Diary 2007/05
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05/02 明日、オレが家出します

どうも最近ビリーズ・ブート・キャンプに興味があるMU-6です。
キツそうなだけに効果は絶大なんでしょうね、これ……。
そもそもキツいトレーニングを乗り切るほどの根性がない自分ではあるのですが、さすがに最近お腹の肉がシャレにならんと思ってきたのでちょっと手を出してもいいかなとかなんとか。
……もっとも運動するだけのスペースが部屋にないのでどこでトレーニングするのかという問題があるのですが(マテ


それはさておき先日まで完全スルーされていた身上書に返事が来たですよ!
で、結論から言うと一番面白くない結果――すなわち保留ということでした。
なんだよ、それ。マジでがっかりですよ。
どうせなら華麗に玉砕してくれた方がネタとして完成したのに(ぉぃ

つーか色々聞いてみると、相手方の女性――前々回に名前はモロに出していたような気もしますので「ベニスさん(仮)」としますが――、ベニスさん(仮)自身は思いっきり非乗り気らしいのですが(笑)、そのパパ上とママ上が超乗り気らしくてそこで揉めているとかなんとか。
なんつーか学歴社会みたいのは今もまだ余裕で健在なんだなぁと、こういう時には思っちゃいますね(^^;
明らかにその辺の情報だけで乗り気になってるだろ、パパ上&ママ上。

ちなみにベニスさん(仮)の会いたくない理由というのは「一度も話したことないけど好きな人がいるから」らしいのですが、オレと同年代の女性で一言も話したことない男をずっと密かに思ってるってそれどれだけ内気系お嬢様ですか。
ヤバイ、ちょっと萌えてきた!(えー

てっきり同世代の一般的な女性は「この夏はモテ服で決める!」みたいな思考の超攻撃型なのかと思っていたので、その理由の真偽はさておき少し意外でした。
自分、性格悪いのでぶっちゃけ「理由」は方便に過ぎないと考えてますが、もしもこれが本当なのだとしたら逆に会ってみたかったなと思いますし、同時に今回のことで尻に火が付いた彼女が思いきってアプローチして上手くいってくれればいいなとも思います。
悪い言い方をすれば「当て馬」ですが、いい言い方をすれば「キューピット」ですよ。
自分が決して器用ではないので不器用な人間がたまに頑張ったときくらいは報われて欲しいのですよ。
とりあえず当面は「保留」ということになってしまったので、正式に断られる日が来るか否かしばらく黙って待つことにします。

改めましてこんばんは、愛知県の実家で更新しているMU-6です。
明日には『リトルバスターズ!』原画展のために大阪に行く予定です。
本当は「誰か会場で見かけたら声をかけてください」と書いて目印にするために、『らぶドル』のTシャツを着ていくはずだったのですが千葉の自宅に忘れてしまったので、普通の格好で参加します。
CaplioR6で写真を撮っているそれっぽい雰囲気の人がいたら声でもかけてやってください。
大阪では本当に何をする予定も決まっていなくて原画展を見た後は、アリスソフト→ビジュアルアーツ→ネクストン→ユニゾンシフト→エスクードみたいな感じで「在阪エロゲメーカー巡りの旅」でもしようかというくらいヒマなので(^^;


さて、話は変わって皆さん大型連休はいかがお過ごしですか?
MU-6は幸いにして休み中にやらなくてはならない仕事というのもほとんどなく、お休みを満喫しております。
てなわけで今日は休みに入って見た映画などのお話でも。


ゲゲゲの鬼太郎

前回の雑記で予告したとおり、見に行ってきましたですよ。
この前の書きっぷりからもおわかりかと思いますが、全くと言っていいほど期待していなかったこの作品、ところが予想に反して結構(失礼)面白かったです。
少なくとも05年に公開された『妖怪大戦争』よりもずっと。
自分の鬼太郎知識は子供のころに見ていたアニメ(今調べたら第3期らしい)と、あとは少しだけ原作のマンガを読んだことがあるだけなのでフリークが見たらどう思うのかわかりませんが……(^^;

ともあれ、ねずみ男役の大泉洋が非常にいい芝居をしていて、コミカルな部分はきっちり笑わせてくれましたし、脇を固める子なき爺役の間寛平や、砂かけ婆役の室井滋もいい味を出していました。
特に間寛平の子なき爺は違和感なさ過ぎ。
「実は最初からあのルックスで生まれてきてて、今までは擬態でした」と言われても信じられるくらい(笑)。
他にも妖怪役の皆さんのコスプレはこれ以上ないほどハマっていて、妖狐の重鎮・天狐役をやってる小雪なんかも「ぶっちゃけ『ラストサムライ』の役よりもこっちのコスプレの方が似合ってるよな」と思ってしまったり(ファンに殺されそうな感想だ)

お話そのものは今放送中のアニメを見ているお子様でも楽しめるようにという配慮なのか、かなりご都合主義で微妙ですが、コメディの部分がそれなりに面白いので全体的に飽きることなく楽しめました。
個人的には「せっかくのツンデレヒロインの実花ちゃんと鬼太郎をもっと絡ませろよ!」とかダメな感想がないでもないですが(ぉぃ

逆にマイナス点は主演のウエンツ瑛士でしょうか。
いや、別にイケメン俳優だから点数が厳しくなっているわけではないですよ?(ぉ
どうしてもアニメの印象が強いので鬼太郎の身長が高い時点で違和感がある……というのは仕方ないにしても、演技力が他の脇役陣と比べると一段も二段も劣るかなぁと。
もーちょい棒読みなんとかならんかったのでしょうかね。
まあ、それは百歩譲ってよしとしても彼が歌う主題歌と映画のアンマッチぶりは酷かった……(´Д`;
全体が比較的いい具合だっただけに、クライマックスでの曲の浮きっぷりが余計気になりました。


――とここまでが普通の人っぽい感想。
どうしてもこの映画に関してはダメな人としての感想も書きたいので書かせてください。
いいですか? いいですね、ありがとうございますm(_ _)m
では行きますよ――。



イヤッホーウ! 猫娘@田中麗奈(普通逆だ)最高ーーーっ!

