1999.12.19  姫路労音創立45周年記念第24回公演

平和な21世紀を創る『歓喜の歌』

2003年12月28日(日)14:00姫路市文化センター大ホール

交響曲 第九番(合唱付)  L.V.ベートーヴェン

指揮:藤岡幸夫
管弦楽:関西フィルハーモニー交響楽団
ソリスト:ソプラノ 住吉恵理子 アルト 山本有香子 
     テノール 安川忠之 バス 藤村匡人
合唱:2003姫路第九合唱団
合唱監督 坂下功一  合唱指揮 中條浩樹  練習ピアニスト 細川容子 丸山聡美
パート指導 森崎芳明

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今、この歌を全世界に届けたい


  約200年前にベートーヴェンが願ったた平和は、まだ訪れません。
遠く、アフガニスタンでは、歌どころか、今日の食べ物さえもありません。
明日の自分の命が、家族や家が、あるかどうかもわからないのです。
アフガニスタンだけではありません。
一見、平和に見える日本。
でも、戦争の足音が忍び寄っているような気がします。
内戦・紛争・難民の激増・・・争いのない大陸はどこにもないのです。
「静かな大地」は一体どこにあるのでしょうか。

私たちには。世界を急に変える力はないかもしれません。
でも、平和の歌を歌い続けることはできます。
そして。平和を訴え続けることもできるのです。

今年、この時期に、自由と平和の歌「第九」のコンサートを創り上げることには大きな意味があると思います。
ALLE MENSCHEN WERDEN BRUDER, WO DEIN SANFTER FLUGEL WEILT
〜あなたのやさしい翼のもとで、全ての人は兄弟になる〜
このやさしい翼こそ、自由・平和だと思います。
そして、その翼が全世界に広げられますように
人間が人間らしく生きられる世界を
いきいきと瞳を輝かせて、未来を語れるように、願いをこめて
私たちは「第九」を歌いつづけます。
                    (2001 第九 パンフレットより)


合唱監督  坂下 功一 先生からのメッセージ

十数年前、指揮者の外山雄三氏が姫路第九合唱団の演奏について「少し荒っぽいが、何を言いたいのか良くわかる演奏でした。私の今年の17回の第九でもっとも印象に残る演奏でした」と誉めてくださいました。何を言いたいのか、がわかる演奏、そんな演奏を目指したい。そのためにはBeethovenがこの第九の中にどんな「思い」を込めたのか、楽譜をよむだけでなく、そんな勉強も12月まで続けたい、と考えています。

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TEL 0792−88−6600 労音事務局
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