「ろ」の巻
ロメロ監督 ジョージ・A・ロメロ監督。ハリウッドでなく、なぜかピッツバーグでホラー映画撮るコマッタチャン。

代表作は一連のゾンビ映画「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」「ダウン・オブ・ザ・デッド(邦題:ゾンビ)」「デイ・オブ・ザ・デッド(邦題:死霊のえじき)」です。エヴァンゲリオン映画版の2号機八つ裂きシーンは、完全に「ダウン・オブ・ザ・デッド」を参考にしています。ゾンビは超有名ですし、内臓引っ張るシーンとか、ありゃ間違い無いかな。それほど凄惨な地獄絵図で、低予算ながら技術力・演出力が光ります。そしてゾンビが認識された時の人間社会の描き方もリアリズムを追求した努力が感じられます。細菌兵器のバイオハザードを描いた「クレイジーズ」や悩める吸血鬼青年の悲劇「マーティン」なども、人間社会のメディアの動きをリアルに描こうとしますし、この監督、タダモノではありません。米同時多発テロでピッツバーグに墜落した時は、「ロメロ監督、大丈夫かなあ」とか思ってました。ていうか今消息不明ですが、情報ないスカ?

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