井上真央演じるツンデレヒロイン実花さんのセーラー服もダメ人間的には捨てがたいのですが、今回のこの映画に関しては猫娘について触れないわけにはいきません。
肩から腕から太ももまでを大胆に露出したその衣装の威力たるや、脚にはこだわりがなくもない(意訳:脚フェチ)自分の眼を釘付けするに十分でした。
隣の人が自分の1.5倍くらい太ってて体臭が凄くキツく、映画にあまり集中できなかったのですが、猫娘が出ているシーンだけはその臭いも気にならなかったからね!(マテ
ありがとう猫娘!
あ、一応フォローすると時折鬼太郎に向ける友達以上な感じの好意も可愛らしかったと思いますよ?
どうしても映画としてのヒロインは実花なのでスポットが当たりにくいのが残念です。


スパイダーマン3

今さら説明不要の感もありますが世界的に大ヒットしているシリーズ最新作。
日本では世界最速公開ということでもう少し混んでいるかと思ったのですが、そこはそれ、田舎のシネコン・しかもレイトショーの限界でしょうか、思ったほどはお客さんが入っていませんでした。
(それでも直前に見た『鬼太郎』よりは多かったんだけど)

で、感想。
とにかく面白かった、の一言。

思考停止っぽくて申し訳ないのですがネタバレ抜きに感想をコンパクトにまとめるとこの一言に尽きます。
もちろん見終わってから時間が経った今では色々と思うところもありますよ?
例えばいくつか例を挙げるとすれば……

*「自分との戦い」がテーマなんだから、寄生生物に乗っ取られていく過程をもう少し段階を経て見せても良かったんじゃないか?
*やっぱり悪役3人ってのは多くて、今一歩踏み込みきれなかったよね。特にサンドマンはもったいない感じも。
*執事さん、そういう大事なことはもっと早く言ってください(謎)
MJはどうしてこうもオレを苛立たせるのか。そしてなぜこうも微妙フェイスなのか(暴言)。

などなど思いつくわけですが、やはり見終わった直後の満足感から見れば些末なことです。
同時に「面白かった」の一言では済まない、少しモヤモヤした感情も自分の中にあるわけですが、それもまあ同様に些細なことでしょう。

今回の作品は敵を3体も用意したことからもわかるように、もうこれ以上ないほどのてんこ盛り。
直前に『鬼太郎』を見ていた上での2時間半近い上映時間も全く苦になりませんでした。
映画そのものとしての完成度はもしかすると1や2の方が高いのかもしれませんが、スパイダーマン3部作の完結作としては「これでいい、これでBEST」だったように思います。
いやBESTは言い過ぎか。でもまあBADでないのは間違いないかと。
……でも、これ、まだ続くんですよねえ。同じキャスト・スタッフではない可能性があるにしても。
美しく終わらせた方がいいのに、と思うのは自分が日本人だからなのかなと思ったりしたGWなのでした。

映画について長々と書いていたらゲームについて書く時間が!( ̄□ ̄;)
『XrossScramble』や『遥かに仰ぎ、麗しの』について書きたかったんだけどなぁ。
まあいいや、明日は大阪に行かなくてはならず早起きするので今日はこの辺で。
それでは〜。

05/04 7月末は忙しそうなので個人的には延期してくれてもいいです(ぉぃ

(今回は画像多めでお送りします)

大型連休も気がつけば残すところあとわずか。
皆さん悔いを残さずに過ごせていますでしょうか? 私は思ったよりも映画も見に行けてないしゲームも進んでいないしで、とてもじゃないけど思惑どおりとは言い難いですが……、まあ当初の見積が甘すぎたんで致し方ないかなと。
少なくとも最低限やっておきたい程度のことはこなせているので、概ね満足です。

というわけで「連休中にやっておきたかったこと」筆頭の大阪訪問こなしてきましたよ!
ええ、ええ、行ってきましたともっ!




紅葉の赤が綺麗です。CGスタッフいい仕事しすぎ。

西又葵・鈴平ひろ版画展@日本橋にっ!!(えー

……訂正、今回は毎度恒例の版画展レポートを書くために更新するわけじゃありません。
そもそも版画展のために大阪に行ったわけじゃないですし。
まあ版画展そのものにはちゃんと足も運んだし、セールストークも聞いてきたけどな!(聞いたのかよ)
我ながらどこに行っても版画展に足を運ぶのはどうかと思うのですが(名古屋は大須にあるジュネスのショールームにも何度も足を運んでますし)、日本橋に到着した途端、信じられない物を眼にしてしまった以上行かないわけにもいかず……、今回もまた「素晴らしい芸術作品」の数々を拝見して参りました。

