21 TwoOne

Basil






今回はネタバレモード全開なので結果から。











MOE○ 笑い△ シナリオバ×× 操作○ ERO△

SIMOポイント35点












■ S T O R Y ■ - あらすじ -

 母親を病気で失ったその時、主人公は医者になる事を決めた。
 どんな病気にも打ち勝つ事の出来る、苦しんでいる人達を助ける事の
出来る医者になる事を。
 そして、その目標通り彼は医者になった。それも優秀な医者に。
 にもかかわらず、そんな彼を待っていたものは、
当たり前のように起こる『死』との直面だった。
 自分のやっている事に、医者という職業に疑問を感じ、
自信を失っていく毎日。だが、そんな毎日の中で起こった一つの殺人事件。


まず、医療に携わる者ヒューマンドラマとサスペンス期待するも・・

現実の病名の一つも出てこないシナリオ・・・

ヒロインの一人が煩っている病気?人魚病?

へ?病気じゃなくて呪いだって?

舐めとるのか!?


結果的に「どのルートでも治る」が、何故治ったのかが不明のまま・・
ゲーム中は「生きる意志」を強調させていたが、
ふつーそれ以外にも、なんとか治療方法があって始めて「生きる意志」とかを出す物だろ?
原因・治療方法不明の病でそれはないだろ?
(ルートにより、危篤に陥った再の治療方法が、血圧が下がれば無理矢理上げ心臓が止まれば電気ショック(マッサージ)とあるが納得できる?)

オマケに殺人事件とやらも主人公の介入の余地無しに進んでいくし結末も変わらず・・

シナリオ分岐がウリのゲームの割に、主人公の行動はどのヒロインを攻略するか?
の選択以外になく、一本道のシナリオを延々とヒロインGETの為に進むのみ・・
(ルートによっては犯人不明のままとかがあるが、シナリオそのものが変わっているほどでもなし)
それにしても人魚の肉とか呪いとか、何故に折角のシチュエーションを「あっち系」に持っていくのかシナリオ書きの良識を疑ってしまったりもする。
是非ともこのシナリオ書きには「猟奇の檻2」とか殺人事件を扱った「名作迷作?」という物をプレイして反省してもらいたい。


更にエンディングも後日談の「GO」程度しかない上に犯人が罪を自覚していないような終わり方はなに?
人を3人も殺しておいて償う為に看護婦になった?
軽すぎ・・・


ちなみに評価できる点は、各キャラとの日常会話とシステム面の出来であり逆にそれゆえにシナリオの不出来が著しく目立ってしまう。

また余所様で高得点を付けている所が数件見受けられたが、プレイ後に見直してみると「キャラMOE」などが入っていてそのシナリオに対しては逃避が入っている模様(笑)