「へ」の巻
ヘイロー

(HALO)

米bungie社のFPSゲーム。
元はMacの傑作SFゲーMarathonとの関係も匂わす予告がでていたが、Appleの展示会MacWorldExpoでスティーブジョブスが派手に紹介した後、こともあろうかMicrosoftにbungieがゲームごと買収されてしまった。そして内容も大幅に変更され、Microsoftの家庭用ゲーム機XBOXの先駆けゲーとして販売された。Marathonファンが育てた優秀なMacゲーメーカーは、UESC政府の戦いをMacユーザーに直接提供しなくなっちまいましたとさ。トホホ。

で、グチもそこそこに内容なんですが、ゲームの面白さは及第点ということで、コンシューマー機ではやっとまともに遊べるFPSが出たといった感じ。ただ発売時期が大幅に遅れたせいか、敵軍が少なく、背景は美しくしかし暗く重たいという、昔のFPSゲーヒット作Unrealと同じ印象は否めない。そりゃ当時はMacG3でも動く内容だったからねえ。最近出たPcMac版はなぜか異様に要求スペック高い・・・。画面暗いのに、敵が撃ってもマズルフラッシュで光ることもなく、位置が把握しづらいのはマイナス。以前より闘いづらい。

進行は途中まではMarathon式を踏襲したいい雰囲気で、しかしいかにも大雑把な仕様変更が入ったような、シナリオの幼稚さがアタマにきます。この後半のデキは、なーんちゃって草薙モトコゲー「Oni」のスタッフの匂いプンプンです。SFシナリオのグレードは、知的で狂気に満ちたMarathonには遠く及ばず、とってつけたようなバンキュッボンAI「コルタナ」お姉さんにキーキーギャーギャー指図されつつすすむホゲホゲコンバットアクション。シナリオははっきり言って映画「物体X」「エイリアン2」「リバイアサン」「プライベートライアン」を足して、5で割った感じ。
買収騒ぎで、多分シナリオライターが未熟者に入れ変わったのでしょう。ファックMicrosoft!マジこんな会社に1銭も投資したくありません。安いのはまーいいけどね。Marathon日本語版は一作あたり一万3千円したから・・・。でもこの投資がMicrosoftのコヤシにされるのが腹立たしい。おっとまたグチが。

サウンドは同社ファンタジーストラテジック「Myth」の音楽担当だから重厚な曲はいい感じです。

設定などはUESCでMarathonと繋がっており、SPNKRミサイルやモルニー装甲スーツ(MarathonではモルニーMark4サイボーグだけど)、シュミの悪いエイリアン、UESCマーク(別名Marathonマーク)、口汚い兵士、原色4カラー野郎BOB市民も出てきます。でも家庭用のせいか、これまでの「Bungie毒」が抑えめ。爆風食らってもハラワタは出ないし、五体四散することもありません。「キルミー!」と泣き叫びながら特攻してくる自爆市民も出ないし。

でももし世界が繋がっているなら、マスターチーフは火星戦争で戦死した兵士を原型とした機械化率20パーセントのサイボーグ戦士(ユニヴァーサルソルジャーかっつーの)なんでしょうねえ。

今度はこの世界で「ミスライア」の「市民500人虐殺事件」でも再現してくれんかな・・・。
(最終更新2004年1月9日)
ヘビーメタル

(HEAVY METAL)

フランスのコミック雑誌。80年代にアニメ映画になった。映画はバイオレンス・セックス描写が多く、日本未公開だった。最近までは。渋谷でちょっと公開してた。オムニバス形式のようだが、悪の宝珠「ロック・ナー」をめぐるストーリーに構成されていて、一見メチャクチャなエピソードがヘンにつながっていて、スゴイ面白かった。大人向け。そーいえばこの中の「デン」のエピソードは、Macの名作3次元(ぽい)アクションアドベンチャーゲーム「Out Of This World」の元ネタになった。オープニングなんかそっくりだった。これはスーパーファミコンで「アウターワールド」というタイトルで発売された。
ヘビーメタル2

(HEAVY METAL F.A.K.K.2)

1999年に映画化された。2000年にCD買って知った。またも日本未公開。Dos/Vゲームにもなった。その後カプコンもアーケードゲームを作った。まんがの森で、コミックが5000円以上した。いいかげん見たい。

最近やっとDVDゲットしました。・・・ゴミ映画でした。
(最終更新2004年1月9日)
ヘル レリクス(第一世代)のラスボス。死の光を浴びせて命を奪う。死角なし!勝てネエよな〜普通の方法じゃ。なんつって。
ヘルボーイ ゴシック・ホラーなアメコミ。チョイクール。マイク・ミニョーラ作。
変態仮面 クロスッ!アゥゥーッ!パンティを正面からかぶることでマスクとし、鋼鉄の肉体にビキニパンツと網タイツにハイヒール!そしてアメコミヒーローのよーなダイナミックなポーズに必殺技!なんだ!この男!・・・ちょっとスパイダーマンに似ている・・・ひそかなファン多し。
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