いや、でも大阪在住の方だと違和感ないのかもしれないですけど、大阪のジュネスはすげえですよ。
自称ジュネス博士のMU-6さんが太鼓判を押しちゃいます。
まず何が凄いって宣伝の力の入れ方がおかしい。
東京方面在住の人にわかりやすく説明すると、日本橋の電気街でんでんタウンにも中央通りがあるわけです。
想像してみてください。
アキバの中央通りでいえばクラブセガからジュネスのショールームまで数百メートルにわたって、通りの両脇に「西又葵がやってくる」と書かれたノボリが立っている光景を。

街を挙げての歓迎ムードです←こんなノボリが各所に立っています

なんだ、この街を挙げての歓迎ムードは。
アキバでの作家来場展では普通にやってくる西又御大が、大阪ではリムジンに乗って登場しそうな勢いです。
なんかよくわかんないけどむやみやたらと気合い入ってます。

さらに言うと大阪ジュネスの素晴らしいところは1階の受付付近のちょっとした展示コーナーでしょう。
「お客様の部屋をお見せします」と題して、これまでにいわゆるオタ版画を買った方々の部屋を収めた写真が展示されているんですが、これがもう眼福。
西又御大のハンコ絵版画を買った人の部屋にはなぜか統計学上有意な相関が見受けられる頻度で、べっかんこう先生のポスターが飾られており、「ハンコ絵はハンコ絵と引き合うのか?」と思わせるには十分です(マテ
他にも部屋一面がてぃんくる先生の絵で染め上げられている勇者の部屋など、様々な部屋を見ることが出来て、個人的にはこの写真コーナーだけで10分や20分は楽しめるナイス展示です。東京でもやってくれればいいのに……。
6日には西又御大も降臨されるそうなので、実際にリムジンに乗ってくるかどうかなど見に行く場合は、ぜひこの写真コーナーにも注目してください(ぉ

で、西又版画展のことはどうでもいいとして本題。
前回予告しましたように行って参りました、『リトルバスターズ!』原画展!
意外と空いていたような印象が

朝早くの新幹線に乗って、新大阪に着き休む間もなく移動して会場に到着したのはスタート40分前。
会場となるビルに到着すると、小学生くらいの方々の姿もちらほら見えて「小学生で鍵作品に興味を持つとは……日本始まったな」と思ったりしたのですが、何のことはない、同じビルで開催されていた『モンスターハンター』関連のイベントに参加する方々でした(^^;
モンハンが売れているというのは知っていましたが、イベントの方も大盛況っぽくて本当に人気作品なのだな〜ということを実感。
対する『リトルバスターズ!』の方は自分が着いた時点で100人ちょっと、と意外に人が集まっていませんでした。
絶対にもっと集まっているはずだと思っていたのですが……。
100万本売れたソフトと、いいとこ10万〜15万のオーダーでは層が違いすぎるんですかねえ。
それともこれは大阪だからなのかなぁ? 以前、大阪ドリパに参加したときも東京ドリパと比べて列が延びなかった印象がありますし、あんまり開場前に集まるという性向がないのかもしれませんね。

入場は整理券の番号順ということは事前のアナウンスどおりで、整理券をもらった後はしばらく自由時間。
さしあたっては会場に貼られていたKeyからのアンケートに答えたりして時間をつぶします。

ちなみに質問は全部で3問。内容は以下の通り。

質問1 リトルバスターズ!、もう予約した?
質問2 「鳥の詩」以外で、好きな曲は?
質問3 ゲーム系のボーカリストさんで好きな人を教えてください!


もはや「鳥の詩」は好きなことが大前提ですか(笑)。
まあこのイベントに来るような人で嫌いな人間もいないだろうけどさ。
ボーッとしたりトイレ行ったりしている間にあっという間にスタートが近づき、最初の組が待機状態に入ります。
(当日は大体120人程度を1ユニットとして、1ユニット1時間の持ち時間の間は入退場フリーという管理だった)

で、その入場直前にKeyで進行管理をやっている藤井さんからの質問が。
「この中で『リトルバスターズ!』が7月から延期すると思ってる人」
その時点で並んでた人の3,4割は手を挙げたでしょうか。意外と多い人数です。
藤井さんも同様の意見だったのか
「きみら、もっと信じろや! 『CLANNAD』で前科あるから気持ちはわかるけれども!
とツッコミを入れてました(笑)。

真面目な話、もっとアバウトな発売時期しか告知していないならともかく、予約キャンペーンの締め切り日まで設定した今となっては発売延期することはないと思っていますが、個人的には延ばしてくれてもいいです(ぉぃ
その時期は他の作品やら雑事に時間を取られて忙しそうなので……。


まあそんな個人的事情はさておき、会場内へ。
正直第1回目の入場はかなり混雑しており、しかも撮影フリーのイベントということで多くの人が写真を撮ろうとしたため、かなり狭苦しい印象が否めませんでした。
元々そんなに大きくはないホールの1スペースを使っているだけなので、それも無理からぬところなのですが(^^;
ただ、2時半頃に友人と合流してもう1回原画展を見に行ったら(マテ)ほとんど入場フリーと言ってもいいくらい、混雑が緩和されていたので、行くとしたら1日目の3時以降くらいが勝ち組だったのかも。
ちなみに後半もう1回行ったときに写真を撮っておけばいいものを、初回参加の時に無理やり人の隙間から写真を撮ったら元々下手くそなせいもあって手ブレ率が酷くて今ごろになってヘコんでいたりしますが、それはまた別のお話。

