Diary 2006/12 | |
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12/03 自分のダメさ加減に凹んだ日のこと | |
おかげさまで新しいACアダプターも届きまして、すっかり正常なパソコンライフを取り戻したMU-6です。 しかし不思議なものでPCの調子が悪かったときはあんなにプレイしたかったエロゲが、PCが正常に戻るとそれほどプレイする気湧かなかったりします。学生時代に試験期間中、急に部屋の掃除をしたくなるなんて話はよく聞きますが人間ってのはつくづくないものねだりをしちゃう生き物なんですかね? んで、PCが復活したので早速長文でも…とも思うのですが、今回もアトランティスの話は先送りにして肩慣らしの短め更新でいかせていただきます。 こういうこと書くと短く終わらないのが通例ですが、とりあえず目標は短めということで。 アトランティス話の続きは今週半ばくらいかな? 期待せずにお待ちください(笑)。 改めましてこんばんは、今頃なぜか『ひぐらしのなく頃に』を読み始めたMU-6です(えー 『祭囃し編』が出たところで友人から借りたのを積みっぱなしにしていたんですが、PS2版が出るまでには終わらせたいな〜ということでようやく重い腰を上げることに。 これから年末に向けて色々とエロゲも出ますし、何より『WILD ARMS the Vth Vanguard』が出るので本当に終わるかどうかは甚だ怪しいところなんですが(ぉ とりあえず最初の『鬼隠し編』は読了。 既にネタバレ含めてある程度の概要は知っているので今さら真剣に推理しようというつもりはないんですが、なんとも先や真相が気になる終わり方ですねえ。これは既にプレイされた皆さんがかつては犯人予想などで盛り上がったのも無理からぬところか。 ただ、個人的にはこれをプレイして「人間犯行説」を素直に信じてしまう人はちょっと人間の可能性を評価しすぎじゃないかって気もします(^^; それはさておきこの週末はイベントラッシュでした。 よく「盆と正月が一緒に来たよう」なんて表現がありますけど個人的にはまさにそんな感じ。 滅多にないようなイベントが連続でスケジューリングされていて、てんてこ舞いでした(^^; おかげで来週以降の予定が色々と押し気味なんですが……まあそれはいいや。 てなわけで今回は今週末のイベントについてちょろっと書かせていただきますですよ。 まず金曜日はKOTOKOライブ@横浜アリーナに行ってきました! 既に詳細なレポートが各地で上がっているでしょうし、ここでレポートを書き始めると「肩慣らしの短め更新」というコンセプトに反してしまうのでやめておきますが、一言で表現すると今回もまた素晴らしいライブでした。 毎回こんなこと書いているので説得力ないかもしれませんが、今回は初めてライブで歌う曲が多かったというのが良かったですね。 それこそ13日に発売予定の『UZU-MAKI』からいっぱい歌われたらどうしようなんて危惧していたんですが、そんな心配は無用でした。 古いところから新しいところまで、そしてもちろんライブでは定番の曲たちも歌い上げてくれて、7時過ぎから10時過ぎまでなんと3時間の大ボリューム。 てっきり2時間くらいで終わるだろうと思っていたので嬉しい誤算でした。 (人によっては帰れなくなって、困ったかもしれませんが……) その「初めて歌った曲」ですが最新シングルの『Chercher』、『月夜の舞踏会』のほかメジャーデビュー以後の曲からは『赤い玉、青い玉』といった辺り。何気に『赤い玉〜』は結構好きなのでしみじみと聞き入りました。 メジャーデビュー前の曲でも本当のデビュー曲である『Close to me』、『おねがいティーチャー』から定番の『Shooting star』ではなく『LOVE A RIDDLE』が歌われたり。この辺は確かファンクラブイベント含めて初めて披露されたはず。それ以前からファンではありましたが、「あ、KOTOKOというかI'veはきっとこのまま上に行くんだろうな」と確信したのはコミケで買った『LOVE A RIDDLE』を聞いたときでしたっけ。あれも今となってはいい思い出です。 何よりこの曲を歌ってくれたのが本当に嬉しかった。 『同じ空の下で』 これでも「『そしてまた家族計画を』のおまけシナリオの良さがわからない奴は異常」と言い切るくらいには訓練された信者ですので、この曲が流れた時点でもう元は取ったなと真剣に思いました。