追加オリジナルルール追加装備

　このゲームは、ＡＳＰＥＣＴから発売されている『ガンダム戦記・一年戦争全戦闘記録』を使用して遊ぶＴＲＰＧの
追加オリジナルルールです｡　
　サプリ０４号に載っているルールと公式ＨＰに載っているルール・エラッタに準拠しています。
　このゲームには何種類かのバージョンがあり、基本ルールブックに準拠しているルールは「旧ルール」とします。

**追加装備**
★ダミーバルーン　　ミノフスキー粒子散布下での索敵は、目視が一番有効な手段ですが、それでも音波や光、熱源などの　探査方法が全く使用できないという事はありません、又、ミノフスキー粒子干渉波を利用した新しい索敵　手段も登場し。　一年戦争後のセンサーはこれらが複合する事によって、当時に比べ、向上しています。　これらのセンサー撹乱手段として開発されたのが、ダミーバルーンです。　岩塊やＭＳ、戦艦など色々な形の物がありますが、主に宇宙空間で使用され、基本的には隠密効果を　高める為と、被弾率を低下する為のどちらかの効果を期待できます。
ダミーバルーンルール　　１　・１アクションを消費して自機と同一へクスに、バルーンを放出する。　　　・自機がその場所より動く場合、バルーンはスラスター値６で付いて来る。　２Ａ・隠密時（岩塊、宇宙塵などの形状のバルーン）に使用　　　　　　　　　　　　　　・接近修正に＋４のボーナス修正。　２Ｂ・被弾率の低下（自機と同形のバルーンのみ）に使用　　　　　　　　　　　　　　　・攻撃命中時に使用を宣言する。　　　　　　　　　　　　　　・この効果はバルーンが自機と同一へクスに展開している時のみ有効。　　　　　　　　　　　　　　・１Ｄ６を振り、１～３だった場合、その攻撃はダミーバルーンに当たった事になる。　　　　　　　　　　　　　　・１Ｄ６を振り、４～６が出目の時は、自機にあたります。　　　　　　　　　　　　　　・自機と同一へクス内に、いくつバルーンがあっても、確率は変わらない。　　　　　　　　　　　　　　・同一へクス内にある、ダミーバルーンの個数は使用回数としてカウントする。

★バリュート
　　ＵＣ００８０年代も半ばを過ぎると、ＭＳ運用方法にも技術ノウハウが蓄積され、大気圏外からの降下、
　強襲なども想定されるようになります。
　　その大気圏突入時に使用される装備がバリュートで、ＭＳは胸部に姿勢制御用のバーニアとバルーン
　展開用のランドセルを背負う事になります。

バリュートルール　
　1・ＭＳの反応修正に－１のペナルティー。
　　・特殊能力欄に“大気圏突入”が追加される。

　２・大気圏突入時に攻撃された場合、静止目標として判定される。

★ホバーユニット
　　地上でのＭＳの展開速度の遅さは一年戦争時からの軍の悩みの種でした。
　　その悩みの解決方法が、ドダイに代表されるＳＦＳと、ＭＳ－０９に代表されるホバー機能でした。
　　このホバーユニットはＲＧＭ－７９・ジムなどの脚部を推進ユニット化していない連邦軍製ＭＳが装着
　する事を前提にしていますが、ＲＭＳ－１０６・ハイザックなどにも取り付ける事は可能です。

ホバーユニットルール　
　1・ＭＳの反応修正に－１のペナルティー。

　２・移動方法に「ホバー値８」が追加される。
　　・ホバー値が８以上の機体は「ホバー値＋１」

★メガランチャー
　　宇宙空間で使用するＭＳ用の固定砲台で、２機１組で使用します。
　　２機の内、１機はパワージュネレーターとして扱われ、使用後は行動不能状態となるので、スクラップ寸前の
　ＭＳの胴体だけを取り付けた物もあったようです。
　　ＵＣ００８６年ほどより、ティターンズを中心に一部の部隊に配備され始めましたが、威力は絶大なものの、
　使用するのには時間がかかりすぎるという欠点があり、大規模な作戦以外は使用はされなかったようです。

メガランチャールール　

　・使用時にはエネルギーチャージに５ターン必要。
　・メガランチャーユニット装備時は射撃姿勢の為、静止目標扱いとなる。
　・目標物までの直線距離内に、艦船以下の大きさの目標物があった場合、各部位に同一のダメージを負う。

★発光信号弾
　　ミノフスキー粒子散布下での一番有効な命令伝達手段で、各種の色や明滅を繰り返す発光信号。
　　オレンジ色の発光信号は全軍共通で、停戦合図となっている他、いくつかの規約のある発光信号を
　除けば、各軍で色々と趣向をこらした物が多い。
　　発光信号をキャッチした機体は、ミーティング時に予め渡されているオペレーティングファイル内の
　作戦データを解凍し、各パイロットに伝達する。

発光信号ルール　

　１・ＧＭは、機体の位置に応じて発光信号を受け取る各パイロットの受信難易度を決定する。
　　・通常難易度⇒１０　　　　　　・森や岩塊など障害物のある場所の難易度⇒１５
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・機体が物陰に隠れている⇒２０
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　・発光信号を直接見る事が出来ない⇒３０

　２・発光信号弾の命中判定で、受信難易度を超えていれば各パイロットに送信できた事になる。

　３・ダメージ範囲内の受信した機体は、次ターンのイニシアティブ基本値＋１。
　　・判定時に１０以上の差がある場合、イニシアティブ基本値＋２。
　　・判定時に２０以上の差がある場合、イニシアティブ基本値＋３。

★消化剤
　　コロニー内部での火事は、地上での火事と違い、非常に危険です。
　　酸素に限りがある事、コロニー外壁の構造物にダメージを与える可能性がある事などが、その理由です。
　　この消化剤は旧世紀の物と同じ材質で出来ています。

消化剤ルール　

　・範囲内の火を消化する。ただし、油田等での火災は止める事は出来ない。

★トリモチ
　　コロニーの外壁充填材を使用した物で、電波を吸収する能力を持つ。
　　コロニーに開けた穴を塞ぐのに使用する以外に、ＭＳサイズの機体に攻撃手段として用いて、
　機体の動きを抑える事に使用します。

トリモチルール　

　
　１・命中判定後に、相手側の回避値との差分値をだす。
　　・この命中判定値は相手側のトリモチ脱出判定の難易度となる。

　２・差分値が相手側の脱出に必要なアクション数。ただし、最高差分値は９とする。
　　・このアクションにＴＭＡの変形アクションは１アクションとして含む。
　　・差分値だけアクションを消費すれば自動的にトリモチより脱出する。
　　・トリモチ脱出判定・・・・・・機体のパワー値＋２Ｄ６ ≧ トリモチ発射側の命中達成値
　　・この判定も脱出に必要なアクション数に数える。
　　※・旧ルールでは、１ターンに１回、１アクションを消費してトリモチ脱出判定を試みる事ができる。

種類	精度	射程	ダメージ	使用回数	耐久値	使用技能
○メガランチャー	－２	４０	２８	１	１１	〈砲撃〉

種類	精度	射程	ダメージ	使用回数	耐久値	使用技能
○発光信号弾	±０	6	通信ＢＲ１００	１	１	〈砲撃〉

種類	精度	射程	ダメージ	使用回数	耐久値	使用技能
○消化剤	±０	３	消化ＢＲ１	１	１	〈砲撃〉