会場の中に入るとまず出迎えるのは今回のために作成されたという、1/1鈴フィギュア。
(クリックで少し大きい画像出ます)
鈴フィギュア 鈴たんかわいいよ鈴たん ぶっちゃけこの角度はただの趣味です

下から光で照らされているのでほんのり不気味な気もするのですが、存外可愛らしい出来で安心しました。
オレ的に発売前の段階で鈴とクドリャフカは抜けている感じなので、可愛くなかったらかなりヘコむところ。
(いたるちんキャラはスルーですか)
鈴フィギュアの周りには既に店頭などで販促用に一部掲示されているキャラクターイラストポスターの数々。
フィギュアをグルッと1周しますと次の展示物である、これまた今回のイベントに合わせて作られたという、いたる・Na-Ga両原画家による大型イラストが姿を現します。
鈴たん! 鈴たん!(落ち着け) 一瞬、翼人の神奈様かと思ったのは秘密だ

脇に添えられたカードに「今回の目玉」と書かれていただけあって、かなり気合いの入ったシロモノでした。
大きさとしてはポスターくらいですが、書き下ろし+手による彩色と相当な手間がかかっているのは間違いありません。
こんな立派な仕事を目の前にしながら「ジュネスで版画化されるとこれは1枚いくらなんだろうか」とか考えてしまう自分は死んでしまえばいいと思うんだ。
ミクスドメディア・発行数公称120で販売価格35万円(税抜)くらいだろうかとか何とか。
んで、2枚の力作の横には(上の鈴フィギュア写真でも少し映ってますが)「リトルバスターズ見参!!」という頭の悪い落書きや、いたるちんからのメッセージ付き落書きが壁に描かれていました。
本人も降臨していたかどうかは不明

「ゆっくり見てね」と言われたとおり、ゆっくり見たかったのはやまやまですが、少なくとも初回はそれどころじゃなかったなぁ(´Д`;
その分2回目の時はかなりゆっくりと余裕を持って見ることができたけど。
いたるちんの壁画の先には男性キャラを含めた面々のタペストリー展示およびキャラクター紹介のコーナーが。
現時点で公式サイトにて紹介されている人物は全員あったんじゃないでしょうか。
これ、夏コミで売ったりしないのかなぁ、もったいないなぁ……と思いながらボーッと眺めておりました。
すいません、ウソです。凄い勢いでなめ回すように見てました(マテ
とりあえず佐々美がサブヒロインというのはウソだと思うんだ。今からでも遅くないのでKeyの人は考え直してください(ぉぃ

この一連のタペストリーエリアの反対側の壁にはデモムービーを流すモニターが置かれ、モニター下のスペースを有効活用する形で主要スタッフ(シナリオの麻枝准・都乃河勇人、原画の樋上いたる・Na-Ga、音楽の折戸伸治)からのサイン色紙が飾られてたですよ。
特筆すべきことは書かれていませんでしたが、折戸さんの「メタボリック長谷川」という謎のメッセージと、麻枝さんの「ラストミッションだ!!」というのが妙に意味深で印象に残ったくらいでしょうか(多分深い意味はないんだろうけど)。
公式サイトで展示会の情報公開された時に「それ見せていいの?」と思わされたフローチャートも同じ壁際で公開されてました。
なんか「バトルモード」という不思議な文字列を見たのですが……どんなゲームなんだ、リトバスは。
普通の作品にバトルが絡むと急に不安になってしまう畑の人間なので少し心配ゲージが上がってたり。
公式サイトの日記は面白いけどシナリオはどうなんだろ? だから攻略キャラに加えろと何度言えば(以下略) 誰だよ、長谷川
なんで色紙にこの言葉なのかわからんけど、いい言葉ではある 追い込み……ということでいいんですよね? 懸案のバトルモード

ここまでで展示のおよそ半分を見た感じでしょうか。
そろそろ疲れてきたので1回ここでアップロードさせていただきます。
気になる後半戦は画像が減るはずなんで、編集が楽になる分サクッとレポできる、はず。
……単にまともに撮れた写真が少なくて画像を載せられないだけというのが真実ですが(´Д`;
(今まで載せたのがまともに撮れているかどうかは触れないでやってください)
きちんとしたのはきっと、せなか:オタロードblogさんとかが載せてくれるでしょう、うんうん(ぉ

05/06 サボってしまうのはいつものこととはいえ

すみません、途中名古屋から東京の方に戻ってきたりしていたらすっかり更新遅れてしまいましたm(_ _)m
今さらですけど『リトルバスターズ!』原画展レポートの後半戦です。
……どうでもいいけど、原画展と打とうとするときになぜか身体が勝手に「版画展」と入力してしまうのはある種の職業病ですよね(嫌な職業病だな、おい)。
話は戻して、レポート後半戦は予告していたようにあまり書くことはないので短めですがおつきあいくださいませ。

前半戦でタペストリー・サイン色紙・フローチャートというところまでは見てきたわけですが、その先に進むといよいよ今回のお題目にもなっている「原画展」が始まります。
まだ公式サイトなどで公開されていないものも含めて全部で20点くらいは原画が公開されていたでしょうか。
全体のCG点数は不明ですが、一般的なボリュームとして100枚以上150枚未満くらいじゃないかと思われますので、発売前ということも勘案するとかなり頑張っている方だと思います。
当然ながらクリティカルなネタバレになるような画像はありませんでした(^^;
今回の展示から汲み取れた内容というと、絵の脇に貼られていた解説カードに「○○○○01」みたいに内部でCG管理に使っているファイル名称と思しき物がそのまま掲載されていたので、「恐らくほとんど(全てかも)のヒロインには3枚目のCGが出るタイミングで校内デートのイベントが用意されている」くらいですかね。