いや〜、年内の最後にいい思い出ができましたわい(まるで老人のように)。 全体の半ばにも満たないこの時点で十分満足してしまったんですが、またアンコールがファンの(というかオレの)ツボをよくわかっていらっしゃって……「きゅんきゅんタイム」と称して『Princess Bride!』、『きゅるるんKissでジャンボ♪♪』、『さくらんぼキッス〜爆発だも〜ん〜』、『Short Circuit』を連発されたからたまらない。 体力や酸素濃度は大変なことになってましたが、限界まで飛びましたよ。 『きゅるるんKiss〜』のときにテンションが上がりすぎて、またまた「あ〜きゅるるん!」のところで1回転したら椅子に脛を強打して2日が経過した今でもずきずきするんですが、それもその瞬間は気にならないくらいテンション上がりましたからね(落ち着け)。 真面目な話、『Chercher』なんかはそれほど聞き込んでいなくて、以前と比べるとKOTOKO熱が冷めてきているように思っていたのですが、ライブで聞くとやっぱりいい曲ですし、何より冷めていたらあんなに弾けることは不可能なわけで――そもそもサイトに載せることが少ないですが興味が薄れたときのイベントでのテンションの低さは半端ないのです――まだまだKOTOKOファンはやめられないなぁと再認識。 今年の頭に設定した「KOTOKOに会う」という目標はまだ達成できていないので、2007年もそれを目標に頑張ろうと1人誓うのでありました。 そしてもう一つ、翌土曜日には友人の結婚式がありました。 正確に言うと披露宴の二次会にお呼ばれなんですが、面倒なんで以下「パーティー」で。 中学からの友人のKくんが結婚することになりまして、そのお祝いのパーティーに呼ばれたので麻布十番のオシャレなお店に行ってきました。 ええ、もう場違い感バリバリですよ? 新郎とはたまに会っていたんですが、本当に久々に会うような面々もいて非常に楽しい時間を過ごしました。 あのバカばっかりやってたあの子が結婚とはねえ……とまるで親のような感慨にふけってみたり。 同種の他の催しに出たことがないのでわかりませんが、いいパーティーだったんじゃないでしょうか。 新郎が新婦に向けて書いた手紙を読むという一幕があったんですが、その時なんて自分までちょっとグッと来ちゃいましたし。 ぶっちゃけ文章的には下手としか言いようがないし、「せめてもう少しロマンティックな、気の利いたフレーズくらいは入れてあげようよ」とも思いましたけど、やっぱり魂を込めて書いた文章には何かが宿るんでしょうね。 自分もそんな文章を書いていきたいものです。どんな魂込めるんだって話ですが(^^; で、先ほども書いたようにその手のパーティーに出るのは初めてだったんですが、なんつーか凄いですね。 何が凄いって着飾った女性陣が。 「結婚式関連のイベントは新婦の友人にとっても出会いのチャンス」みたいな下世話な知識は持っているので、ある程度ばっちり決めてくるんだろうな〜とは思っていましたが、うん、その想像以上でした。 文字通りの一張羅なんでしょうが、かなりゴージャスな格好の方ばかりでですね。 だって、なんか装備したらINTが上がりそうなケープとか肩に羽織ってるんですよ!? なんだあれは。舞踏会に着ていくドレスがなくて魔法使いのおばあさんにでも出してもらったのか?(違 MU-6さんは思いましたね。 男の童貞は25歳を超えても別に魔法を使えるようになったりしないけど、女はドレスを出す魔法は使えるようになるんだって。 ああいうのを本当の意味で勝負服って言うんだと理由もなく納得しましたですよ。 そしてもう一つ驚いたことがありました。 パーティーの最中、催されたビンゴゲームのときのことです。 実は入場の際に女性陣は番号が振られたビンゴカードを、男性陣は番号が振られた紙っぺらを渡されて入場していたんですが……ここまで書けば大体想像はつきますよね? 同じ番号が振られた紙を持つ男女がペアになって、ビンゴゲームの間、出た目に一喜一憂しつつ見事ビンゴを達成するとそれぞれに豪華なプレゼント!(実際にプレゼントそのものは結構豪華だった)というベタなイベントだったんですが――。 ペアを組む段になって「10番〜20番の方はこの辺でペアの人を探してくださ〜い」というような感じである程度固まってペアの相手を探す段取りになっていたんですが、なんというかその、当たり前ですがそうなると周囲がごちゃごちゃしますよね? 