠の中でキャラは魅力的に描かれてるし……。
あと……やきもち、そうっ、ヒロインたちが主人公を取り合うかわいらしい嫉妬バトルは凄く微笑ましいしっ!
よく考えてみるとベタっていうのはそれだけ昔から愛されてるからベタなんであって、それは別に悪いことでも何でもないし、わたしが気に入っちゃったとしてもそれは全然不思議な事じゃなくて……って、ちがうちがう!
ただでさえ差別化ポイントが少ない美少女ゲームでさらにオリジナリティなくしてどうするのよっ!
そんなの、そんなの認めないんだからっ!
でも、でもなんで? 
なんでこのゲームやってるとこんなに胸がドキドキするんだろ?
しっ、静まれっ、わたしの心臓っ!
にやけるな、わたしのほっぺた! こんなの、
こんな顔見られたらアリスソフトの人に「本当はすごく気に入ってる」ってバレちゃうよぅ……。



この文章をノリノリで書いている自分が気持ち悪いので素の文に戻します。
え〜まあ、あえて『よくばりサボテン』の内容に引っかけてそれっぽく書いてみましたが、人によっては最初の段落のところでオレの本心なんかバレバレだったでしょうね。一流のツンデレになる日はまだまだ遠そうです。
まあならなくていいですけど。
リアルツンデレは往々にして単なるコミュニケーション不全だからな!(問題発言)
――っと話が逸れました。
まだ途中なんで最後までやって感触変わる可能性もないではないですが、上の文章を読んでいただければおわかりになりますように非常にツボ。
少なくともすっかりテンションが下がってしまっていた最近の自分が、「これは絶対文章書かなきゃ」と一念発起するくらいにはツボ。プレイしていている間、ずっとニヤリングが止まりません。悶え転がりながら何度も椅子やらベッドやらをバンバン叩いてしまったり。
いやっほーーーう、ベタベタ最高ー!

自分がどのように身悶えしているかなんてことは誰も読みたくないと思いますので、少し真面目な話に戻しますと内容としては前述したように本当にいい意味でも悪い意味でもオリジナリティに欠けるベタベタなラブコメとなっております。
このゲームを推奨する人としては以下のいずれのキーワードに反応する人。

1.どもりごまかし
(「な、何でもないわよ」とか「べ、別に気にしてないけど……」みたいなセリフ)
2.ひとり反省会
(心にもないことを言ってしまって、あとで家に帰って「わたしのバカバカ、なんであんなこと言っちゃうのよ」とか。あるいは言いたいことを言い出せなくて……とか)
3.ひとりダメ出しフォロー
(友達との会話やモノローグでさんざん主人公のダメなところを言ったあとでフォローに回るアレ。やってる人にしかわからない例示で申し訳ないですが、『パルフェ』の玲愛VS里伽子みたいなやつです)
4.小声グチ
(鈍感な主人公に対して「もう……この鈍感野郎」「え? なにか言った?」みたいなアレだ!)

この辺のキーワードに反応してしまう人なら気に入るんじゃないかって気がします。
今のところ全編にわたってそんな感じ……というよりぶっちゃけそんな感じのシーン以外ないので(ぉぃ
だから逆にこの辺のキーワードに反応できない方は間違っても買ってはいけないでしょう。
このキーワードに反応して、かつベタなラブコメ(というか一連のキーワードを全キャラに盛り込んでいる時点でベタ以外になりようもないですけど)が好きな人にとっては、これかなり強烈な威力を秘めた1作だと思います。正直なところ7000円超の一般的なプライスで売られている作品を購入するよりもはるかに高い満足度を得られるのではないかと。
んでもって、MU-6さん的には上の4ワードは全部ツボであり、ベタなラブコメも大好物であり言うなれば鬼に金棒、カレーに唐揚げ+デザートにプリン(子供っぽい味覚が露呈する好きなもの羅列メニュー)、気に入らないはずがないわけで。
先月は21日に『よくばりサボテン』以外にも『ななついろ★ドロップス』を、28日にも複数本買っているのですがそれらを完全に放置してプレイしておるわけです。
頑張って連休の前半くらいでは終わらせたいところ。

褒めてばかりで自分でも胡散臭いな〜と思わんでもないですが、実際よくできてますよ。
多分1周目後半戦突入したくらいの自分の感覚だと気になるところとしては
・今のご時世にパートボイス
・立ち絵や顔ウィンドウの絵が一部崩れてかなり良くない出来に
の2点くらいでしょうか。ボリュームについては価格考えればこんなものかな、と思うので特に不満はなし。
特に前者のパートボイスについては声優陣はかなり上手いだけになおのこと勿体ないなぁと。
私としてはフルボイスにしてくれるなら倍出してもいいんですけど、なんで削ったんだか。

以上、またこれをアップロードしたら続きをやりたいので今日はこの辺で。
どうでもいいことなんですが、これを書いている横で我が母親がコナンの映画を凄い勢いで見ているのですが、もう少し年齢を考えて欲しいです。
自分で借りてきたビデオか妹が借りてきたのか知らんが、いずれにせよ我が家にはコナンを見るような年齢の子供はおらんぞ。