完成イラストの例 差分原画の例 差分原画の例・その2
(展示の一例)

ただ「凄く頑張っていた」と思う反面、個人的にはこの原画展示コーナーには若干不満も感じました。
この原画展示コーナーは大きく2つに分かれており、前半戦では着色済み完成イラストと差分原画が、後半戦では差分原画のみを展示していたのですが、不満というのはまさにこの部分です。
いや、「エロゲの作り方」みたいな製作過程の産物を見たいという人はどうだかわからんのですが、差分原画見ても全然嬉しくないじゃないですか。
巷のビジュアルファンブックとかにもそういった素材は出てこないことが多いので、レアなのは間違いないんですが、眼が描かれていない原画とか腕だけが書かれたイラストとか見てもあんまり嬉しくないですよね?
一応、色んな差分のベースになっていると思われる原画も見ることはできるのですが、その「ベース原画」はなぜか絵の脇に添えられた解説カードの隅っこに小さめサイズで描かれているだけなんですよ……(´Д`;
MU-6さんといたしましては、完成イラストと同じくらいこのベース原画を大きいサイズで見たかったです……。
いやまあそれでもこれだけ色々見せてもらって、これ以上の贅沢も言えないんですがね。

で、この原画展示コーナーを2分する形で背景の展示コーナーもありました。
Key作品といえば美麗な背景も忘れてはいけないわけで、その辺をきっちり押さえる作りは嬉しいところ。
この背景コーナーも完成イラストやらで5,6点はあったのかな?
すみません、数はちょっとうろ覚えです(´Д`;

そして原画展示コーナーと相対する壁面には、これまた異常に力の入った「恭介の一問一答」コーナーの出張版が(笑)。
一時期は連続更新されていたあのコーナーが放置されてしまって寂しく感じていたところだったので、深く読み入ってしまいました。
面白いもの・そうでもないものありましたけど、まさかこの展示会で恭介の珍回答を10個も見られるとは思いませんでしたよ。
公式サイトに掲載された分はマニュアルにも載るそうですけど、この展示会で公開されていたものも掲載されるんですかね?
お蔵入りにしてしまうのももったいないので是非載せて欲しいなぁ。


さあ、長かった展示会レポートも残すところあと1コーナーとなりました。
会場一番奥、そこが最後の展示コーナー。
ガラスの陳列ケースの中に並べられた謎の機材や筆記用具……そう、クリエイターの愛用品展示のコーナーです。
もっとも「現在愛用している品」は仕事に差し支えるので展示できないということで、展示されていたのは「愛用していた」という品々だったり、ゆかりの品だったり。
陳列されていたのは『CLANNAD』のときに少し使ったという折戸さんの機材(ヤマハAN200)、今回の主題歌作曲にも使ったという麻枝さんのMIDIキーボード、Na-Gaさんの予備用筆記用具、折戸さんのDATテープ、いたるちんの「描いたけどなぜか使用されなかったサイン色紙」の5点。
展示品自体も鍵っ子としては興味深かったんですが、展示品に添えられた紹介文がいちいちオチが付いていて、ちょっとおかしかったです。

一例として麻枝さんのキーボードに添えられた文章を紹介しましょう。

これは麻枝准氏が愛用したキーボードである。
今回の『リトルバスターズ!』においては主題歌の作曲の際に使われた。

「これが無ければ今回の私の曲は完成することは無かった。もはや私の相棒というべき存在。
いつも抱いて寝ている」(麻枝准・談)
しかし、今は新しい大きなキーボードが麻枝氏の席には置いてある。


これだけ見るとそんなにおかしくもないんですが、どのコメントでも「これが無ければ」ネタが使われているんで思わず笑ってしまったり。
(下の写真のNa-Gaさんや、いたるちんのコメント参照)
やっぱり反復ネタはそれだけで強力だよなぁ。

今回もBGMには超期待してます いい絵を描く人だと思います、はい こうして見てみると意外といたるちんの絵って変わってないよね



最後はレイヤーさんからおみやげをいただいてイベント終了。
おみやげは小毬と鈴のスティックポスターでした。流行ってるなぁ、スティックポスター。
さっさと抜けようと思えばあっという間に見終わってしまうような狭い会場でしたけど、その会場なりにできる限り詰め込んで色々と見せてくれたので、全体的な満足度は高かったです。
また何かの機会があればKeyに限らずこういうイベントをやってくれるといいなぁと思います。
ただ、まあ、その際は東京近郊で開催していただけると非常にありがたいですが(^^;


というわけで遅れたり、あんまりいい写真がなかったりで恐縮ですがリトバス原画展のレポートでした。
普段、写真とか使わないからリサイズしたり、使える写真の選定に妙に疲れたですよ(´Д`;
写真をいっぱい貼りまくってるサイトの人は凄いなぁ、いやもう本当に。
疲れてしまったので今日はこの辺で。


あ、そうそう。
既にネット上にアップされているし、店頭で見ることができるのであんまり価値はないと思いますけど、会場内で流れていた『リトルバスターズ!』のデモを撮影してきたので、そいつもアップロードしておきます。
デジカメで撮ったら画面サイズ小さい割に容量大きくなっちゃいました、すみませんm(_ _)m
あと手ブレもしてますが、それでもいいよという方はどぞ。
(ムービーを見る方は右クリック→対象をファイルに保存で)