元々そんなに広い会場でもなかったので、かなり周囲はごたついていて、自分の目と鼻の先を例の着飾った方々がうろうろしつつ、男性陣が持っている番号札を覗き込んだり、「何番ですか?」と確認して回っているわけです。 気がつけば自分の番号を親指で隠していました(マテ あとなんか息苦しさを覚えて、「この場から離れたい」と思うようになりました(´Д`; ここは違う。オレがいていい場所じゃない。 とはいえ、ゲームだし相手もいることだからなぁ。離れるのはちょっとなぁ。 そんな風に考えてしばらくボーッと立ち尽くしていたんですが(他の人はちゃんと男性陣からもペアを求めて声をかけたりしていましたが)、自分のすぐ側に立っていた友人のペアが見つかったところで状況が変わりました。 考えてみればまあ当たり前の話なんですけど、ペア組んだら普通にちょっとした話くらいはしますよね。 当然ながら友人とペアの女の子も雑談を始めたわけです。 友人は凄く背が高い人なんで「わあ、背が高いですねー。何センチあるんですか?」とかなんとか。 と、いうことは、だ。 自分もペアが見つかったらその子から恐らく話しかけられるわけですよ。 「わあ、凄く太ってますねー。何キロくらいあるんですか?」とかなんとか(そんな人はいません)。 どうしましょう。正直なところ、世間話レベルであっても何を話せばいいのかわかりません。 偶然にもその女性と話をしていて、 「新婦とはいつ頃からのお知り合いなんですか?」 「大学時代の友達なんですよ〜」 「なるほど、ちなみに今は何を?」 「今ですか? えっと、今は声優をやってまして……」 「声優さんですか。僕、結構詳しいですよ? もしよかったら芸名を聞かせていただけませんか?」 「え? 芸名ですか? いいですけど、わかるかな……安玖深音っていうんd」 「音ちんキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!!」 みたいな方向に転がるならいくらでも話せる自信があるんですが(死んでしまえ)。 現実にはそんなことまずないわけで。 そもそも音ちんは『はぴねす!』で顔出ししてたから、自己紹介するまでもなく顔わかるしな。ってそういう問題じゃないですか。そうですか。 そうなるといよいよもって何を話せばいいものやら。まいったなあ、本当にまいったなあ。 で、気付いたら部屋の片隅で椅子に座ってオレンジジュースを飲んでいたよ☆ 「☆」とか付けて痛々しさをごまかせないかと付けてみましたが、かえって痛々しくなってるなこれ。 ええ、ええ、息苦しさに耐えられなくて現場から逃げ出しましたとも。 壁の花よろしくビンゴゲームで楽しく盛り上がる会場を眺めておりましたとさ。 いや、でも後悔はありませんよ? あのままあの場にいたら精神的に追い詰められて金属バットで殴り殺していた可能性がありますから(きっぱり)。 リアル雛見沢連続殺人事件ですよ。 どうしてこんなこと(ここまで息苦しくなったのか)になったのか、私にはわかりません。これを読んだあなた。真相を暴いてください。それだけが私の望みです。 ……物凄く旬を外したネタで申し訳ない。 でも、さすがに今回は驚きましたね。いつの間にか自分の護身がこれほど完成されつつあることに。 これは達人になる日も近いのではないかと(´Д`; なることが幸せかどうかはさておいて他人事のように進歩を見守っていこうと思うのでありました、まる あまり深く踏み込むと際限なく暗いムードになりそうなネタなので今日はこの辺で。 |
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12/15 アトランティスの謎 | |
