「エンドアの戦い」から13年が過ぎようとしていたその日、新共和国の最閑職=資産追跡室に勤務するただ一人の調査員、アイダー・ニリカーが手にしたデータ・ファイルは、追跡室発足以来の”事件”だった。帝国軍でもトップクラスの者しか知り得ない、全兵力装備リストが詰まったそのファイルには、スター・デストロイヤー20隻からなる〈ブラック・フリート〉艦隊の存在が記されていた。いまだ未確認の”黒い兵力”はいったいどこの消えたのか。折しも、新共和国元首レイアが平和会見を重ねていたイェヴェサ人の総督ニル・スパーこそ、謎の帝国軍部隊の行方を知る疑惑の人だった・・・。新共和国に新たな影を投げる『スター・ウォーズ』活字銀河の新3部作、いよいよスタート!

作品名

ブラック・フリート・クライシス・シリーズ1嵐の予兆上・下

著者

マイケル・P・キュービー=マクドウェル

訳者

秋友克也

発行所

竹書房