05/27 大変ご無沙汰しておりました

ども、MU-6です。久々に電話したら友人に「あまりにもサイトが更新されていないから体調でも崩したのかと思ってた」と言われました。
おかげさまで身体の調子は体脂肪率以外は良好です。
通例5月のこの時期はかなりヒマしている我が部署なのに、今年に限って微妙に忙しくて、ついでに私事の方でもバタバタしていてなかなかサイトに時間が割けないっつーだけですね。

なんか年度末からずっとこんなことばっかり書いててどれだけ忙しいんだよって感じですが、「貧乏暇無し」とはよく言ったもので会社の売上やら自分の給料には特に反映されていない辺りが泣けてきます(;´д⊂)
せめてどっちかには反映されてくれればいいのになぁ……。

私事の方でも――まあこれはここで書いても仕方ないことなので割愛しますが――色々とストレスの溜まる事象が起きてまして、なんつーかこう、ここんところは完全にグチモードですよ。
おかげでグチの掃きだめだったり、よしなしごとだけを書くはずのmixiの更新だけははかどるはかどる(笑)。

といっても1人で煮詰まっててもあまり意味がないわけで。
(友人連中には電話で愚痴ったりしてますから「1人で煮詰まって」はいないのですが)
気分転換をする意味でも、こんな更新頻度の不定期なサイトにしばしば足を運んでくださる方のためにも、しばらくの間、ちょっと試験的に「1回あたりの更新量は少なめ、更新頻度はここ最近より高め」というモードにシフトさせてみようかなと。
……いえいえ、決して今回の更新量が少ないとかの予防線じゃないですよ?(ぉぃ

さて、今回はそんな風に更新をサボっていた間にあったちょっとしたことをば。
珍しく休出なんぞをしてしまい、電話もかかってこない、持ち込んだiPodで電波ソングを聴き放題という「いつもこの環境だったら少なくとも書類仕事は超はかどるんじゃね?」な環境でバリバリ仕事をして帰宅した後のことですよ。
っていうか電話はともかく業務中のiPodはマジでOKして欲しいのですが。
営業職じゃなくて開発職とかだったら使っても良かったりするのかなぁ(多分ムリ)。
やたら声のでかい行き遅れ、もとい30代後半未婚女性のヒステリックなやりとりとか耳に入るだけでもテンション下がるわけですが……って話が逸れました。

とにかく家に帰ってしばらく経ちまして、まあ何というかその男の子ですからいつものように『人妻コスプレ喫茶2』を起動しようと思ったわけですよ。(マテ
桜子さんのナース服Hも捨てがたいけど、やっぱり今日は夏姫先輩のバニーHか。
……いや、リサも鉄板だしなぁ。メガネの志乃さんはマジでいらねえけど。

そんなことを考えながらですね、結局桜子さんのナース服Hを選択した直後、PHSからやたらのんきな『御存知弥次喜多珍道中』のテーマ曲(マイナーすぎ)が流れて来るではありませんか!
もう、心臓止まるかと思った。いや本当に。

で、画面にはそのけしからん胸でオレこと主人公のモノを挟んでいる桜子さんをフルスクリーンで映したまま、電話をかけてきたファッキンメンの名前を確認してみると――ゼミ同期の女の子Hさんからでした。
ファッキンメン、もといファッキンビッチですよ(暴言)。

女性恐怖症の気がある自分にしては珍しく構えずに喋ることができる人で、何回か家での飲み会に複数人でお呼ばれしたこともあったのですが、それでも特別親しいと言うこともなかったですし、電話がかかってくるのは完全に想定の範囲外。
選挙の時期にはまだ間があるしなぁ……(マテ
とすると学生時代にはそんなイメージなかったけど宗教の勧誘か何かかしら、とハイパー失礼なことを考えながら、とりあえず電話に出てみました。

実際話してみると何のことはない、単純に今晩ゼミ生が結構大勢集まって飲み会をやっているんだけど来ない?というもの。
なんでも紛失やら何やらで幹事のケータイからMU-6さんの番号は飛んでおり、とりあえず昔の番号は知っていた彼女が変わっていない可能性に賭けて電話してくれたのだそうで。
しかし時計を見ると既に夜もすっかり更けた10時過ぎ。
ちょっとこれから都内に出るとなると千葉住民としてはハードルが高い感じなのは否めません。
そもそも徹夜するほど飲めませんしね(^^;

なので素直にその旨を伝え、そのままちょっと雑談。

「声をかけてくれたのは嬉しいけど、もう遅いんで今回は遠慮させてもらうわ」
「そっか〜、残念。久々に会いたいねってみんな言ってたんだけど……」
「本当にごめん。もう少し早かったら休出のついでに寄れたんだけど」
「いやいや気にしないで。またこういう機会あると思うから幹事に番号とか教えといていいよね?」
「ええ、それはもう是非に。みんなは元気? というか結構来てるの?」
「う〜ん男子はちょっと欠席してる人もいるけど女子はほとんど全員。出席率は高いよ。誰かと話したい?」

一瞬、万一オレが丸戸作品の主人公だったら確実に裏ヒロインになる女の子ことK嬢(すげえ表現だ)が来てるなら久々に言葉責めされたい近況でも聞きたいなと思わないでもなかったのですが、結局ちょっとだけ考えて一部のゼミ生の近況を聞くだけに留めました。
誰もが当時つきあっていた彼女と結婚するだろうと思っていた男が、別の人と結婚したと聞いてちょっと驚いたり。
本人でさえ「就職したら今の彼女と結婚することになると思う」と言ってたくらいだったのに……。
人間の気持ちってのはやっぱり変わっちゃうものなんですねえ。
それともあれか。彼女が交通事故にあって『Rumbling Hearts』でも流れたりしたんでしょうかね(違


まあ、そんなこんなでひとしきり話をして電話は終了。
ただ最後にHさんが気になる一言を漏らしていました。

「でも残念だなぁ。さっきちょうどムッシー(Hさんはオレをこう呼ぶ)の話で盛り上がってたんだよ。
ほら、お見合いの話とか!