既に冊子、CD-ROMどちらのカタログも発売されてしまったので、さすがに告知しますが今回もまたコミケにサークル参加することになりました。 12/31(日) モ48a えっじわ〜す☆ぼっくす にて何かしらを販売する予定です。 ええ、お察しの通り「予定」というのはこの文章を書いている時点でまだ全然本ができていないからです(´Д`; 夏の反省を全然活かせていません。我ながらなんてダメな子なんだ……。 サークルカットに書いたように『パルフェ』『この青空に約束を―』のSS本にしたいと思っていますが、はたしてどうなることやら。 もしも近くを通りかかることがあったらぜひお立ち寄りください。 そして何も用意できていなかった場合は思いっきりバカにしてやってください。 そうならないように頑張ります(^^; 今回はバイトの関係で売り子の妹もいない、むさ苦しいブースになると思います。 また前回は「ゲストイラスト:ねこにゃん氏」というどうかしている飛び道具を仕込んでいましたが、今回はそういうこともないんじゃないかと。 つーか、現時点でそんな飛び道具なんてものを考える余裕がないというのが正直なところです。 作る物や値段は形が見えてきたらまた告知させていただきます、ハイ。 ま、どんなに高くても200円以内には収まると思いますが。 さて、お待たせしました。全国のアトランティス好きの皆さん、MU-6です。 世界を大いに盛り上げる『SilveryWhite』の団、略してSOS団のお時間です。 本題に行く前にまずはこの資料に目を通していただきたい。(元ソースはこちら)
これはエロゲ業界紙PC NEWSがまとめた売り上げランキングでメーカー名の後ろに書かれた数字が販売ポイントとなっているわけですが、多少ズレがあるものの推定販売数としてそれなりに信憑性がある数字……ということになっております。 『SilveryWhite』の販売本数はここから約6,000本ということがわかります。 元々の作品が大ヒットしているとはいえ移植版の『SNOW』にも勝てないというのはちょっと寂しいところです。 この6000という数字。 あの内容でよく6000も売れたなという意見ももっともですが、私はあえて異を唱えたいのです。 だって考えてみてもください。 クリアしたら一瞬で忘却の彼方に消えてしまうようなタイトルを遊ぶくらいなら――少なくとも私は1位の『BBR』はもうほとんど忘れてます――色んな意味でずっと忘れられないタイトルを遊んだ方がマシっていう考え方もありませんか?(ぉぃ もちろん極論なのは重々承知の上ですが、そういう側面もあると思うんですよね。 確かに過去の『Lost Passage』伝説を知らなかったり、エリッサの紹介文を読んでいなかった人が原画やキャスト陣を目当てに買ったら、普通に考えて地雷もいいところでしょう。多分激怒すると思います。 でも、そういうゲームに限って1年くらいその怒りを寝かせると、話の種にもなるし、そんなどうしようもないゲームをやったこと自体が凄くいい思い出になったりするわけですよ(経験者談)。 だからこそオレはあえて言うね。 『SilveryWhite』はもっと評価されてもいい。一乃編シナリオはオレにも書けない(お塩語録より抜粋) 別にメーカーさんからお金もらって提灯記事書いてるわけでもないので、ぶっちゃけ中古でもいいのでやってみて欲しいというのは本音。 少なくともプレイしたら周りに内容を伝えたくなるだけの妙なパワーはあるんで。 ちなみに秋葉原だと中古が2980〜3280円くらいで買える模様。だまされたと思って、ね!? とまあ、まとめっぽいものを書いたところでSOS団第2回にして最終回の今回は、前回紹介した那由里以外のヒロインの中から主人公に素直に好意を打ち明けられないツンデレ?一乃とメインヒロインであるエリッサをフィーチャーして簡単にご紹介させていただきたいと思います。 ◆本邦初公開、これがアトランティス大陸だ! 一乃、エリッサともに前回紹介した那由里ルートから分岐する形で物語は進むので序盤については端折ります。 具体的には半魚人探しツアーに行ったり、公園で変人としか思えないお爺さんに会ったりというところは共通ルートなんで、そこはスキップ。どうでもいいけどろくな思い出のない共通ルートだな。 実際真面目な話をするとエリッサルートは多少序盤の流れが違うんですが、序盤なんぞ所詮後のアトランティス話のための前振りに過ぎませんから。 そんなわけで一乃ルートは終盤、主人公たちがとある島に旅行に行くところまでは那由里ルートとほとんど変わらない流れを取ります。 また後述しますが、こういうところを見ていてもクリア順序を制御しちゃった方が良かったんじゃないかと思うんですけど……まあいいや。 例によって例のごとく作中で唯一普通の日常を過ごす主人公たち、そして例によって例のごとく謎の魔物に襲われる主人公たち。 既に2周目ともなると全く動じなくなっている自分に驚くMU-6さんをよそにあっさり撃退する一乃&主人公。 