バイクのユーザー車検に行って来ます


うちのバイクがそろそろ車検です
買ってからたいして乗っていないような気もしますが、車検が切れてしまってはそれこそ乗れなくなってしまいます
ディーラーにお願いできるほど家計は落ち着いていないのでユーザー車検で決定です


車検の有効期限は4月なかばまで
もうそろそろ車検をうけることが出来ます(1ヶ月前から)
まずはバイクに目を通さないと・・・

当然だめなのがリアタイヤ
センターはスリップサインを通り越してスリック状態です
スリップサインなんてどこにあるのか分かりません(笑)

奮発してミシュランのパイロットスポーツをいれよっかなーと思っていましたが、
近くのドライバーズスタンドにいったら改装前の2割引セール中
パイロットスポーツはなく、ダンロップのGPR-80しかサイズの合うタイヤはなかったのでこれに決定
まあ、今までついていたタイヤも同じ物だしいいかな

次に気になるのがマフラーからの排気漏れ
今は会社からちょうだいしてきたアルミテープを巻いていますが、車検の時はどうしましょう
ノーマルマフラーはないし、当然買うつもりもないし
ついてるアルミテープがきれいで目立つんですよね
なまじっかない方がいいかも・・・
とりあえず後回し

バイクの車検で一番の難関は光軸(および光量)
バイクの光軸なんてあってないような物ですからね
これは当日予備車検場を使う予定
光量はバルブを新品に変えておけば大丈夫なんでしょうけどとりあえずはこのままで

あとは、前のオーナーから引き継いでいる自動車税の納税証明書
ナンバーが変わったのに証明書は前のナンバーの物なんですよね
このままでいいのか聞いておかないと(陸運局に電話)
あとどこからか点検整備記録簿を手に入れないと
車と同じじゃないよなー

3月中に車検を受けられるように準備をしよっと


今日(4/10)車検に行ってまいりました
3月中にと言っておきながらずるずるのびる・・・悪い癖ですね
何はともあれ無事車検パスいたしました

今回の車検少しまとめてみました

車検前日までに行ったこと @自動車税の納税証明書の発行 やはり前のオーナー名しか書いていない証明書ではだめだそうです
市役所にて発行してもらいました(出張所でOK)
ただ、この自動車税納税証明書、陸運局に自動発行機がありました
どう使うのかはよく分かりませんが・・・
A車検予約 電話にて車検の予約を取っておく
テレフォンサービスなので24時間いつでも大丈夫
1週間先まで予約できるようです
Bちょっと掃除 ヘッドライト、テールランプ、ナンバーだけ雑巾で拭いておきました
C車検ラインの検査方法についてインターネットにて検索 みんな簡単だよーって言ってます
ホントにそんなに簡単なのか?と少し疑問が残ったけど、車検が終わった今思えばホントでした
D定期点検整備記録簿への記入 バイク屋さんから一枚もらってきました
一応コピーしたものを利用
ただ、排ガス濃度測定の項目があるけど、そんなの測れません!
タイヤ交換だけ交換の「×」
それ以外は点検のチェックを入れて完了

車検当日
予約は午前中に入れていたので8時に起きて9時過ぎに陸運局着
受付はもう始まっているが、ラインはそれほど混んでいないので焦らずとも大丈夫
問題は予備車検場に行くか行かないか
一番近い予備車検場に行ってみると光軸検査で1500円
RVFは2軸扱いだから2000円とのこと
ヘッドライトを付け変えているから受けておきましょう

RVFの光軸調整
写真を使って説明したいのですが面倒なので簡単に
予備車検場での光軸調整は測定器に光を当てながらヘッドライト裏にあるねじで光軸を合わせます
調整のおじさんが中央よりにある調整ねじがホーンとかぶってて面倒だなーといってました
えーそうなんですか?と覗こうとすると光軸が変わるから動かないで!と言われてしまいました
ひたすらボーっと待つ
調整完了したら一言
「ラインでも今回と同じ姿勢でね!」
そりゃそうだね

一つだけ質問
「2軸扱いで光軸検査は一軸ずつ検査するんですか?」
すると
「そんなことないと思うよ」
ふーん

それでは陸運局へ

陸運局にて

まずはバイクを適当なところに止めてA棟へ行き書類を購入
書類の名前は忘れてしまいましたが、バイクのユーザー車検ですといったらすぐ用意してくれました
ここでの費用は30円
その時聞かれるのが、「書類を代筆いたしましょうか?」
代筆屋さんがはいっているので必要書類へすべて記入してくれるのですが、
継続審査の書類なんてたいしたことは書きませんからここは結構ですとお断り
頼むと1000円位するのでしょうか
このとき自賠責保険の継続もお願いします
これが24ヶ月で22、900円

そのあとB棟へいって書類へ必要事項の記入
車検証と自分の住所・名前を書くくらいです
記入例が机にはってありました

記入が完了したらA棟へ戻って重量税の払い込み
何を窓口で出したらよいかよく分からないので全部提出
納税用紙が抜き取られて書類に納税済みの印鑑が押されます
ちなみにB棟での書類記入前でもよかったのでは・・・とあとから思いました

またB棟へ戻って継続審査の書類を全部提出します
窓口の方が書類を全部チェックして足りない物や記入漏れがあれば指摘してくれます
私の場合はどこかの記入欄に電話番号も書いて置いてと言われました
その場で記入して提出し、
「バイクを1番のラインへ持っていって検査を受けてね」

いよいよです!






