ウィリアム・シェイクスピア(1564-1616、『人殺しいろいろ』と覚えましょう)は言わずと知れたイギリスの超有名劇作家。
彼の作品はだいたい下記の順番にて書かれたと言われていますが、あくまでも目安であり諸説紛々です。
左の索引からも各ページを閲覧できます。



ヴェローナの二紳士
 The Two Gentlemen of Verona (1590-91)  
◆ 喜劇
   
     女性をめぐる2人の男の友情と裏切り。そして男は山賊に・・・一体彼に何が?

じゃじゃ馬ならし The Taming of the Shrew (1590-93)  
◆ 喜劇 
  
      女性なら、この作品には怒っていいと思う。歪んだ性格には虐待を・・・ってこらこら。

ヘンリー6世 第1部 King Henry VI, Part One (1590-91)  
◆ 歴史劇
        
あのジャンヌ・ダルクが登場。固い絆で結ばれて死んでいくトールボット親子に涙。

ヘンリー6世 第2部 King Henry VI, Part Two (1590-92)  ◆ 歴史劇
        
忠義心あふれる人間が命を落とし、悪い奴らが生き残る。そんな皮肉な歴史を人間は繰り返す。

ヘンリー6世 第3部 
King Henry VI, Part Three (1590-92)  ◆ 歴史劇
        
せめて生きている間は王でいさせてほしい、と哀願するヘンリーの憐れな姿・・・

タイタス・アンドロニカス 
Titus Andronicus (1590-93)  ◆ ローマ史劇/悲劇 
        
手と舌を切断したり、死体をパイにしたり。血の匂いで息が詰まりそうなタイタスの復讐劇。

リチャード3世 
King Richard III (1592-93)  ◆ 歴史劇 
        
王になるため、あらゆる悪事を働くリチャード。強烈にワルだけど、その哀しさが彼の魅力。

間違いの喜劇 
The Comedy of Errors (1593-94)  ◆ 喜劇
        
2組の双子が巻き起こす騒動にイライラ。双子に同じ名前をつけるって、どんな親だい。

恋の骨折り損 Love's Labour's Lost (1594-95)  
◆ 喜劇 
       
 4人の男と4人の女が出会ったら、4組のカップルのできあがり。シンプル・イズ・ベスト!

リチャード2世 King Richard II (1595)  
◆ 歴史劇
        
王冠を失い、失意のうちに死んでいくリチャードに、人生の儚さを感じずにはいられない。

ロミオとジュリエット Romeo and Juliet (1591-96)  
◆ 悲劇 
 
       悲恋物語だけど、爽やかで逞しい2人には怖いものなどない。若いってホント素晴らしい。

ジョン王 King John (1591-96)  
◆ 歴史劇
   
     頑固さゆえに臣下を失う王や、天に向かって城壁から飛び降りる少年。王冠が人生を狂わせる。

夏の夜の夢 A Midsummer Night's Dream (1594-96)  
◆ 喜劇 
        
惚れ薬によって巻き起こる騒動の結末はいかに?あれ、1人だけ最後まで薬が効いたままの人が・・・

ヴェニスの商人 The Merchant of Venice (1596-98)  
◆ 喜劇
        
勧善懲悪、と一言では片付けられないこの話。悪いのはシャイロックばかりじゃないよね。

ヘンリー4世 第1部 King Henry IV, Part One (1596-98)  
◆ 歴史劇 
        
親の心子知らず。でも親が想像する以上に、子供は先のことを冷静に見ているのさ。

ウィンザーの陽気な女房たち
 The Merry Wives of Windsor (1596-98)  ◆ 喜劇
       
 フォルスタッフは嘘つきで、酒飲みで、どうしようもないジイさん。だからこそ皆彼が好きなんだ。

ヘンリー4世 第2部 King Henry IV, Part Two (1597-98)  
◆ 歴史劇 
       
 死ぬ間際に息子と和解できたことが、せめてもの救いかも。ヘンリー王の人生は幸せだったのか?