すると、そこに場違いな拍手と共に謎の少女が現れるではありませんか。 現代人とは思えないギリシア風の衣装。 どう見てもアトランティス大陸の方です、本当に(以下略)。 謎の少女「記憶も能力も、まだ完全には目覚めていらっしゃらないのでしょう? なのに、さすがですわね。ねえ。お姉さま」 (本当はこのゲーム思いっきり初登場の人でも名前を出しているので、メッセージウィンドウには「サーシア」と出てるんですが雰囲気を重視してあえて「謎の少女」で) 初対面のはずの一乃に向かって呼びかける少女。一体どんな関係があるというのでしょう? (本当はバレバレですが、あえて乗ってあげるのが大人というものです) 一乃「サーシア!!」 フィンフィールと呼ばれた瞬間、一乃が突如激怒してサーシアに向かって行くではありませんか! 一体2人の間に何が!? ……とここから怒濤の展開でラストまで一直線というこのシーン。 普通のゲームですと、こういったシーンを見せた場合は適当に2人を戦わせてサーシアが途中で撤退→意味がわからない主人公とプレイヤーに対してサーシアと戦うことで前世の記憶を全て取り戻した一乃さんがざっくりと過去を解説……ってな具合でまとめるところでしょう。 ええ、普通のゲームなら。 もしそんな展開を期待していたんだとしたら、『SilveryWhite』を無礼るな!ですよ。 この直後から何のタメもなく唐突にアトランティス時代のお話が始まります(えー しかも実プレイ時間にして1時間以上のかなり長丁場で(´Д`; どれだけアトランティスの話見せたいんだよっ! 延々と続くアトランティス末期に起きた戦争の模様を描いたシナリオを読みながら思わずディスプレイに1人でツッコミ。 このアトランティス大戦のお話の中で、アトランティス大陸を構成する10の国家の名前が明らかになったり、それぞれの国の王様の名前、人となりがある程度わかったりと全シナリオに関わってくるんで重要なのはわかるんですけど、何も一点集中で一乃シナリオで全部解説しなくてもいいのに……(^^; ちなみにこのアトランティス大戦シーンの中で、なんとアトランティス大陸の地図も明らかになります。 これはもうちょっとした事件ですよ。 失われたアトランティス大陸、その地図ですからね。『ムー』なら凄い勢いで特集組んでもおかしくありません。 ぶっちゃけピリ・レイス地図なんか目じゃない さあ、これぞ本邦初公開、アトランティス大陸の完全な地図だ!! ![]() ちなみにこのマップを見て、「あれ? これってもしかして……」と思った方は相当に地理の成績が良かったんじゃないかと思いますが、ネタバラシはもう少し待ってくださいね。とりあえず今は自分の胸の内だけに締まっておいてください。 ◆アトランティス大陸が滅びたわけ〜地球に優しいエロゲを目指して〜 さて、そんなこんなで長い長いアトランティス大戦編も終わりいよいよラスト。 再びカメラは現代に戻ってサーシアさんとの戦闘です。 その中でサーシアさんからアトランティスの最期が語られます。十分に高度な文明を持ち、本作の設定では王族は神の血を引き絶大な魔力を有していたアトランティス。 サーシアさんによるとアトランティスは大戦末期、ラスゴルという悪い王様が呼び出した悪神によって地獄と化してしまったそうなのです。 もはや人の住める地ではなくなったアトランティス。しかもそのまま悪神を放っておけば他の地域にまで影響が及びかねません。 しかし、今現在、まだ地球に人間は生きています。なぜ? どうして? SOS団第2回のクライマックス。 「地球はいかにしてアトランティスと引き替えに守られたか? そしてアトランティス大陸は今、どこにあるのか?」 サーシアさんの台詞を引用してその解答をここに示したいと思いますッ! 「チェベル・ヤシュ国女王アティナが、魔力で地球の地軸を歪めやがった! アトランティス大陸を一夜にして氷の大地に変えやがったのですわ! アトランティス人の悪しき念を失った悪神は天界へ戻され、私とラスゴル様も氷に閉ざされた南極に封印されてしまった……」 つまり! アトランティス大陸=南極大陸だったんだよ!(AA略) よく見ると上の地図も南極大陸の衛星写真にかなり似ていることがおわかりいただけるかと。 「まあ南極は少なくとも数十万年以上は氷に覆われているわけだが」というマジレスや、「アトランティス=南極説ってハンコックの『神々の指紋』が元ネタだよね、なつかし〜」といった無粋なツッコミは忘れ去るとして、氷に封印されたなら万事解決のはず。