562.72km  BARUUNNTURUUN−HOVD  RCP-290.88km

「中央アジア。カザフ人の国へ」

朝焼けのデューンから砂をかきあげてのスタート。遠くに見える湖を目指しCAPで走る。湖を迂回する薄いピストを探し出し、暫くはCAP走行と薄いピストが続く。この湖にはチョウザメが居るらしい。ピストは砂と轍で走り辛いが、湖を過ぎたあたりからメインピストに乗る。しかし穴やクレバスが多くぼちぼち走る。少し大きめの町に入るとモンゴリアンが手を振って迎えてくれる。コマ図にはGSが有ると描かれているがRCPまであと70km位なのでそのまま抜ける。枯れ川やガレ場をはしり草原に出てRCPに到着。

RCPでランチパックを頬張る モンゴリアンが見物に来ている

RCPでランチパックなどを食べうだうだしていると、#1山口氏が到着。RCP手前の草原を横切ってくる時にテールバックを落とした様で、如何したらいいのかオフィシャルに相談している。「そりゃ、RCPからスタートして戻って探すしかねぇーよなぁー。」などと話をしていたら、なんと!見物に来ていたモンゴリアンが馬に乗って探して来てくれたではないか!山口氏感謝感激である。RCPからは広いハイスピードピストに変わる。右手に湖を見ながらひたすら全開!途中で飽きてきて休憩していると四輪がハイスピードで駆け抜けていく。町を抜けてSPECIAL−FINISH。

周りに何も無い高原のピストをハイスピードで駆け抜ける。 ホブドへと向かうリエゾン

リエゾンで今日のビバーク地ホブドへ向かう。ホブドは清朝統治下の時代からすでに西部の中心的都市で、ロシアなどとの交易も盛んだったらしい。町に入ると顔立ち、髪の色がそれぞれ違う住人に出迎えられる。やはり中国・ロシア・カザフスタンと隣同士だからであろうが、とても不思議な雰囲気だ。清朝時代に作られた行政府の土塁の横を通りエアポートへ到着。草原に未舗装の滑走路とターミナル?が在るだけの至ってシンプルな空港である。テントを張っているとシャワーが有るとのこと、早速ターミナルにシャワーを浴びにいく。当然?水だ。それも異常に冷たい!5分も浴びていられないくらい冷たい。それでも埃と汗を流した後は爽快である。汗を流した後はやっぱりビールだ!流石ターミナル!ビールを売っていた。これまた当然の如く冷えては無い。驚いたことに麒麟ラガービールが置いてあった!?なんでやねん?などと考えながら飲み干す。美味い!!だらだらとビールを飲みながら暇をつぶし一日が終わる。


今日の結果 SPECIAL 16位 GENERAL 16位

 

 

 ETAP-5Back