っていうか、サイト見てるのかよ(´Д`;
現役の頃は若干名見ている人もいたんですが、まさかまだサイト見てる人がいるとは思わなかったわ。
次にこうやって集まる機会があった時、「色々と知ってる人」もいる中でどう振る舞ったものか気が楽になったような、そうでもないような複雑な感情です。
そして「お見合いの話で盛り上がっていた」というのはどういう形で盛り上がっていたのか、思いっきり女子連中には嘲笑されていそうな気がしたりして(被害妄想)、プチへこみするやら興奮するやらで大変です(マテ

ゲームについても色々と細々とはプレイしていますが、今はPSPの『FFT獅子戦争』とDSの『燃えろ! 熱血リズム魂』にハマってます。
どちらも大変面白くエロゲが完全にないがしろになってしまっていたり(笑)。
『FFT』はもともと名作と名高いので面白くて当たり前なんですが、目下算術士をどう育てたものか苦慮しております。
まだ2章の頭なんで先は長いですけどまったり頑張っていきたいです。
つーか手軽にできる携帯機のRPGをやってしまうともう据置機のRPGには戻れないですね(´Д`;
家で据置機を立ち上げる時間があったらPCを優先してしまうので……。

『リズム魂』についてはまた別の機会にでも。
現在ハードモードの『ミュージック・アワー』で苦戦中。反射神経とペンを握る手が限界だ(´Д`;

それにしてもウオッカTUEEEEEEE!! この雑記書きながらダービー見てたらマジ驚いた。
あのレースのウオッカは強すぎだろ。
次はヴェルメイユ賞という風にレース前は言ってたんでそっち行くのかなぁ。

05/31 有言不実行にならないように

%表題%というわけで、前回「1回あたりの更新量は少なめ、更新頻度はここ最近より高め」に切り替えたいと言ったのに、更新しないのはさすがにいかんよなというわけで更新でございます。
実を言うと更新とかしてる場合じゃないので、ちょっと省エネルギー更新です(^^;
書きたいことをじっくり時間かけて書けるのは6月1週を過ぎてから……かなぁ。

え? 何がそんなに忙しいのかって?
と、とりあえず最近は仕事をするか『燃えろ! 熱血リズム魂』をやるかの生活リズムになっていて、人を応援するのに夢中になってるから……とかそういうことじゃないですよ?(マテ
いや本当に。
「本当に」とか書くと帰って説得力が乏しい気がしますけど本当に。
少しでもマーカーが見やすくなるように、そして少しでも叩きやすくなるように人生4台目のDSとなるDSLiteを買ってしまうほど気合い入れてますが、それとこれとは関係ありません。
……うむ、言い訳を書けば書くほど説得力が薄くなるな。
不思議なこともあるものです。

さて、それはさておき今週も何本かエロゲが発売されます。
月頭に出るエロゲというのを見ると何となく「本当は先月末に出したかったけどプレス工場を押さえられなかったのかな?」などと邪推してしまいますが、実際のところどうなんですかね?
今週出るのは割と早い時期から6月1日って言ってたから関係ないのかな?

まあそんな邪推はさておき、今週はちょっと気になるタイトルがあったので珍しく体験版なんぞやってみたですよ。
もう行くところに行けばフライング情報があるんでしょうが、今さらながら体験版の感想を書いてみたいと思います。
さしづめMU-6の地雷予報とでも言ったところでしょうか。
石原良純の天気予報と同程度に役に立てば幸いですm(_ _)m
……まあ後述しますが、しょせん体験版なのでどこまでアテになるかわからない予報なのでね(ぉ


つくしてあげるのに!

いやね、正直最初からこれは危ないよなと思ってたんですよ。
ヒロイン全員が幼なじみ、小さい頃結婚の約束をした娘の転校、ただの幼なじみではいられなくなったヒロイン達の争奪戦が……と作品紹介から読み取れる要素を書き出してみた時点で既にあぶねえ臭いがプンプンするじゃないですか。
もうはっきり言い切ってしまいますが、この手の「普通のギャルゲー」はほとんどつまらんのです。
ええ、ええ、ぶっちゃけずっと前の『_summer』を未だに引きずってますよ(ぉ
でも真面目な話、ベタな要素だけで構成するからこそよほど高いレベルじゃないとすぐに見劣りしてしまうというのは事実だと思います。
高級料理は「初めて食べたけどこういう味なのかな?」となんとなく自分を納得させてしまったりするけど、どの家でも作ってるカレーライスだと「これだったら家で作ったカレーの方が……」みたいなことになりやすい、みたいな感じでしょうか。

なので危ないのは百も承知でした。
ですけど……、ほら、ヒロインが全員幼なじみじゃないですか。
誰と会っても「MU-6さんは当然買うんですよね?」と言われて、その度に「いやDependSpaceでも特設作ってるし買いませんよ」と即答していたのですが(瀬川さんすみません)、チェックさえしないのは幼なじみ属性者として問題があるかと判断。
重い腰を上げてダウンロードしてきました。