それがなぜ、今またこうしてサーシアが出歩いているのでしょうか? 主人公のもっともな疑問に、律儀なサーシアさんは答えを返します。 「ふたたび悪神を顕現させるためですわ。 あの厚い氷のせいで、復活までに1万2000年もかかってしまいましたわ。でも、これでやっと目的を遂げられます」 目的はわかりやすいですが、どうもこの発言からすると悪神の復活も遠くないようです。 サーシアの封印が解け、悪神の封印も解けようとしている……地球が地球が大ピンチです。 一体何が原因だというんだッ! もう人類には為す術もないのか!(MMR的あおり) ご安心ください。このゲーム、 封印が解けようとしている、その理由をこれまたやはりサーシアさんの言葉で答えていただきましょう! サーシアさん、どぞっ! ![]() 温暖化問題キタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━━!!!!! まさかエロゲで温暖化問題が出てくるとは思いませんでした(笑)。すげえ、天才だよ天才。 溶けた氷の中に悪神がいたら〜、玉乗りしこみたいね〜〜♪ そんな歌を思わず歌ってしまったりしわなかったり。 正直、お話的には一乃さんのも結構微妙なんですけど、自分的にはこのオチ(オチっていうな)だけで満足でした。 ◆そろそろ疲れてきたので終わってもいいですか? すみません、かなり上のサブタイトルはかなり本気です。 でもまあ、自分が手を抜く抜かないはさておきエリッサ編にはそれほどの驚きがないのも事実です。 一乃ルートで存在だけ示されたラスゴルさんや悪神と戦うのでこれがメインルートだとは思うんですが、それまでの2本をやってると予備知識も十分に付いているのでとりあえず置き去りにはされないんですよね……。 まあそれと面白いかどうかは関係ないのが切ないところですが(ぉぃ 当然ながらここまでの2周で予備知識を得ているから置き去りにされないだけで、このルートを最初にやってしまった場合、「どうすればいいんだ」状態になることは確約できます(^^; 一乃ルートでも少し書きましたがこのゲームはどう考えてもクリア順制御を組み込むべきだったのではないかと思います。 本作には5人のヒロインがおり、不良とケンカした後にその場から立ち去るか去らないかでエリッサ・那由里・一乃ルートと詩亞・牧歩ルートに分岐するんですが、便宜上前者を「表ルート」、後者を「裏ルート」と呼ぶと表ルートをやっていないと裏ルートが極めてわかりにくいという内容になっています。 詳しくは語りませんが、表ルートでさんざん語られたアトランティス大戦が裏ルートの伏線になっており、かつ裏ルート自体では当時について多くを語らないため表ルートを先にやっていないと感情移入が難しいのです。 さらに表ルートは表ルートでまとめであるエリッサは一乃・那由里の両シナリオで各種登場人物の前世での役回りを把握しておかないと(特に悪役系について)置き去りになってしまうというグダグダっぷり。 (那由里 or 一乃)→エリッサ→(牧歩 or 詩亞) くらいの制御は入れておいても良かったと思うんですが……そういうの難しいのか? そんなわけで3周目にプレイするエリッサさんは割とおとなしくまとまっている気がします。 前回の『SilveryWhite』特集で出てきたお爺ちゃんが、「人の頭の上に手をかざすと、その人の潜在能力を引き出せる」というナメック星最長老様レベルの特技を披露する場面はさすがに吹き出しましたけど(マテ うん、冷静に考えると全然おとなしくないね。 あ、あと見所と言えるかわかりませんけど「ふーりん」こと佐本二厘さんが口ずさむ『大きな古時計』を聞くことができますよってどうでもいいですか。そうですか。 ふーりんのお歌が聴けるのは表名義含めてもレアだと思うんでファンなら要チェック、なのか? そんな具合にやや感想も低調なエリッサさんですが、個人的にはエリッサルートの真価はクリアした後にこそあると思っています。 クリア後によくおまけHがあったりしますが、エリッサをクリアするとまさに「空気読んだな」としか言いようがないおまけが解禁になるのです。 その名も「静流先生のアトランティス講座」。 もう見たまんまの内容で一色ヒカルさん演じる静流先生が作中の様々な設定の裏側を解説してくださるコーナーです。 