検査ラインへ行く前に

荷物満載の状態でライン検査を受けるのかなー?
タンデムシートにはヘルメット
まだ寒かったので分厚いジャンバー
ガムテープとドライバーなどの工具の入ったリュックサック
かなりの重装備です

しかも書類をどうやって持っていたらよいかも悩みます
このままラインへ行ってバランス崩すのもいやだなーと思い、
ライン直前で何とかしようと考えとりあえずそのまま1番ラインへ移動です




検査ラインにて

とりあえず一番奥にあるラインへ移動
書類が飛んでいかないようにあごで押さえながらバイクを運転
ライン手前にいる係りの人の所へ行ったら
「バイクの検査だね。じゃとりあえずこっちね」
と、そのままライン内へ連れて行かれてしまいました
荷物置く場所は?と聞くまでもなく「こっち、こっち」
とブレーキ検査ラインへ直行です

まあいっか

(スピード検査)
係りの人に誘導されるままローラーの前まで移動
「じゃ前輪このローラーの間に乗せて」
あれ?
まずスピード検査だよな?
RVFは後輪からメーターとってるから後輪から乗せないといけないんだよな
係の人に聞いてみました
「このバイクスピード後輪からとってるので後輪乗せるんじゃないんですか?」
すると
「スピード検査しないから」

はっ????

スピード検査終了です


@ブレーキ検査
えっっ?
何でスピード検査しないの???
などと考えている余裕もなく、言われるまま前輪をローターの間に移動させます

よしブレーキ検査だ!
と頭を切り換えつつもギアがニュートラルに入りません
このバイクの癖ですね
エンジンふかせば入りやすいのですが、ラインの中でふかすのもなんなので
がんばってニュートラルに入れりようとしていると、

「はい前輪ブレーキかけてー!」

早いよ!

と思いつつもおもいっきり前輪ブレーキをかけます
5秒くらいで
「はいオッケー。じゃ後輪乗せてねー」
前輪ブレーキの検査中クラッチも切りっぱなしでした

ローターに後輪を乗せ後輪検査です
もうニュートラルに入れようなどと考えずクラッチは切ったまま後輪検査しました
後輪も思いっきりブレーキペダルを踏んでOKです
係りの人がブレーキをかけてと言ってくれるので掲示板など見もしませんでした
終わってから
「電光掲示板右上にあるんだー」
と確認したくらいです


A光軸検査

バイク車検の最大の難関光軸検査です
別の係りの人がいて誘導してくれました
【ヘッドライトを停止位置の真上に合わせる】
が基本と聞いていたので停止位置を探す
が、どれだかよく分からない・・・
適当に止めて下を見ていると係りの人が手で前へと誘導してくれていました
結局停止位置はよく分かりませんでした

バイクを誘導された位置で停止して、今度はふかしてニュートラルにギアをいれます
すると予備検査場にあったのと同じような光軸測定器が前にやってきて
光軸を検査しはじめました
1分くらいでしょうか?
「OKです バイクを前に移動してエンジン止めてね」

光軸検査も無事終了です
(そういえば2灯べつべつに検査するなどというそぶりもありませんでした)


B外観検査

ここで初めてエンジンを切りました
切ってからギアをニュートラルに入れると
「まずホーンね」
「ウインカー右、左」
「ブレーキ」
「後輪ブレーキ」
言われた通り実行するとバイクから降りるよう言われたのでスタンドを立てます

検査の方がフレームにある車台番号をチェック
タイヤ、オイル漏れ、フォーク、タンデムステップ、レバーなどさわりながら検査していました
ただ、カウルの付いているバイクですからエンジン周りなど見ようがないですけどね

外観検査も終了すると一通り合格のはんこうを押してくれた書類を返してくれます
「検査終了です これを持ってB棟の窓口に言って下さい」


ライン検査すべて終了です


車検証更新

B棟へ行って書類をすべて提出して待っていると新しい車検証が渡されました
(定期点検記録簿は提出しないでいいそうです)
うーーーん
車で初めてユーザー車検に合格したときは結構感動したものですが、
今回のバイクの車検はあまりに簡単であっけなかったというのが感想です

ここまで検査が簡略化していると
(1)これなら車検なんて気にしないでいいじゃん
 (2)こんなのなくせばいいのに
と二通りの考えが浮かぶと思います
ちなみに私は(1)です

そうはいってもこれで2年間ここへ来なくていいというのは気分いいかも

次回は2003年4月です