から騒ぎ Much Ado About Nothing (1598)  
◆ 喜劇 
       
 反発しあいながらも惹かれあう男女と、嘘に騙され簡単に引き裂かれる男女。対照的な2組の恋の行方は・・・

ヘンリー5世 King Henry V (1598-99)  
◆ 歴史劇 
       
 悪友たちと一緒に過ごしていた日々が懐かしい。フォルスタッフもそう感じていることでしょう。

ジュリアス・シーザー Julius Caesar (1599)  
◆ ローマ史劇/悲劇 
  
      ブルータス、お前もか・・・そう言いながら死んでいくシーザーの姿はブルータスの目にどう映ったんだろう。

お気に召すまま As You Like It (1598-1600)  
◆ 喜劇
        
男装して身分を隠し、好きな男の前に現れるロザリンド。恋する女性は男装がお好き。

ハムレット Hamlet (1599-1601)  
◆ 悲劇(4大悲劇) 
       
 父を殺し、母を奪った王に対する復讐への道は、ハムレットを自分探しの旅へと導く。

十二夜 Twelfth Night (1599-1601)  
◆ 喜劇 
     
   生き別れになった兄妹の物語。男装とかしちゃうから話がややこしくなってしまうわけで・・・

トロイラスとクレシダ Troilus and Cressida (1600-02) 
 ◆ 問題劇
    
    恋人と離れ離れになって、心変わりしてしまう女性ってシェイクスピアでは珍しい。クレシダは浮気な女。

尺には尺を Measure for Measure (1603-04) 
 ◆ 問題劇
      
  身分を隠して人々の様子をこっそり窺うウィーン公爵。その姿はまさに遠山の金さんだ!


オセロー Othello (1603-04)  
◆ 悲劇(4大悲劇) 
       
 妻よりも部下を信じたことから起こる悲劇。オセローがもう少し冷静に物事を考えられる男だったなら・・・

終わりよければすべてよし All's Well That Ends Well (1603-05) 
 ◆ 問題劇
      
  本当に終わりがよければ全てよいのか?ちっともよくないじゃん!っていることを気づかせてくれる作品。

アテネのタイモン Timon of Athens (1605)  
◆ 悲劇
       
 人を信じるのは大切なことだけど、その本心を見抜く力も時には必要。人間嫌いになる前に。

リア王 King Lear (1605-06)  
◆ 悲劇(4大悲劇) 
     
   愛情を測ろうとしちゃいけません。測ったり、比べたりできるもんじゃないんです、人の気持ちっていうものは。

マクベス Macbeth (1606)  
◆ 悲劇(4大悲劇)
        
3人の不気味な魔女。彼女たちに導かれて破滅へと突き進むマクベス夫妻の姿には背筋が寒くなる。

アントニーとクレオパトラ Antony and Cleopatra (1606-08)  
◆ ローマ史劇/悲劇 
      
  さすが絶世の美女クレオパトラ、簡単に男の人生を狂わせます。毒蛇に噛まれて死ぬ最期も彼女ならでは。

ペリクリーズ Pericles (1606-08)  
◆ 悲喜劇/ロマンス劇 
        
航海のたび嵐に遭う可哀想なペリクリーズ。家族とも離れ離れになった彼にハッピーエンドは用意されているのか?

コリオレイナス Coriolanus (1607-08)  
◆ ローマ史劇/悲劇
      
  愛国心は強いが、プライドの高さゆえ誤解されやすいコリオレイナス。そんな彼の弱点は母親。


冬物語 The Winter's Tale (1609-10)  
◆ 悲喜劇/ロマンス劇 
     
   家族離散、親子の対立など盛りだくさんのエピソード。そしてひとり熊に食べられるアンティゴナス・・・

シンベリン Cymbeline (1606-10)  
◆ 悲喜劇/ロマンス劇
       
 男装した娘や行方不明の息子たちが一度に現れ、混乱してしまうブリテン王シンベリン。気持ちはよくわかる。

テンペスト The Tempest (1610-11)  
◆ 悲喜劇/ロマンス劇 
        
プロスペローは魔術を封印し、シェイクスピアは筆を置いた。そんな2人の姿が重なります。


ヘンリー8世 King Henry VIII (1612-13)  
◆ 歴史劇 
        
突然離婚したいと言い出す王と、それを拒む王妃の対照的な姿。ああ男って勝手・・・