本当は全文転載したいくらいなんですが無理なんで諦めるとして、例えば「地軸がいきなり動いてアトランティスが南極になったって言ってたけど、そんなことありえるの?」という疑問に答えてくれたりする、そんなおまけとなっております。 ピカリンが「ポールシフト」とか「ピリ・レイス地図」とか言うのは多分今後10年ないと思うので、マニアは聞いておくように(笑)。 ある意味、これだけで1000円分くらいの価値はあるんじゃないかというレア度です。 なんつーか『水夏お〜157』で春野日和が「腸管出血性大腸菌」と言っていた時以来の衝撃を受けました。 なお、この講座で語ってることを真に受けると恥をかきますので、くれぐれもご注意ください(そんな人いねーよ)。 あ〜、我ながら無駄に頑張ってしまった感じがしますが、これで少しでも いや、本当にこれは久々にいい意味で「どうかしている」と思ったソフトなんで客観評価は別として主観的にはかなり気に入ってるんで(^^; プレイした人とはぜひ語り合いたいものです。バカ話で盛り上がれること請け合いかと(ぉぃ なお参考までに点数をつけるとしたら客観的に見て55点が限界。お気に入り度は+15点くらいかな? 「ただのエロゲオタには興味ありません。この中にムー好き、トンデモ好き、オーパーツ好きがいたら、あたしのところに来なさい。以上」 そんな作品でした。……商品としてそれはどうなんだろ?(禁句) 無理やり頭と締めをハルヒでまとめつつ、今回はこの辺で。 <補記> ちなみに「精霊の呼び声に誘われてメイド喫茶に行くルート」こと裏ルートですが、さすがに全シナリオのネタバレを書くのはまずいかなということで、あえて書かずにおくことにします。よく攻略本にある「ここから先はキミ自身の目で確かめて欲しい!」みたいなノリで(笑)。 エリッサルートでも書きましたがプレイ順さえ間違えなければ、裏ルートは置き去りになるところもなく、かなり上手くまとまっているので結構普通に楽しめるのではないかと。 ただ一点だけネタバレ覚悟で書くならば。 好きなおでんだねがヒロイン分岐選択肢ってのはどうかと思います(´Д`; 大根か餅入り巾着かがあんなに重要だとは……。 |
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12/29 自業自得だけど超テンパってますよ | |
お仕事や忘年会の合間に睡眠時間を削って頑張ってきた同人誌ですが、いかんせん生来の楽観主義と筆の遅さが災いしております。 え〜、つまり何が言いたいかといいますとですね。 本番2日前、まだ本が完成しておりません(´Д`; すげーな、このバタバタ具合。コピー本の本領発揮といったところでしょうか。 そんなわけでまだ落とす可能性もゼロではないのですが、一応ある程度以上の目処は立ったので本番寸前の告知をさせていただきます。 てなわけで以下告知でございます。 場所:三日目 東4ホール モ-48a えっじわ〜す☆ぼっくす 販売物:『この青空に約束を―』SS本 「こんにゃくのごった煮 おかわり!」 100円 サイズ、ページ数など:B5サイズコピー誌、30ページ(ちょっとブレるかも) ![]() (表紙サンプル by ラルフさん) それでも「読み応えがあるなぁ」というレベルではなくて申し訳ないですが…(^^; 書いていたら、なんだか長くなってしまいました(^^; これでもまだ読み応えみたいなものはないのかもしれませんが、とりあえず自分の中の『この青空に約束を―』に対する愛情みたいなものはめいっぱい詰め込んでいるつもりなので、興味がある方は手に取っていただけると嬉しいです。 少なくとも現時点での自分に作れる『この青』本としては限界近いかなぁと。 (そもそも限界値が低いという説もありますが^^;) あ、単純にMU-6に何か一言ある、という方もお気軽にどぞ。 多分閑散としてるので多少のお相手はできるかと思います(ぉぃ あと知人が書いたコピー誌も委託で販売予定です。 こちらもB5サイズのコピー誌で同じく100円、ページ数は表紙含めて16ページくらいです。 こっちは『この青』や『パルフェ』にはほとんど関係ない内容ですが、ぶっちゃけ自分のより満足度高いのではないかと思いますので、お立ち寄りの際にはこちらも是非よろしくお願いします。 以上、告知(最終版)でしたっ! |