日石 TOUR DE BLUE ISLAND

 

四国全土を使い、本格的なラリーレイドとしては国内最大級の規模で開催される。
毎年5月のGWに7日間、コマ地図による走行、ナイトラン、SS、
全行程約2000kmの3分の1近くがダートだ。

全国から集まるライダーとの出会いも魅力である。


7tbi.bmp (103628 バイト)

The 7th TBI こころが動きだす旅   '95.4.28 - 5.4

松山市郊外にある奥道後に、小雨の中88名のエントラントが集合た。例年120名前後の参加があるが、阪神大震災の影響でキャンセルが相ついだ。また、7月に開催されるラリーレイドモンゴルのため常連組が出場していないので、この人数になった。今回は恒例の帝人特設会場でのプロローグランがキャンセルされ、松山周辺15kmを走るだけのプロローグランとなる。皆速めに帰ってきて奥道後温泉のジャングル温泉で汗を流し、早い時間からビールを飲むのであった・・・・。
17:00からブリーフィング。19:00からウエルカムパーティ。ウエルカムパーティーでは今年始まるラリーレイドモンゴルのプロモーションビデオを公開。素晴らしい風景のなかをバイクが走り抜ける映像にモンゴルを走りたいと誰もが思ったに違いない。
ウエルカムパーティもほどほどに各自マップを貼るために早々と部屋に戻る。ブリーフィング時に配布された全6日分のコマ図を全てロール状にするために深夜まで作業が続くのである。

日石キャンギャルに挟まれてスタート 久万のゲロゲロモトクロコース 広瀬氏もエントラントで出場

翌日、日石キャンギャルに挟まれながら30秒間隔でスタート。さてさて何処へ連れて行ってくれるのかな?と、期待と不安が入り交じりながら山を下る。途中雨が降り出す。そして初日最初のSSにして今大会最悪のSSが待ち構えていた!久万のモトクロス場である。乾いていればなんて事はないコースが、連日の雨によりスペシャルマッドコンディションに変身していたのであた。追い討ちをかけるように雨足も強くなってくる。コースは一度下に下りてから山の上まで上がるような設定になっているようだが、すでに下では泥沼の餌食になっているバイクが多数おり、上は上で渋滞しまくっている様子である。スタートして下っていくとコースが川と化し、ちゅるちゅる・げろげろ状態。いたるところで押し捲っている。何とかパスして登りに入る。中段まで登るとヒルクライムの前で少し渋滞。一気に駆け上がる。上がったところで右ターン!!げっ!そこにはスタック車が・・・・。仕方なくストップしたら最後、2度と自力では登れないのであった。その地点でお互いに助け合いながらバイクを上げていくが、時間だけがむなしくすぎていくので皆でショートカットする。当然ペナルティだがこのままでは次のCPにも遅れてしまうので仕方がない。こうして初日から戦線を離れてただのツーリングと化してしまったである。

2日目からはツーリングみたいなもんで先行しては温泉に入りまくる。何故か行く先々の温泉でフリーライター広瀬氏と出会う。何日かすると朝「今日の温泉は何処?」など聞いてくる。困ったおやじだ!それにしても雨が続く。毎日降る。そして霧も凄い。夜のSSで霧が深く2m先しか見えないのには参った。横の草を見ながらそろそろ走が、速い奴は凄いスピードで駆け抜けていく。「見えてんの?」後ろを付いて行こうとするがすぐに霧に隠れてしまうのでまたもやそろそろ走る。

最終日、雨は上がり最高のツーリング日和。フェリーで大三島へ渡る。のんびりと島を走りながらゴールへ向かう。
初めてのTBIは学ぶことが多く、友達も数多く出来た。四国の自然は素晴らしく、この地で開催してくれたことに感謝!などと思っていたらゴール。7日間のツーリングは終わってしまった。
夜は表彰式とバーベキュー。小雨の降るなかビールを飲むのであった・・・。

 

8tbi.bmp (79256 バイト)

The 8th TBI 愉快・冒険   '96.4.29 - 5.5

10tbi.bmp (104776 バイト)

The 10 th TB  '98.4.28-5.4

 

 

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