で、感想なんですがやっぱり少しもパッとしませんでした(´Д`;

どこまで行ってもどこかで見たような「ごくごく普通の萌えゲー」なんですが、どこかで見た以上の要素が何一つないのでこの手のジャンルのビギナーさんか、あるいは「オレは○○さん(出演声優の名前を入れてください)が出てれば何でもいいんだ!」という人でないとちょっと辛いかなと。
本当は良かったところ、気になったところを挙げるべきなんでしょうが、こんな調子なので良かったところは挙げにくいというのが正直なところ。
とはいえ、それもあんまりなので少しだけ。

 ◎良かったところ
・イベントCGはかわいらしくて好感が持てる
・声優陣は布陣を見ただけでもわかるようにさすがのレベルの高さ。
 男性キャラ含めてどのキャストも安心して聞けます。
 あえて類型的なキャストとは言うまいよ。

 ×気になったところ
・地の文が時々急にト書きっぽくなるのは仕様ですか? 読んでて落ち着かんです。
(時折「山田が笑う」ではなく「山田、笑う」みたいな文章になる)
・ヒロインが属性をそのまま引っ張ってきた以上の個性が与えられていなくて非常に弱く感じる。
 特に気になったのはメインヒロインの凉華と小春。
 凉華は(先々はわからんけど)高飛車なだけの人になってしまっているので体験版でもう少し可愛さをですね(ぶつぶつ)。
 小春については金田まひるのバカキャラはあまりにもピッタリすぎて、
 上手く使わないと基本ウザイだけの人になってしまうことに気付いてください
とだけ。
 『つよきす』のカニの影響なんだろうけどよほど上手く処理しないと失敗する危険球な気がします。
 バカかわいいというのはそれだけ難しい領域なのではないかと。
・イベント絵と比較すると立ち絵がパッとしない印象。美月はバランスが変な感じが。


そんな感じの『つくしてあげるのに!』の体験版感想でした。
幼なじみ好きとしては悲しいことですが、回避した方が良さそうに思われます、以上。



E×E

いやね、正直最初からこれは危ないよなと思ってたんですよ。
だって能力者がわんさか出てくる伝奇バトルでしょ? こりゃハズレですよ(ぉぃ
自分はこう考えていたのですが、誰がそれを責められましょうか。

まあとにかく絵の良さ、ネタがオレ好みであるところ、デモの出来の良さから惹かれてはいたものの、前作『ぶらばん』の評判がパッとしない印象だったのと「伝奇の9割はクズである(ただしあらゆる創作物の9割はクズである)」というスタージョンの法則やらソフマップもメッセサンオーも必要のない寝具を特典にチョイスしてきたので回避しようと思っていた本作。
知人関係に「デモはすげー出来いいですよ、デモは」と宣伝した手前、自分でも触るくらいはしておかないといかんかなぁと思って、こちらもまたダウンロードしてみました。

で、感想なんですが体験版に収録されている冒頭5日くらいをプレイした限りでは雰囲気悪くないです。
この時点で「当たりの予感がする!」とまでは言えないレベルですが、それでも全然悪くない、むしろどちらかと言えば良いとしてしまっていいレベルの面白さでした。
とりあえず素直に「続きを読んでもいいなあ」と思いましたから。
(これが「当たりの予感」になると「続きを読みたい!」になります、参考までに)

テキストは読みやすいですし、ヒロイン達のキャラもある程度きちんと立っています。
体験版では出番の多い妹などサブキャラがちゃんと動いているのは好感が持てます。
死んだと思われていた主人公の母親の復活、謎の少女紅葉の暗躍によって多発する意識不明事件、といったネタもカメラの切替を使って美味しいとこだけ見せて冒頭の「引き」として十分機能しています。
少なくとも体験版としては必要十分な完成度ではないかと。

もっとも心配なところもあります。
全体ボリュームが見えない中、音声をちゃんと聞いて3時間を超えるプレイ時間を費やしてなお、後々の伏線となるであろう「悪人っぽい方々が暗躍しているシーン」だけを見せられている状態なので、最後に辿り着く前にバテてしまうのではないかなどなど……。
こればっかりは物語が本格的に動き出してからの盛り上げ力に期待するしかないですね。
伝奇の面白さはここのハッタリ度合いで決まると思うんで頑張って欲しいものです。
あとこれは仕方ないこととはいえ、どのヒロインもどう見ても八坂総合病院に関わっている感じなので(もしかしたら夏希はあんまり関係ないかもだけど)、クライマックスが病院関連に集約すると仮定すると周回を重ねることで物語の別側面が見える……みたいなのは厳しいかもしれませんね(^^;

とはいえ、全然期待していなかったのでこれは驚きでした。
「思わぬ掘り出し物」……レベルまでは行かないかとは思いますが、後半で超展開に突入しなければ結構いい線行くんじゃないですかね?
自分の予想としては65点クラスとしておきます。佳作までなら期待できるかな?

2本分の感想を書いたら思った以上に長くなってしまいました(^^;
当初の予想よりも気合いを入れた更新になってしまいましたので、本来やるべき事に戻りたいと思います。
よ〜し、今日こそはベリーハードを出現させるぞ〜。
……いやだから『リズム魂』に忙しいってのは冗談ですよ、本当に。